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2023年08月11日

新しい食は社会に受け入れられるのか?が鍵となる「代替たんぱく」

先に書いた記事から、フードテックを社会実装するためには、科学・技術の発展が前提となりますが、新規開発食品が我々消費者に受け入れられるか?という「受容性」の課題があると言えます。

フードテックとは違いますが、代替たんぱくとしの「昆虫食」のように、個人的には受け入れ難いものだったりすると広がることはないでしょう。

いや、個人的なだけで「昆虫食」って意外と抵抗ないものですか?


話がそれましたが、食の歴史は、意外とテクノロジーの歴史ともいえると思います。多くのものが生まれては消えて、といった歴史があります。

例えば、包丁は、機械にとってかわられることなく、様々な自然淘汰を経て現在の形に進化してきたと言えます。

新しい食の何が消え、何が残るのか?新規開発食品は何が重要で何が重要でないか?を考えることは意外と難しいかもしれません。

その理由として、車や携帯電話のような他分野のテクノロジーは新しいものが比較的受け入れられやすいのですが、食のテクノロジーの受容は、食べる人の心理、思想、文化、価値観などの影響がかなり大きいからです。

自分なりに考えてみたところで、フードテックによる新しい食が生き残る条件を挙げてみます。

・過去から現在の食の歴史に基づいているか(食の進化論)

・食べる側の心理的な影響を考えているか(食物新規性恐怖)

・個人の価値観に寄り添ったものか(思想、アイデンティティ)

・倫理的に問題がないか

・社会的課題の解決につながるか(持続可能性、動物愛護など)


わたしたちの求める「料理」は、食材や調理法などが限られている場合、選択肢は限定されますが、フードテックの発展は、その制限を解消し選択肢の幅を広げ、それによって自分の価値観により会った多様性のある職を選ぶ機会が増えてくると思います。

最近は、消費者がSDGsなどの社会的課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行う「倫理的消費(エシカル消費)」が取り上げられることが多くなっています。

その背景には、フードテックによって食の生産・加工・流通・消費の幅が広がり、各自が選ぶことができる食品の種類が増えていることがあるでしょう。


最後にちょっとしたお話を、、、、

フランスの美食家として知られるブリア=サヴァランの言葉

「普段何を食べているのか行ってごらんなさい。あなたがどんな人だか言って見せましょう」

というものがあるのですが、今後、過去や現在よりもテクノロジーが駆使された多様な食がより自由に選べる世界においては、食を供給する側、消費する側の両方にとって、より一層責任のある言葉となると思います。



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