コロナ発生時については、後手後手の対応で批判もされた方ですが、その発言内容は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言し、従来の流行地であるアフリカ以外でも感染が急速に広がる事態を重く三田発言をしました。
報道などでご存知の方も多くおられると思いますが、「緊急事態宣言」は最高度の警戒を呼びかけるもので、新型コロナウイルス感染症に出された2020年1月以来となります。
コロナでの失敗？を繰り返すまいとしての発言かもしれませんね。
記者会見でのテドロスさんはサル痘の感染が「さらに国際的に広がる危険があることは明白だ」と指摘しています。
実際のところ、WHOは6月23日と7月21日に専門家による緊急委員会を招集し、緊急事態に該当するか否かについて助言を求めたようですが、緊急委のメンバーの意見は割れ、合意に達しなかったのだそうです。
ところで、サル痘（さるとう）とは何なのか？
サル痘は手や顔に特徴的な発疹のほか、発熱、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が出る感染症です。感染者の大半は軽症で、重症化する例は少ないとされています。
WHOによると、体液や患部の接触などによって感染し、患者は男性間で性交渉をする人が多いとしています。
サル痘は5月以降に、欧米を中心に感染例が増えており、WHOによると、これまでに世界75の国・地域で、1万6000人を超える感染者が確認され、5人が死亡しています。
従来はアフリカ西部や中部で散発的に感染が発生していたが、他の地域に感染が拡大した原因ははっきりとしていないそうです。
日本では感染者はまだ出ていません。
21日時点の米国での感染者は約2600人と1カ月で18倍に拡大した。ニューヨーク市などではワクチン接種を求める人が殺到し、供給が追い付かないという状態。
WHOの緊急事態宣言は感染力や致死率などの分析を基に、「国際的に病気が拡大して他国に公衆衛生の危険をもたらす」うえ、「緊急に国際的な対策が必要」と判断した際に勧告と併せて事務局長が出すそうですが、宣言が出ると、加盟国は検疫の強化などが求められます。
ただし、勧告に拘束力はないというものです。
何がどうなって広がるかわかりません。かといってビビりすぎるのもよろしくないと思います。
メディア発の情報も煽りすぎないで欲しいですよね。
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