2022年09月04日
キユーピーの10月新商品がさらなる値上げを示唆!?
キユーピーの業務用商品、10月1日でご予定の新商品が、マヨネーズ類のさらなる値上げを示唆しているとにわかにザワついています。
その発端となる商品は、「ニューテイストマヨ」の発売です。
「ニューテイストマヨ」は業務用で発売されるマヨネーズタイプの調味料です。
マヨネーズと違うの?という方もおられると思いますが、そこは今回簡単にしかご説明しませんが、「マヨネーズ」の定義である原材料や油分などから外れる「マヨネーズっぽいもの」というところになります。
最大の特徴としては「植物油脂分30%以下」があげられます。従来も「キユーピーハーフ」など油分を減らした商品はありますが、今回は極端に少なくしています。
この背景には、健康志向などよりも「価格の安定性」が挙げられています。
食用油の値上げはご存知の通り未だ衰えることなく上がり続けています。1年に3回、4回値上げなんて自分は経験がありません。
こうした製品コストに大きく影響を与える「油」を減らす事で、原料高騰の影響を小さくしようという事なんです。
実際業務用ルートでもマヨネーズは春の値上げに続き、10月にも予定されています。その先についても「ない」とも言えない状況。
そこで発売される「ニューテイストマヨ」ですが、発売当初からの価格設定が、従来のマヨネーズよりも高いんです。多少は近い価格、または安い!なんてこんなときでも価格的なメリットがあるのかと思いきや高い!
「これじゃまだ見えない先の価格に憂慮したとしても導入はむずかしい」そんな話をするや否や、「条件出しますよ」てなことで、簡単に条件がついたんです。※条件=値引
設定単価は、先のマヨネーズの値上げを考えて高めに設定している。市場のマヨネーズ価格が上がって来た時、やっと取り上げられる商品として準備しておく、、、、そんな印象を受けました。
「ニューテイストマヨ」は、油の高騰の影響を受けにくいように、配合比を下げていますが多少なりとも影響を受けます。だからそれなりの余力を持っての価格設計になっています。
現段階で導入を考えるならば、がっちり条件交渉して導入すべきでしょう。ここはキユーピーの担当者も快く引き受けるはずです。
ちなみに、「ニューテイストマヨ」の規格は、1,070gボトル、1kg袋、10kgと3種類の規格で展開予定ですが、ボトルタイプの1,070gという規格が中途半端。
なぜこんな規格になったのか?
それは、比重の関係だそうです。
マヨネーズには、定義があるのですが、植物油分が70%ほどとなります。一方「ニューテイストマヨ」は植物油分が30%以下となっており、水よりも軽い油の配合が多いほど、量の割に軽くなります。
つまり、ニューテイストマヨの方が、従来のマヨネーズに比べると同じ量でも、重いという事です。
こうした前提で、1kgボトルに「ニューテイストマヨ」をぴったり1kg詰め込むと、上の部分の空白が大きくなってしまいます。あたかも量が少なく入っているかのように。
そうなると見た目も悪いですし、商品の劣化を防ぐために窒素を充填する量も増えてしまいます。
なので、マヨネーズと同じくらい目いっぱいボトルに詰め込むと「1,070g」になってしまう。。。という事でした。
なので、例えば1本当たりの価格を比較する場合も、kg単価でならしてみないといけません。
いずれにせよ「価格」への訴求を謳った「ニューテイストマヨ」の登場が、この先のマヨネーズの値上げを示唆しているという見方になるわけですね。
でも味がどうしても違いますからねぇ。。。サンプルを試食した感じ、酸味が目立ってしまっている所が気になりました。油分が少ないせいでしょうかね。良い言い方をすれば、卵のコクが強いとも言えるかもしれません。
いろいろな思惑が見え隠れする新商品の登場です。
その発端となる商品は、「ニューテイストマヨ」の発売です。
「ニューテイストマヨ」は業務用で発売されるマヨネーズタイプの調味料です。
まだパッケージに入っていない裸のサンプルです |
マヨネーズと違うの?という方もおられると思いますが、そこは今回簡単にしかご説明しませんが、「マヨネーズ」の定義である原材料や油分などから外れる「マヨネーズっぽいもの」というところになります。
最大の特徴としては「植物油脂分30%以下」があげられます。従来も「キユーピーハーフ」など油分を減らした商品はありますが、今回は極端に少なくしています。
この背景には、健康志向などよりも「価格の安定性」が挙げられています。
食用油の値上げはご存知の通り未だ衰えることなく上がり続けています。1年に3回、4回値上げなんて自分は経験がありません。
こうした製品コストに大きく影響を与える「油」を減らす事で、原料高騰の影響を小さくしようという事なんです。
実際業務用ルートでもマヨネーズは春の値上げに続き、10月にも予定されています。その先についても「ない」とも言えない状況。
そこで発売される「ニューテイストマヨ」ですが、発売当初からの価格設定が、従来のマヨネーズよりも高いんです。多少は近い価格、または安い!なんてこんなときでも価格的なメリットがあるのかと思いきや高い!
「これじゃまだ見えない先の価格に憂慮したとしても導入はむずかしい」そんな話をするや否や、「条件出しますよ」てなことで、簡単に条件がついたんです。※条件=値引
設定単価は、先のマヨネーズの値上げを考えて高めに設定している。市場のマヨネーズ価格が上がって来た時、やっと取り上げられる商品として準備しておく、、、、そんな印象を受けました。
「ニューテイストマヨ」は、油の高騰の影響を受けにくいように、配合比を下げていますが多少なりとも影響を受けます。だからそれなりの余力を持っての価格設計になっています。
現段階で導入を考えるならば、がっちり条件交渉して導入すべきでしょう。ここはキユーピーの担当者も快く引き受けるはずです。
ちなみに、「ニューテイストマヨ」の規格は、1,070gボトル、1kg袋、10kgと3種類の規格で展開予定ですが、ボトルタイプの1,070gという規格が中途半端。
なぜこんな規格になったのか?
それは、比重の関係だそうです。
マヨネーズには、定義があるのですが、植物油分が70%ほどとなります。一方「ニューテイストマヨ」は植物油分が30%以下となっており、水よりも軽い油の配合が多いほど、量の割に軽くなります。
つまり、ニューテイストマヨの方が、従来のマヨネーズに比べると同じ量でも、重いという事です。
こうした前提で、1kgボトルに「ニューテイストマヨ」をぴったり1kg詰め込むと、上の部分の空白が大きくなってしまいます。あたかも量が少なく入っているかのように。
そうなると見た目も悪いですし、商品の劣化を防ぐために窒素を充填する量も増えてしまいます。
なので、マヨネーズと同じくらい目いっぱいボトルに詰め込むと「1,070g」になってしまう。。。という事でした。
なので、例えば1本当たりの価格を比較する場合も、kg単価でならしてみないといけません。
いずれにせよ「価格」への訴求を謳った「ニューテイストマヨ」の登場が、この先のマヨネーズの値上げを示唆しているという見方になるわけですね。
でも味がどうしても違いますからねぇ。。。サンプルを試食した感じ、酸味が目立ってしまっている所が気になりました。油分が少ないせいでしょうかね。良い言い方をすれば、卵のコクが強いとも言えるかもしれません。
いろいろな思惑が見え隠れする新商品の登場です。
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