2021年10月27日
さんま漁獲量据え置き、、、意見交換会
10月26日の水産庁の発表、来漁期(2022年1〜12月)におけるサンマの漁獲可能量(TAC)改定に関する意見交換会の内容です。
今漁期等量(前漁期比4割減)となる15万5335トンが提案されました。
北太平洋漁業委員会(NPFC)の決定に従った措置です。漁業者からは、今後の国際管理の充実を求める声はあったようですが、特に反対意見はなく、今回の内容を踏まえて、水産庁はサンマTACについて、11月中旬ごろの水産政策審議会資源管理分科会で決定する予定となります。
日本はサンマTACを15年漁期以降、6漁期連続で26万4000トンに据え置いていました。
ただ、サンマ資源の減少や過剰漁獲を示す科学分析などから、今年2月のNPFC会合で、22年まで北太平洋のサンマ年間漁獲枠を現行枠より4割削減することに合意しました。
公海と排他的経済水域(EEZ)の総枠は33万トン強となります。
これを受けて、日本も今漁期のTACを削減していました。
まぁ、33万トンの総枠は18年の総漁獲43万トンより少ないわけですが、19年の19万トンより多く、実際に漁獲を抑える効果があるかは、、、、微妙。
水産庁は2月に「サンマは変動しやすい(環境要因などで急回復し得る)資源。22年までに回復すれば(33万トンの枠でも漁獲を抑える)意味のある措置」としていましたが、「持続的利用が可能とは言い切れない。よりしっかりした管理措置をつくりたい」としています。
つまり、今後の枠削減を目指す姿勢となります。
北太平洋総枠のうち公海での獲り分は19万8000トン、日本・ロシアのEEZは13万5750トンで、総枠のうち41%をEEZが占めます。
19年のサンマ漁獲のうちEEZ内は12%にとどまったこと、日本の漁獲がEEZ主体であることを考えると、日本にとって有利な配分になったといえるでしょう。
26日の意見交換会で気になったのは、水産庁の説明で、サンマに脂がのらない夏前の操業規制を訴えているものの、夏前からサンマの獲れる公海で漁業をしている国々が、同時期の操業規制に反対しているそうです。
資源の事も考えて欲しい!こっちは我慢してるんだし!とか思っちゃいます。
実際いる事はいるんですが、獲れない、、、ってはなしもありますね。
みなさんは旬のさんまをどれだけ食べましたか?
今漁期等量(前漁期比4割減)となる15万5335トンが提案されました。
北太平洋漁業委員会(NPFC)の決定に従った措置です。漁業者からは、今後の国際管理の充実を求める声はあったようですが、特に反対意見はなく、今回の内容を踏まえて、水産庁はサンマTACについて、11月中旬ごろの水産政策審議会資源管理分科会で決定する予定となります。
日本はサンマTACを15年漁期以降、6漁期連続で26万4000トンに据え置いていました。
ただ、サンマ資源の減少や過剰漁獲を示す科学分析などから、今年2月のNPFC会合で、22年まで北太平洋のサンマ年間漁獲枠を現行枠より4割削減することに合意しました。
公海と排他的経済水域(EEZ)の総枠は33万トン強となります。
これを受けて、日本も今漁期のTACを削減していました。
まぁ、33万トンの総枠は18年の総漁獲43万トンより少ないわけですが、19年の19万トンより多く、実際に漁獲を抑える効果があるかは、、、、微妙。
水産庁は2月に「サンマは変動しやすい(環境要因などで急回復し得る)資源。22年までに回復すれば(33万トンの枠でも漁獲を抑える)意味のある措置」としていましたが、「持続的利用が可能とは言い切れない。よりしっかりした管理措置をつくりたい」としています。
つまり、今後の枠削減を目指す姿勢となります。
北太平洋総枠のうち公海での獲り分は19万8000トン、日本・ロシアのEEZは13万5750トンで、総枠のうち41%をEEZが占めます。
19年のサンマ漁獲のうちEEZ内は12%にとどまったこと、日本の漁獲がEEZ主体であることを考えると、日本にとって有利な配分になったといえるでしょう。
26日の意見交換会で気になったのは、水産庁の説明で、サンマに脂がのらない夏前の操業規制を訴えているものの、夏前からサンマの獲れる公海で漁業をしている国々が、同時期の操業規制に反対しているそうです。
資源の事も考えて欲しい!こっちは我慢してるんだし!とか思っちゃいます。
実際いる事はいるんですが、獲れない、、、ってはなしもありますね。
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