2018年06月29日
ドライアイスの出荷制限開始!
ドライアイスの深刻な品不足に対応して、メーカーが大規模な出荷制限に動き出しました。
大手の日本液炭や昭和電工ガスプロダクツは6〜7月の出荷量を顧客の要請に対し、4〜5割減らす対応。最大手のエア・ウォーター炭酸は3割制限とするようです。
ちなみに大手3社の国内シェアは合計9割を超えます。これから夏本番を迎えるわけですが、宅配や食品業界への影響が懸念されますね。
日本液炭の営業担当者談「ここまで大規模な出荷制限は過去10年で記憶にない」と語っています。昨年夏も品薄で出荷を制限するメーカーがありましたが、ほんの一部でした。今年は各社が過去にない規模で実施しています。
輸入元として期待される韓国からも「品不足感が強く、十分に輸入できない」という話。
ドライアイスの製造は原油を精製してガソリンなどを生産する過程で生じる炭酸ガスからつくられます。今年は製油所で小規模なものも含めて30件前後のトラブルが発生しており、炭酸ガスの供給が減ったことが要因の一つ。製油所の統廃合を促す「エネルギー供給構造高度化法」などを受け、原油処理量が10年で2割減ったことも響いています。
ドライアイスの需要は年35万トンあるとされていますが、このうち7〜8割は宅配業の食品保冷向けといわれています。お中元商戦を迎えて需要は盛り上がるわけですが、原料不足で生産が追いつかない・・・宅配業者を中心に、ドライアイスの調達難が広がるのは必至です。
大手の日本液炭や昭和電工ガスプロダクツは6〜7月の出荷量を顧客の要請に対し、4〜5割減らす対応。最大手のエア・ウォーター炭酸は3割制限とするようです。
ちなみに大手3社の国内シェアは合計9割を超えます。これから夏本番を迎えるわけですが、宅配や食品業界への影響が懸念されますね。
日本液炭の営業担当者談「ここまで大規模な出荷制限は過去10年で記憶にない」と語っています。昨年夏も品薄で出荷を制限するメーカーがありましたが、ほんの一部でした。今年は各社が過去にない規模で実施しています。
輸入元として期待される韓国からも「品不足感が強く、十分に輸入できない」という話。
ドライアイスの製造は原油を精製してガソリンなどを生産する過程で生じる炭酸ガスからつくられます。今年は製油所で小規模なものも含めて30件前後のトラブルが発生しており、炭酸ガスの供給が減ったことが要因の一つ。製油所の統廃合を促す「エネルギー供給構造高度化法」などを受け、原油処理量が10年で2割減ったことも響いています。
ドライアイスの需要は年35万トンあるとされていますが、このうち7〜8割は宅配業の食品保冷向けといわれています。お中元商戦を迎えて需要は盛り上がるわけですが、原料不足で生産が追いつかない・・・宅配業者を中心に、ドライアイスの調達難が広がるのは必至です。
タグ:ドライアイス
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