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2018年02月22日

野菜高騰はいつまで続く?冷凍野菜をお勧めします

野菜の高騰には頭を悩ませます。しかしながら、冷凍食品を扱う我が社の出番が来たようにも思います。


細菌は、冷凍の野菜の出荷数が伸びていて、家庭用の冷凍食品メーカーも同じような推移だそうです。堅調な売上。
 

日本海側を中心とする記録的な大雪と低温による影響が明らかになると同時に、葉物関係も冷凍に切り替えている先が増えています。


農林水産省は13日、北海道や北陸などで500棟を超える農業ハウスと畜舎で損壊が発生したと発表しています。ホウレンソウなど一部の葉物野菜は全国的な低温の影響で生育の遅れも出ており、野菜の高値が長引く可能性も考えられます。降雪が続けば、国内経済への打撃は大きくなるでしょう。


「まずは被害状況を速やかに把握する」ってなコメントは斎藤健農相。13日の閣議後の記者会見で話しています。積雪で被害状況の調査が進まない自治体も実際は多く、全容判明には時間がかかるらしいです。


全国的な低温や降雪で、心配される野菜の価格上昇ですが、現在は昨年10月の長雨と台風、その後の低温で野菜の生育が悪化し、価格高騰は免れる事ができていません。


キャベツなどは今年1月中下旬になって価格が下がったのですが、大雪や寒波の発生で再び上昇する兆しが出ていますし、2月第1週の東京・大田市場での卸値をみると、キャベツやホウレンソウ、ハクサイは前年同時期より9割高から2倍で取引されています。


都内スーパーではキャベツが1玉300〜400円、ホウレンソウが1袋(約150グラム)200円前後だそうです。葉物野菜は平年の3割高〜2倍、昨年末に比べても1〜2割高い水準です。


自分たちの近くではハクサイの主産地、茨城県では1月以降の降雪や低温で葉に傷みが発生し、春に出回るハクサイも作付けが遅れています。今後の天候次第になると思いますが、JA全農いばらきは出荷が本格化する時期が遅れるかも・・・なんて話をしていました。


これを受けて、総務省は被害の大きい自治体に対し、除排雪費用などを特別交付税で支援する考えです。13日の会見で「十分な手当てをしていきたい」と万全を期す考えを示していますが、除排雪の費用は例年300億〜400億円程度、今年はかなり配分額が大きくなると考えられます。これって、地方財政にも支障がでるでしょうね。


大雪の影響をもろに受ける福井県では、西川一誠知事が企業に操業開始時間の繰り下げを求め、車の利用を控えるよう呼びかけていましたね。ガソリンなど燃料の不足を懸念する声もあります。輸送の遅延などで営業を止めるガソリンスタンドも出たもようで、自然界の環境変化への対応に後手後手となる事態です。


ここ数年の商売もそうですが、「今まで通り」は通用しない、何が起こるかわからない世の中になってきましたね。


タグ:野菜高騰
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