2017年01月20日
TAC半減!? スルメイカの状況
しかし、今シーズンのスルメイカは記録的な不漁となっています。先日、意見交換会が開催され水産庁からある考えが示されました。
「次期のTAC(漁獲可能量)は今期のおよそ半分」
TACとは「海の憲法」と言われる国連海洋法条約に関係しており、この条約では沿岸国に対して排他的経済水域を設定する権利を与え資源の利用権を認めています。それと同時に締結国はその水域における生物資源の保存・管理措置をとる義務を課されることになっており、その手段としてTACがあるのです。
この「漁獲可能量」(TAC) とは漁獲量がその数量を上回らないように管理する為に設定されています。している。当初TAC魚種として6魚種が設定され、後にスルメイカが追加され7魚種となっています。
ちなみに定基準として3点が挙げられています。
@漁獲量が多く、国民生活上で重要な魚種
A資源状態が悪く、緊急に管理を行うべき魚種
B日本周辺で外国人により漁獲されている魚種
こうした中、スルメイカは今期の約半分13万6000トンとなる見込み。一昨年から見れは1/3の量です。
すでに刺身用のスルメイカなど、マグロより高い商材となってきており、今後の見通しも暗い事が判明しました。
各社、終売・休売・値上げと言う対応が続いていますが、「いっそ辞めてしまえ」と言う事で、廃業する原料加工場も少なくない状況です。
自然の恵みでもあり、原因として出てくるものも結論的には私たち人間の行いだという事に行き着くわけですが、これによって職を失う人が出てしまうというのは、厳しい世界だと感じます。
「次期のTAC(漁獲可能量)は今期のおよそ半分」
TACとは「海の憲法」と言われる国連海洋法条約に関係しており、この条約では沿岸国に対して排他的経済水域を設定する権利を与え資源の利用権を認めています。それと同時に締結国はその水域における生物資源の保存・管理措置をとる義務を課されることになっており、その手段としてTACがあるのです。
この「漁獲可能量」(TAC) とは漁獲量がその数量を上回らないように管理する為に設定されています。している。当初TAC魚種として6魚種が設定され、後にスルメイカが追加され7魚種となっています。
ちなみに定基準として3点が挙げられています。
@漁獲量が多く、国民生活上で重要な魚種
A資源状態が悪く、緊急に管理を行うべき魚種
B日本周辺で外国人により漁獲されている魚種
こうした中、スルメイカは今期の約半分13万6000トンとなる見込み。一昨年から見れは1/3の量です。
すでに刺身用のスルメイカなど、マグロより高い商材となってきており、今後の見通しも暗い事が判明しました。
各社、終売・休売・値上げと言う対応が続いていますが、「いっそ辞めてしまえ」と言う事で、廃業する原料加工場も少なくない状況です。
自然の恵みでもあり、原因として出てくるものも結論的には私たち人間の行いだという事に行き着くわけですが、これによって職を失う人が出てしまうというのは、厳しい世界だと感じます。
タグ:するめいか
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