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2017年01月26日

新海苔の生産状況は?今年の海苔相場

昨年は業界に大きなショックを与えましたね。


海苔の話。


現時点の情報と、これからの展望を予測してみました。海の状況は常に変わりますのであくまでも個人的な予測として。


といっても、業界筋からの情報なので、私の業務においても参考にしています。


過去の年度別の総生産枚数と予測から


平成26年度  82億枚

平成27年度  74億枚 
  →昨年度 大不作でしたね。

平成28年度  70億枚!? 
  →今年度の着地と見込まれます。


昨年度の状況として


エルニーニョ現象による海水温の高い時期に新海苔網を海に張り、海苔芽が病気になって失敗したところが多かった事などあります。


生産者は例年通りの時期に網を張って早くおカネに変えたい!と言うのが本音。その為、海水温が下がるのを待てなかったんでしょうね。


全国的にみても各産地で前年割れの生産量で着地し、品質も前年度に比べると減少。74億枚の生産量の中でも例年より品質ダウンの海苔も相当多かったのが事実です。


結果として、1年間安定供給をする為の原料仕入れができた海苔メーカーはごく一部。ほとんどは7分目以下だったと言います。


今期の現状として

【今期は4年連続の不作年またさらなる高値か!?】

昨年度はエルニーニョ、今期はラニーニャ現象に見舞われました。ラニーニャは定期的に歓談を繰り返すので、寒くなって海水温が下がっても、そのあとすぐに気候が暖かくなり、海水温を上昇させます。


昨年の反省から海苔の網の張りこみ時期を10日ほどずらして海水温の低下を待ってから網を張っても、海水温が上昇すればアカクサレという病気が発生したり・・・どの道悪影響です。


ご存知の方もおられると思いますが、主に有明海(全国生産量の50%を占める産地)でこのような状況が発生した為、大手CVS(セブン、ローソン、ファミマ)など熾烈な海苔戦争が社内でも起きていました。


こんな状況の中九州産海苔の入札も行われました。


しかし事件はここで。


海苔漁獲量1位の「佐賀県」と3位の「福岡県」の各共販所が主催する新年1回目の入札会が”中止”となる事態が発生。業界関係者も、主要産地での「中止」は記憶にない・・・・なんて。


これは、海水温の上昇などが原因で、年末予定の網の張りこみが年明けまで遅れてしまった事に起因しており、宙に浮いた収穫分は佐賀26日、福岡27日の2回目入札に組み込まれるのだとか。


資金力の弱いメーカーには原料が行き渡らない状態はまだまだ続きそうです。


ちなみに、量販店(コンビニなど)のおにぎり向けを調達する上位メーカーの大量買いが入るのは間違いないのですが、ギフト用としての御三家、山本山・山本海苔店・山形屋海苔店が絶対必要量の確保にも入るでしょう。


2月以降の入札が激化して混乱を招く事が懸念されます。


いったいどうなってしまうのか?大変心配なところでもあります。



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昨年の海苔の記事 →


海苔の裏話 →

タグ:海苔
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