「自然薯」を掘りに行きました
■自然薯の一口メモ
自然薯は”じねんじょ”と呼びます。学名(Diossorea Japonica Thunb)といい
日本原産の野生種で、
「自然生」などと呼ぶこともあるようです。
その名の通り、自然に生え、山野に自生している貴重な品です。
♪栽培種と自然薯という風に分けられています。
ナガイモと自然薯はとろろにするとよく似ていてわかりにくいのですが、
植物分類学上では明らかに違う種類だとされています。
★自然薯は栽培の山芋とは粘りも風味も格段に違います。
■自然薯は山深い自然の環境で
夏に其の葉っぱで所在が確認されて、秋口に掘り出しに行きます
・昔は十月下旬の稲刈りの休憩にやますそに自然薯を掘りに行き、
ついでに「むかご」も収穫したということがあったようです。
♪下記の収穫地は「里山」です、比較的収穫が楽なようですね。
↓ ↓ ↓
■長いもの栽培法
砂地の水はけのよい所で栽培されています
プラのパイプを横にして栽培される事が多いようです。
・収穫しやすい様に ・成長が良い様に
■栄養価と特徴では
・滋養…
たんぱく質・ビタミン・ミネラル等、それ自身の栄養価が高いという。
・強壮…
「ぬるぬるとしたものは体に良い」などとも言われますが、
自然薯のヌルヌルにも体に良い物質が含まれています。
粘り気の秘密はムチンという物質で、
常食すると、基本体力を増強し、
虚弱体質・呼吸器障害・ノイローゼ等に効果があると言われています
「山薬」「じょよ」「唐薬」などと呼ばれ、
漢方薬として強壮滋養剤に使われています。
・強精…
生殖機能を高めるアルギニンを豊富に含有すると共に、
スタミナの増強に効果を発揮すると言われています。
貝原益軒の「養生訓」ではとろろで精力がつきすぎ、
世の男女関係が乱れるのを心配したというくだりがあります。
♪「むかご」と 収穫した「自然薯」
★料理の仕方
・とろろ汁
すりおろして行くと、その粘着力が素晴らしい
器を逆さまにしても、下に落ちません、それほど粘り気が強いネ。
自然薯はやはり「とろろ汁」が最高でした。
・カットして焼く
・海苔巻き揚
等々盛り沢山の料理法が有ります
♪漬物に
山芋の皮をむき「カットして漬物」に
・山いも味噌漬け味 ¥670
・山いもしそ風味味 ¥670
信州漬物「峠のおつけもの」で販売中
↓ ↓ ↓
★むかご
自然薯や山芋が、子孫を効率的に増やす目的で、
つるの途中(葉の付け根)にたくさんつくる
5mm〜10mm程度の小さなイモのことです。
生ならシャキシャキとした歯ごたえを楽しむことが出来、
炒ったり塩茹でにしても美味しいです。
・自然薯はむかごとはまた別に、
軽い羽根状のからに包まれた種を着けます。
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