楽器屋でYAMAHAのFG3とFG5を試奏しました。両方ともピックアップが付いていない純粋なアコースティックギターです。
最初にFG3を弾きました。アルペジオでは、音が綺麗で分離も良かったです。そして、ストロークでは、軽快な音と大きな音量で、僕の好みでした。また、低音も充分に出ており、低音弦を中心に弾いても良い音でした。ネックは太くもなく細くもなくてちょうど良かったです。そのため、弾きにくさは感じませんでした。このギターはどちらかといえばストロークに向いていると思いました。アルペジオの音も良かったのですが、充分な低音とストロークの軽快さがストローク向きと思いました。マホガニー系が好きなストロークプレイが中心の人ならば、気に入ると思います。
次に、FG5を弾きました。FG5の見た目は、ピックガードの色以外はFG5と同じでした。アルペジオでは、FG3よりも若干音が明るかったです。それでも音が綺麗で分離も良かったです。そして、ストロークでは、FG3と同じく軽快な音と大きな音量で、僕の好みでした。また、低音も充分に出ており、低音弦を中心に弾いても良い音でした。ネックはFG3と同じく太くもなく細くもなくてちょうど良かったですが、ボディの重量がFG3よりも若干重かったです。このギターもどちらかといえばストロークに向いていると思いました。アルペジオの音も良かったのですが、充分な低音とストロークの軽快さがストローク向きと思いました。このギターもマホガニー系が好きなストロークプレイが中心の人ならば、気に入ると思います。
今回の試奏したFG3とFG5は、良いギターでした。J-45を持っていなかったらどちらかを買っていたと思います。また、今回の試奏したFG3とFG5の音は、弾き比べなければわからないほど僅かな違いしかなかったので、日本製やハードケースにこだわりがなければ、FG3でも充分だと思いました。FGシリーズが好きな人や新しいアコギを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
FG3とFG5についてはこちらを参照してください。