HSH仕様のストラト用配線済みキットObsidianWire Custom HSH for Strat登場
ObsidianWireからHSH仕様のストラト用配線済みキットCustom HSH for Stratが発売されます。
シングルコイルとハムバッカーを組み合わせたストラトを構築するときに、ボリュームコントロールの抵抗をハムバッカー向けに500kΩにするかシングルコイル向けの250kΩをそのまま維持するかというのが悩みの種となります。しかし、Custom HSH for Stratは、スイッチの位置によってこれらを切り替えることができるようです。ネックとブリッジポジションでは500kΩ、ミドルとミックスポジションでは250kΩとなり、常に理想的なボリュームコントロールを行うことができるようです。そして、3つのノブはマスターボリューム、ネックとミドルのトーンコントロール、ブリッジトーンコントロールの構成となるようです。また、5Wayスイッチの第2ポジションではブリッジのハムバッカーが、第4ポジションではネックのハムバッカーがスプリットコイル(コイルタップ)となり、ミドルとミックスされるようです。こうすることで、ストラトの伝統的なハーフトーンを作ることができるようです(この機能を使用するにはブリッジとネックピックアップが4コンダクターケーブルである必要があります)。さらに、ボリュームを下げたときにもクリアな音色を保つため、 ObsidianWire Custom Spec Treble Bleed Modも施されているようです。これにより、ボリュームを下げてもポットを低域だけが通り、高域のシグナルラインが分かれることで音の濁りを軽減するようです。
Custom HSH for Stratは取り付けがとても簡単で、ハムバッカーのノースとサウスのスタート/フィニッシュ、シングルコイル、アウトプットそれぞれのホットとコールドをエンフォースコネクタに、ハムバッカーのベア、ブリッジ、ボディのグランド線をまとめてネジで固定して接続するだけで、はんだも不要のようです。また、アウトプットジャックも付属しているようです。
Custom HSH for Stratは、アメリカとメキシコ製のフェンダーHSHストラトに直接フィットするよう設計されているようです(ハムバッカーは4芯ケーブルのタイプに適合)。また、インチサイズのポットを使用しているため、日本製モデルの場合は、インチサイズ用のノブとピックガードの穴を3/8インチ(10mm)に広げる作業が必要となるようです。
ObsidianWireからHSH仕様のストラト用配線済みキットが出ますね。HSH仕様のストラトを持っている人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Custom HSH for Stratについてはこちらを参照してください。
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