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2016年12月01日

JETBOILを使う(2016年12月)

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 自遊人JackはJETBOILを使い続けています。いろいろなバーナーをテント泊で試しましたが、結局、縦走を前提に考えると、重量が軽く、風に強いバーナーが生き残りますね。現地でのガスの燃費もすこぶる優秀でした。以下に良いところ、悪いところなどの実力を紹介いたします。




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今回紹介する主要なクッカーはこの2点になります。当初写真左のチタンクッカーを入手しました。軽くて美しい外観でありましたが、チタンの特性上(アルミとの熱伝導率の違い)から料理には全く持って合いませんでした!瞬間的にお湯は沸くのですが、温度の上昇が局部的なのでおよそ料理には合いませんでした。すぐに沸騰し吹きこぼれを起こしてしまいます。写真右はアルミの1Lクッカー(チタンは0.8L)ですが、こちらは良好です。容量が1Lに増えたこともありますが、クッカー全体が均等に温まり料理には適しています。鍋料理を含む各種の山料理が可能です。



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またJETBOILはフレックスリングと呼ばれる金属を折り返したリングが鍋底についています。これが風をさえぎり、熱量を確保する具体的な仕様となっています。しかしながらチタンクッカーの場合、これが早期に破損します(写真左)。チタンの材料的な問題かもしれませんが、使用を繰り返すうちにフレックスリングが本体より剥がれて単なる普通の鍋になってしまいます。こうなるとお湯を沸かすのにも時間がかかりますが、問題なのは炎がクッカーを回り込んで本体の外側に回ってくるので、本体の保温用の生地を焼いてしまうので使用不可になってしまうことです。写真右のようにフレックスリングがしっかりとしていれば、最高に効率の良いクッカーであると思います。



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こんなことから1L Shortのクッカーが当面ベストですね。1L Short クッカーは、直径が大きく丈が短いので鍋料理などにも最適です。また食事後の掃除がやりやすいのもありがたいですね。



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参考にJETFOILの鍋やフライパンも紹介いたします。こちらも同じ考えでフレックスリングが付いています。性能的にはすこぶる優秀です。また鍋やフライパンを使う時には、付属のアタッチメントを使う必要があります。これらの鍋、フライパンも料理は気分良くできますが、テント泊を前提に考える重量が増えますので、やはり軽量な1L Short クッカーがベストですね。大概の料理はこのクッカーでできてしまいます。 最後に燃費の話になりますが、通常の小型のカートリッジであるJB-100でも、夏場の北アルプスで朝晩毎日使う9泊10日を行いましたが、JB-100ひとつでまだ余裕がありました。すごくありがたいことですね。

ではではまた

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posted by Jack at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | バーナー
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プロフィール:自遊人のJackです。
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2015年の夏で長らく勤めたサラリーマン生活に終止符を打ちました(依願早期退職)。2016年の夏に百名山を達成し、その後、残っていた3000m峰も登り、一区切りしました。現在は、さいたま市【やまざ器】にて焼き物製作販売・陶芸教室を主催中です。これからも色々なチャレンジを進めていきたいですね。
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