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2016年11月22日

スポルティバ KARAKORUM HC(2016年11月)

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 中長期の縦走用登山靴としてスポルティバのKARAKORUM HCを使い続けてきました。新品で購入後、2度ソールの張り替えを実施し現在に至っております。使い込むにつれ、非常に信頼性の高い登山靴であることを再認識しています。アッパー部は北イタリアのペルワンガー社の防水レザーを使っているようですが、足に非常によく馴染む割には型崩れも起きていません。またハイカットの靴なので足首周りの動きやすさが気になりますが、全く問題ありません。いや問題ないどころか何度も足首を捻挫するような場面で救われています。どうしても縦走時にはザック重量は増え(15kgから20kg相当)、歩行時間も長くなり足裏、足首、膝、股関節などへの負担が増えてくるものです。今まで足のトラブルを回避できているのもこの登山靴の助けがあったからだと思っています。 自遊人Jackの場合、年間の山行日数が120日程度になるので、同じ登山靴をメンテナンスなしで何シーズンも使えるということはないのですが、ソール(ラウンドラバー含む)を張り替えることで使用できる日数を伸ばしています。下記に張り替え履歴の概略を書いてみました。

1. 新品にて購入
2. 初回張り替え:購入後66日の山行にてソール、ラウンドラバー張り替え
3. 2回目張り替え:初回張り替え後30日にてソール、ラウンドラバー張り替え(ラウンドラバー無償修理)。同時に3D FLEX SYSTEMのフックを交換
4. 2回目張り替え後、山行15日にて現在に至る(上記写真)

ここで、写真にて各部の状況を紹介してみます。




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最初にダメージを受けるのはソールではなくラウンドラバーのトーの部分です。岩場の歩行が多いのでトウガードの磨耗やラウンドラバーが切れて本体の皮が露出してきます。



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ソールも磨耗してきますが、まだ使用限界内だと思います。しかしながらラウンドラバーが限界にきているので、ソールとラウンドラバーの同時交換となります。



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足首部分の締め付けは3D FLEX SYSTEMという仕組みを使っていますが、ここのフックがダメージを受けてきますので、2回目の張り替え時に交換を依頼しました。写真右のように見事に生まれかわりました。



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張り換え後はトウの部分や、ヒール部分など新品と同じ状態に戻ります。


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ラウンドラバーも完全復活です。



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当然、ソールのブロックも生まれ変わりますので、アッパー部の足への馴染みを継続しながら新品時のようなグリップを復活させることができます。



あと何回かソールの張り替えが出来ると思いますので、継続して使っていくつもりです。 縦走を前提に考えると、やはり登山靴は基本的な作りがしっかりしていることが大切ですね。路面への安定したグリップ力があり、体への負担を軽減してくれる登山靴には感謝いたします。 ありがとうございました。











posted by Jack at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山靴
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2015年の夏で長らく勤めたサラリーマン生活に終止符を打ちました(依願早期退職)。2016年の夏に百名山を達成し、その後、残っていた3000m峰も登り、一区切りしました。現在は、さいたま市【やまざ器】にて焼き物製作販売・陶芸教室を主催中です。これからも色々なチャレンジを進めていきたいですね。
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