<大相撲秋場所>◇7日目◇17日◇東京・両国国技館
東大相撲部出身の西序二段62枚目の須山(24=木瀬)が、東序二段六十五枚目薩摩桜(22=式秀)を下して3勝目を飾った。
「本当は押していこうと思った」と狙いとは異なり、組み合う展開になった。長い相撲になったが、最後は冷静に寄り切った。「思っていた勝ち方とは違うのになってしまいましたが、組んでからしっかり寄ることができたので良かったです」。あと1勝での勝ち越しについて「これであと1勝だなと思って頑張ります」と話していた。
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2022年09月17日
(転載)体重170キロ差対決制し話題の小兵、白猿は元サーファー 兄の背中追い高校中退し角界の荒波へ
大相撲の東序二段60枚目の白猿(17=立浪)は、角界では珍しい元サーファーだ。父の影響で小学4年の時から高校を中退して立浪部屋に入門するまでの約8年間、サーフィンに打ち込んだ。
持ち前の粘り腰は波に乗って鍛えたもの。「(サーフィンのおかげで)土俵際で、残りギリギリで踏ん張れています」と強調する。地元三重・市後(いちご)浜や国府白浜に通い詰めて培った体幹の強さを武器にしている。
開催中の秋場所でもその力を存分に発揮したのが、3日目の二番相撲。68・9キロの白猿は、体重238・8キロの謙豊(33=時津風)と対戦した。体重差は成人男性の約3人分? に匹敵する約170キロ。それでも、力強く、「前に、前に」と攻め立てた。押し込まれながらも土俵際で粘り、最後は軍配差し違えで勝ち名乗りを受けた。まさにサーフィンで鍛えた体の強さが生かされたような一番だった。
6人きょうだいの次男で、入門前は「相撲は全然やっていなくて、ほぼ毎日サーフィンでしたね」という。ボードの上では、左足が前のレギュラースタンス。時には大会に出たり、東京オリンピック(五輪)男子日本代表の大原洋人が講師を務めるスクールを受講したりし、腕を磨いた。勢いよく波から飛び出して空中で横回転する「エアリバース」が好きな技で、大技を成功さようと、複数所有するマイボードで練習を重ねた。
そんな日々は高校2年の頃に変わった。かつて佐渡ケ嶽部屋にいた元琴浦崎で兄の浦崎恭乃介さんの背中を追い、高校を中退して大相撲の世界に飛び込んだ。相撲の経験はほとんどなかったが、土俵上で奮闘する兄の姿に引かれた。
家族も背中を押してくれたことで立浪部屋の門をたたき、昨年の夏場所で初土俵。兄2人を追うようにして、三男で東序二段54枚目の豈亜(がいあ)も同部屋に入り稽古相手として切磋琢磨(せっさたくま)している。
6日目に東大相撲部出身の須山との三番相撲に敗れ「いやぁ〜、強かったですね」と悔しさをかみしめた。まだまだ、大相撲という荒波にテイクオフしたばかり。将来の目標は「翔猿関、翠富士関や炎鵬関のような小兵力士として活躍して、関取になりたい」。そう語る17歳の目は、故郷・伊勢志摩の光る真珠のようにキラキラと輝いていた。【平山連】(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「大相撲裏話」)
◆白猿(びゃくえん) 本名・浦崎太陽。2004年(平16)10月5日、三重・志摩市生まれ。高校2年で中退し、立浪部屋に入門。昨年5月の夏場所で初土俵。しこ名は「申(さる)年」などが由来。趣味は映画を見ること。体重は公式では68・9キロだが、「今は72、73キロ」を目指し増量中。
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持ち前の粘り腰は波に乗って鍛えたもの。「(サーフィンのおかげで)土俵際で、残りギリギリで踏ん張れています」と強調する。地元三重・市後(いちご)浜や国府白浜に通い詰めて培った体幹の強さを武器にしている。
開催中の秋場所でもその力を存分に発揮したのが、3日目の二番相撲。68・9キロの白猿は、体重238・8キロの謙豊(33=時津風)と対戦した。体重差は成人男性の約3人分? に匹敵する約170キロ。それでも、力強く、「前に、前に」と攻め立てた。押し込まれながらも土俵際で粘り、最後は軍配差し違えで勝ち名乗りを受けた。まさにサーフィンで鍛えた体の強さが生かされたような一番だった。
6人きょうだいの次男で、入門前は「相撲は全然やっていなくて、ほぼ毎日サーフィンでしたね」という。ボードの上では、左足が前のレギュラースタンス。時には大会に出たり、東京オリンピック(五輪)男子日本代表の大原洋人が講師を務めるスクールを受講したりし、腕を磨いた。勢いよく波から飛び出して空中で横回転する「エアリバース」が好きな技で、大技を成功さようと、複数所有するマイボードで練習を重ねた。
そんな日々は高校2年の頃に変わった。かつて佐渡ケ嶽部屋にいた元琴浦崎で兄の浦崎恭乃介さんの背中を追い、高校を中退して大相撲の世界に飛び込んだ。相撲の経験はほとんどなかったが、土俵上で奮闘する兄の姿に引かれた。
家族も背中を押してくれたことで立浪部屋の門をたたき、昨年の夏場所で初土俵。兄2人を追うようにして、三男で東序二段54枚目の豈亜(がいあ)も同部屋に入り稽古相手として切磋琢磨(せっさたくま)している。
6日目に東大相撲部出身の須山との三番相撲に敗れ「いやぁ〜、強かったですね」と悔しさをかみしめた。まだまだ、大相撲という荒波にテイクオフしたばかり。将来の目標は「翔猿関、翠富士関や炎鵬関のような小兵力士として活躍して、関取になりたい」。そう語る17歳の目は、故郷・伊勢志摩の光る真珠のようにキラキラと輝いていた。【平山連】(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「大相撲裏話」)
◆白猿(びゃくえん) 本名・浦崎太陽。2004年(平16)10月5日、三重・志摩市生まれ。高校2年で中退し、立浪部屋に入門。昨年5月の夏場所で初土俵。しこ名は「申(さる)年」などが由来。趣味は映画を見ること。体重は公式では68・9キロだが、「今は72、73キロ」を目指し増量中。
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(転載)「行司は見た!」物言い協議も軍配通り 簡潔な説明に視聴者も納得
<大相撲九月場所>◇六日目◇16日◇東京・両国国技館
前頭四枚目・錦木(伊勢ノ海)と前頭五枚目・佐田の海(境川)の一番は、物言いがつく際どい展開になった。だが行司軍配通り錦木が押し出しで勝ち、視聴者からは「軍配通り」と行司の判断を称賛する声が寄せられた。
立ち合い胸でぶつかったあと、低い姿勢で頭をつけながら攻めた錦木。佐田の海が引いて叩き込もうとすると、すかさず錦木は押し込んで前に出ていった。最後は土俵際で錦木が捨て身の押し出し、佐田の海は残そうとして飛び上がった。
腰をぐっと落として勝敗を判断した行司の木村晃之助は錦木に軍配を上げたが、勝ち名乗りを上げようとしたところで物言いがつき、審判団が土俵上へ。すぐに協議を終えると、審判長の粂川親方は「ただいまの協議は、佐田の海の体が飛んでいるかどうかの確認でした。軍配通り、錦木の勝ちであります」と簡潔に説明した。錦木は3勝目。敗れた佐田の海は3敗目を喫した。
取組のVTRが流れると、ABEMAで実況を務めた藤井康生アナウンサーは「佐田の海、空中に飛んでいました」と一言。物言いの協議結果を受けて、藤井アナは「体が飛んでいるかどうかということは、わかりやすく言えば、丸い土俵の円から佐田の海が外に飛び出して、元に戻れない状況になっていたということです」と補足すると、「手を先に着いたのは錦木ですが、もう佐田の海が土俵の外に飛んでいました」と解説した。
際どい結果を瞬時に見極めた行司の判断に、視聴者からは「軍配通り」といった声が寄せられたほか、審判団の簡潔な説明について「簡潔でよい」「分かりやすい解説」とコメントするファンも相次いでいた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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前頭四枚目・錦木(伊勢ノ海)と前頭五枚目・佐田の海(境川)の一番は、物言いがつく際どい展開になった。だが行司軍配通り錦木が押し出しで勝ち、視聴者からは「軍配通り」と行司の判断を称賛する声が寄せられた。
立ち合い胸でぶつかったあと、低い姿勢で頭をつけながら攻めた錦木。佐田の海が引いて叩き込もうとすると、すかさず錦木は押し込んで前に出ていった。最後は土俵際で錦木が捨て身の押し出し、佐田の海は残そうとして飛び上がった。
腰をぐっと落として勝敗を判断した行司の木村晃之助は錦木に軍配を上げたが、勝ち名乗りを上げようとしたところで物言いがつき、審判団が土俵上へ。すぐに協議を終えると、審判長の粂川親方は「ただいまの協議は、佐田の海の体が飛んでいるかどうかの確認でした。軍配通り、錦木の勝ちであります」と簡潔に説明した。錦木は3勝目。敗れた佐田の海は3敗目を喫した。
取組のVTRが流れると、ABEMAで実況を務めた藤井康生アナウンサーは「佐田の海、空中に飛んでいました」と一言。物言いの協議結果を受けて、藤井アナは「体が飛んでいるかどうかということは、わかりやすく言えば、丸い土俵の円から佐田の海が外に飛び出して、元に戻れない状況になっていたということです」と補足すると、「手を先に着いたのは錦木ですが、もう佐田の海が土俵の外に飛んでいました」と解説した。
際どい結果を瞬時に見極めた行司の判断に、視聴者からは「軍配通り」といった声が寄せられたほか、審判団の簡潔な説明について「簡潔でよい」「分かりやすい解説」とコメントするファンも相次いでいた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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(転載)玉鷲が1横綱2大関2関脇撃破で6連勝も…37歳の「鉄人」がこれから迎える正念場
誰よりも強く、そして若々しい。
16日は横綱照ノ富士が宇良に敗れ、3大関も全滅。横綱大関が全員出場した上での総崩れは、2006年9月場所6日目以来、ちょうど16年ぶりの屈辱である。
鉄人・玉鷲「老いて強し」は知力の稽古にあり! “押し相撲は短命”蹴散らす工夫の数々
そんな中、彼ら上位陣に連日、土をつけているのが幕内最年長の玉鷲(37)だ。16日は大関貴景勝をはたき込みで下し、今場所は1横綱2大関2関脇を撃破している。
インタビューでは「プレッシャー? 全然。特にないです。大事なのはしっかり休むこと。早く寝て早く起きます」と語った玉鷲。上位陣との対戦で勝ち続けている上、その上位陣もパッとしない。このまま賜杯まで一直線か。
■1454回連続出場
親方のひとりは「そう甘くはない」と、こう続ける。
「玉鷲自身、『中盤が大事』と話しているように、年をとってからは中盤で連敗する癖がある。押し相撲の力士なのに、若い頃よりパワーが増しているのは驚くべきことだが、体力はそうはいかない。特に回復力は明らかに昔に比べて落ちている。だからこその早寝早起き、なのでしょう。上位陣を退けたからといって、後は安パイばかりかといえば、そうでもない。御嶽海には過去4勝27敗と圧倒的に分が悪く、翔猿、宇良ら横の動きが素早い力士も得意ではない。むしろ、ここからが正念場ですよ」
もっとも、型を持たない押し相撲の「長寿力士」は過去にもほとんど例がない。入門以降、休場したのは新型コロナに感染した先場所のみ。これは休場にカウントされず、初土俵から今もなお続く1454回連続出場(16日現在)は、史上4位の記録だ。
タフな鉄人が19年1月場所以来となる3年ぶり2度目のVを果たす可能性は十分にありそうだ。
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16日は横綱照ノ富士が宇良に敗れ、3大関も全滅。横綱大関が全員出場した上での総崩れは、2006年9月場所6日目以来、ちょうど16年ぶりの屈辱である。
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そんな中、彼ら上位陣に連日、土をつけているのが幕内最年長の玉鷲(37)だ。16日は大関貴景勝をはたき込みで下し、今場所は1横綱2大関2関脇を撃破している。
インタビューでは「プレッシャー? 全然。特にないです。大事なのはしっかり休むこと。早く寝て早く起きます」と語った玉鷲。上位陣との対戦で勝ち続けている上、その上位陣もパッとしない。このまま賜杯まで一直線か。
■1454回連続出場
親方のひとりは「そう甘くはない」と、こう続ける。
「玉鷲自身、『中盤が大事』と話しているように、年をとってからは中盤で連敗する癖がある。押し相撲の力士なのに、若い頃よりパワーが増しているのは驚くべきことだが、体力はそうはいかない。特に回復力は明らかに昔に比べて落ちている。だからこその早寝早起き、なのでしょう。上位陣を退けたからといって、後は安パイばかりかといえば、そうでもない。御嶽海には過去4勝27敗と圧倒的に分が悪く、翔猿、宇良ら横の動きが素早い力士も得意ではない。むしろ、ここからが正念場ですよ」
もっとも、型を持たない押し相撲の「長寿力士」は過去にもほとんど例がない。入門以降、休場したのは新型コロナに感染した先場所のみ。これは休場にカウントされず、初土俵から今もなお続く1454回連続出場(16日現在)は、史上4位の記録だ。
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2022年09月16日
(転載)八角理事長「ちゃんと自覚してほしいですね」 16年ぶり横綱・大関陣総崩れに苦言
<大相撲秋場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館
混戦場所で番付上位の奮起が望まれる中、その上位陣のふがいなさが露呈される一日となった。
結びから残り4番。最初に臨んだ大関正代(30=時津風)が棒立ちのまま明生(27=立浪)に押し出されたのが悪夢の始まり。貴景勝(26=常盤山)に、かど番の御嶽海(29=出羽海)と大関陣が3戦全敗。あまりのふがいなさに「(番付を)ちゃんと自覚してほしいですね」と苦言を呈した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、大関昇進後の自らの現役時代の「自覚」を振り返った。「勝たなきゃいけないというプレッシャーは、もちろんあった。私の場合は、とことん稽古して自信をつけるしかなかった。それでダメなら仕方ない。稽古量は(三役時代より)増えた。稽古しないと勝てないと思ったからね。負けても下を向いちゃいけない。稽古をやってるんだから、負けるわけがないと思って挑んでいきましたよ」。
だが、最後のとりでとなった横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)も平幕の宇良(30=木瀬)に、いいように相撲を取られ黒星。同理事長は「(照ノ富士は)まわしを取りにいっていない。上体だけで突っ張って、今は相撲がバラバラ。足が動いていない」と横綱の現状を分析しながら、報道陣との電話取材を切り上げた。番付上の横綱、大関全員が負けるのは06年秋場所6日目(横綱朝青龍、大関白鵬、千代大海、魁皇、琴欧州、栃東)以来、場所日も同じちょうど16年ぶりの横綱・大関陣総崩れとなった。
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混戦場所で番付上位の奮起が望まれる中、その上位陣のふがいなさが露呈される一日となった。
結びから残り4番。最初に臨んだ大関正代(30=時津風)が棒立ちのまま明生(27=立浪)に押し出されたのが悪夢の始まり。貴景勝(26=常盤山)に、かど番の御嶽海(29=出羽海)と大関陣が3戦全敗。あまりのふがいなさに「(番付を)ちゃんと自覚してほしいですね」と苦言を呈した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、大関昇進後の自らの現役時代の「自覚」を振り返った。「勝たなきゃいけないというプレッシャーは、もちろんあった。私の場合は、とことん稽古して自信をつけるしかなかった。それでダメなら仕方ない。稽古量は(三役時代より)増えた。稽古しないと勝てないと思ったからね。負けても下を向いちゃいけない。稽古をやってるんだから、負けるわけがないと思って挑んでいきましたよ」。
だが、最後のとりでとなった横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)も平幕の宇良(30=木瀬)に、いいように相撲を取られ黒星。同理事長は「(照ノ富士は)まわしを取りにいっていない。上体だけで突っ張って、今は相撲がバラバラ。足が動いていない」と横綱の現状を分析しながら、報道陣との電話取材を切り上げた。番付上の横綱、大関全員が負けるのは06年秋場所6日目(横綱朝青龍、大関白鵬、千代大海、魁皇、琴欧州、栃東)以来、場所日も同じちょうど16年ぶりの横綱・大関陣総崩れとなった。
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(転載)99%勝ち相撲からまさかの逆転負け 千代大龍、土俵下に真っ逆さまで「やっちまった」な表情がドアップに
<大相撲九月場所>◇五日目◇15日◇東京・両国国技館
前頭十一枚目・千代大龍(九重)が前頭十枚目・錦富士(伊勢ヶ濱)に叩き込みで逆転負けし、4敗目となる黒星を喫した。まさかの敗北に千代大龍も思わず「やっちまった」と言いたげな表情を浮かべた。
【映像】千代大龍、まさかの逆転負けの瞬間
立ち合い右に変化して叩き込みを仕掛けた千代大龍。バランスを崩した錦富士は土俵際へと突っ込んでしまう。背後を取った千代大龍がそのまま勝つかに見えたが、土俵際でクルリと体を回転させた錦富士が必死に応戦。最後は錦富士が相手の腕を引き寄せるように叩き込みを決め、逆転勝利で4勝目を挙げた。
敗れた千代大龍は勢い余って頭から土俵下へと転落。まさかの逆転負けに、思わず「やっちまった」という表情を浮かべていた。千代大龍は4敗目。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元横綱・白鵬の宮城野親方は「相撲に負けて勝負に勝ったというのが一番ですかね」と一言。続けて「千代大龍は力を抜いたと思うんですよ。勝ったと思ったんですよね。そこでやっぱり、勝った後に安心しないといけないんです」と指摘すると、「私もこういう経験があります」と明かしていた。
最後に逆転負けを喫した千代大龍に、視聴者からも「もったいなーい!」「なんでこうなる」「少しの油断が命取り」といった声が続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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前頭十一枚目・千代大龍(九重)が前頭十枚目・錦富士(伊勢ヶ濱)に叩き込みで逆転負けし、4敗目となる黒星を喫した。まさかの敗北に千代大龍も思わず「やっちまった」と言いたげな表情を浮かべた。
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立ち合い右に変化して叩き込みを仕掛けた千代大龍。バランスを崩した錦富士は土俵際へと突っ込んでしまう。背後を取った千代大龍がそのまま勝つかに見えたが、土俵際でクルリと体を回転させた錦富士が必死に応戦。最後は錦富士が相手の腕を引き寄せるように叩き込みを決め、逆転勝利で4勝目を挙げた。
敗れた千代大龍は勢い余って頭から土俵下へと転落。まさかの逆転負けに、思わず「やっちまった」という表情を浮かべていた。千代大龍は4敗目。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元横綱・白鵬の宮城野親方は「相撲に負けて勝負に勝ったというのが一番ですかね」と一言。続けて「千代大龍は力を抜いたと思うんですよ。勝ったと思ったんですよね。そこでやっぱり、勝った後に安心しないといけないんです」と指摘すると、「私もこういう経験があります」と明かしていた。
最後に逆転負けを喫した千代大龍に、視聴者からも「もったいなーい!」「なんでこうなる」「少しの油断が命取り」といった声が続々と寄せられた。
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(転載)【北の富士コラム】大関、横綱の黒星はある程度は予想も…正代と照ノ富士の奮起を願う
5日目の土俵も波乱が起きた。正代が負けたのは弱いから負けているだけで、取り立てて波乱、番狂わせとは言わない。照ノ富士も玉鷲の押しにいいところなく敗れたが、ある程度は予想されていたので驚くにはあたらないが、一応大関、横綱が負けたとあって場内は騒然となった。
正代は無気力そのもので先場所のような立ち直りは、期待はとても無理だろう。照ノ富士は相当に体調が悪いようだ。残りの10日間、果たして体が持つか心配である。正代は6日目の相手は明生。今の正代には、明生の当たりはとても受けきれまい。
両力士とも場所後にそれぞれ昇進パーティーを控えているし、負け越しや休場はとても許されない状況になってしまった。他人ごとながら同情を禁じ得ない。私も招待状をいただいているので楽しみにしていたが、心配になってきた。何とか2人の奮起を願うばかりである。
特に正代には何とか勝ち越してほしいのだ。熊本ラーメンは届いたが、馬刺しが遅れている。おまえさんが負け続けると私の食生活も苦しくなる。もし勝ち越したら私も祝儀を奮発しようではないか。
御嶽海は宇良を落ち着いて下したが、まだ心配は残る。上位陣で頑張っているのは貴景勝と豊昇龍だけ。下位では王鵬と北勝富士が5連勝。高安も1敗はしているが相撲内容は充実している。優勝を占うにはまだ早いが、これからも二転三転するか予想もつかない。
平戸海は2連敗。水戸龍に、立ち合いにうまくごまかされ、当たりを止められたが、相手のことは考えすぎないこと、自分の相撲を取りきることが大事である。熱海富士は豊山に対し、気後れすることなく堂々と攻め勝った。一気に入幕を狙うが良い。
今日はラジオ放送だったが室温が低くてぞくぞく寒けがする。腹も減っています。帰宅すると、もつ鍋が送られてきていた。台所からうまそうなにおいがしています。どうも原稿に気持ちが入りません。
すみません。食い気にはかないません。明日から頑張ります。
(元横綱)
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特に正代には何とか勝ち越してほしいのだ。熊本ラーメンは届いたが、馬刺しが遅れている。おまえさんが負け続けると私の食生活も苦しくなる。もし勝ち越したら私も祝儀を奮発しようではないか。
御嶽海は宇良を落ち着いて下したが、まだ心配は残る。上位陣で頑張っているのは貴景勝と豊昇龍だけ。下位では王鵬と北勝富士が5連勝。高安も1敗はしているが相撲内容は充実している。優勝を占うにはまだ早いが、これからも二転三転するか予想もつかない。
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2022年09月15日
(転載)【尾車親方の目】3連敗正代は「“昔の正代”に逆戻り 立ち合いを変えないと大関の名前が泣いてしまう」
◆大相撲 ▽秋場所4日目(14日、東京・両国国技館)
正代は玉鷲に一方的に押し出され、3連敗。ここ数場所同様、苦しい序盤戦となっている。
* * *
“昔の正代”に逆戻りして、小林旭の「昔の名前で出ています」という名曲を思い出した。足はつま先立ち。腰は鉛筆のように伸びあごは天井に向いていた。これでは玉鷲の当たりを止められない。何もできずに土俵の外。玉鷲は162キロの正代が軽く感じたことだろう。NHKのインタビュールームでは汗すらかいていなかった。
先場所の6日目。大栄翔戦で見せた腰を丸めて右肩から当たる立ち合いを思い出せ。押し相撲の大栄翔を圧倒して、残り10番を9勝1敗で乗り切り9場所ぶりの2ケタ勝利を挙げた。いい加減に立ち合いを変えないと大関の名前が泣いてしまう。稽古から、右肩から当たる立ち合いを繰り返し体に覚えさせることが必要だ。
大関として責任は10日目まで全勝か1敗を守り、優勝争いに絡むこと。自分自身の“変革”が大関の責任を果たすスタートラインだ。(尾車親方=元大関・琴風、スポーツ報知評論家)
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正代は玉鷲に一方的に押し出され、3連敗。ここ数場所同様、苦しい序盤戦となっている。
* * *
“昔の正代”に逆戻りして、小林旭の「昔の名前で出ています」という名曲を思い出した。足はつま先立ち。腰は鉛筆のように伸びあごは天井に向いていた。これでは玉鷲の当たりを止められない。何もできずに土俵の外。玉鷲は162キロの正代が軽く感じたことだろう。NHKのインタビュールームでは汗すらかいていなかった。
先場所の6日目。大栄翔戦で見せた腰を丸めて右肩から当たる立ち合いを思い出せ。押し相撲の大栄翔を圧倒して、残り10番を9勝1敗で乗り切り9場所ぶりの2ケタ勝利を挙げた。いい加減に立ち合いを変えないと大関の名前が泣いてしまう。稽古から、右肩から当たる立ち合いを繰り返し体に覚えさせることが必要だ。
大関として責任は10日目まで全勝か1敗を守り、優勝争いに絡むこと。自分自身の“変革”が大関の責任を果たすスタートラインだ。(尾車親方=元大関・琴風、スポーツ報知評論家)
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(転載)【北の富士コラム】伝え反りは初めて見たような気がする。御嶽海と正代は貴景勝の爪のあかでも煎じて飲んだ方が良い
◇14日 大相撲秋場所4日目(両国国技館)
平戸海が負けたので少し元気が出ないが、気を取り直して始めましょう。
平戸海は千代翔馬の立ち合いの変化にしてやられてしまった。3日目にあれほど立ち合いの変化に気をつけるようにと言ったのに、まんまと術中にはまった。ひと言で言うならば経験不足。まだ若いということだろう。
私も若い頃は似たようなことは何度かあったものだ。平戸海も変化は頭にあったと述べている。それでも食ってしまう。だから相撲は難しくて面白いところだ。この日の一番は忘れて、今の相撲を取り続けてもらいたい。
それにしても千代翔馬はうまい方向に変化した。もし左に跳んだら、あの変化は失敗しただろう。これは私だけが知っている。どうだね、千代翔馬君。図星だろう。
若元春はようやく本領を発揮して4連勝。左四つにこだわることなく、腰の重い遠藤を激しい突っ張りで一気に突き出した。この突っ張りは今後も大いに使うべきだ。相撲の味が出てこよう。
久しぶりに宇良がやってくれた。宝富士の脇の下に頭を入れ、思い切りのけぞった。私は居反りかと思ったが、伝え反りと場内発表。20年ぶりに出たといっていたが、私は初めて見たような気がする。居反りでも伝え反りでも、どちらにしても宇良以外の力士には絶対できない技ではある。
もう小兵とはいえないほど大きくなった宇良だが、体の柔らかさや足腰の良さは一つも変わっていない。実に得難い力士だ。再度、大きなけがをしないよう正攻法の相撲を取ってもらいたいが、それではファンは納得してくれないのかもしれない。
豊昇龍は立ち合いに変わって十分の左四つになり、しぶとい霧馬山を速攻で下した。あの立ち合いの変化は賛否があると思うが、私は許容範囲とみている。地力と自信がつけば変化はしなくなるだろう。着実に力強い相撲になってきている。2桁の星は期待できると私はみている。
若隆景はやっと初日を出した。自分より小さい翠富士に手を焼いたが落ち着いてさばいた。しかし、まだ右の使い方が甘い。
それでは問題の大関陣の相撲を振り返ってみます。御嶽海は翔猿の動きを警戒するあまり攻めることができない。棒立ちのまま翔猿の動きを目で追うばかりで攻めようとしない。機を見て翔猿がスパッともろ差しになりがぶり寄り。170キロを超える御嶽海の体が浮き上がり、何の抵抗もないまま土俵を割った。
3日目の明生戦を見るような負け方だったが、今後が気になる。私はこのまま崩れそうだと昨日は予言したと思うが、まさにその通りになってしまった。多分に気分屋の面があるので勝っている時は良いのだが、一度気持ちが緩むと立て直しがきかなくなる。
正代にも全く同じことがいえよう。正代の場合は御嶽海より状態が悪い。先場所のような奇跡の復活は、恐らく期待はできまい。柳の下に同じどじょうはいないと思った方が良い。幸い今場所はかど番ではないので、本人は安心しているのではないかと思ってしまう。もしそうだとしたら情けないことだ、それでは大関昇進パーティーが台無しになってしまうぞ。
そんな大関陣の中にあって、ただ一人必死の相撲を見せているのが貴景勝。相手の顔を張り倒す闘志あふれる相撲は大関らしくないとの意見もあるが、私は貴景勝のいちずさを買う。御嶽海と正代は貴景勝の爪のあかでも煎じて飲んだ方が良い。
照ノ富士は明生をがっちり抱き込んで動きを封じ、難関を一つ越えた。
今日は休み。外に一歩も出ず、テレビばかり見ている。今は大谷選手の活躍と村上選手の豪快なホームランが楽しみである。
わが相撲界は熱海富士や平戸海ら楽しみな力士はいることはいるのだが、上位が弱いと話にならない。私はあと何年、今の仕事ができるかさせてもらえるか分からないが、日本人横綱をもう一度見たいと切に思っている。
少し真面目な話になり過ぎました。俺らしくない。それから結局、昨夜はすし屋に行くのはやめました。最近は夜に外へ出るのが怖いのです。今夜はちょうど海鮮丼とギョーザの差し入れがありました。これをおいしくいただきます。それでは失礼します。(元横綱)
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平戸海が負けたので少し元気が出ないが、気を取り直して始めましょう。
平戸海は千代翔馬の立ち合いの変化にしてやられてしまった。3日目にあれほど立ち合いの変化に気をつけるようにと言ったのに、まんまと術中にはまった。ひと言で言うならば経験不足。まだ若いということだろう。
私も若い頃は似たようなことは何度かあったものだ。平戸海も変化は頭にあったと述べている。それでも食ってしまう。だから相撲は難しくて面白いところだ。この日の一番は忘れて、今の相撲を取り続けてもらいたい。
それにしても千代翔馬はうまい方向に変化した。もし左に跳んだら、あの変化は失敗しただろう。これは私だけが知っている。どうだね、千代翔馬君。図星だろう。
若元春はようやく本領を発揮して4連勝。左四つにこだわることなく、腰の重い遠藤を激しい突っ張りで一気に突き出した。この突っ張りは今後も大いに使うべきだ。相撲の味が出てこよう。
久しぶりに宇良がやってくれた。宝富士の脇の下に頭を入れ、思い切りのけぞった。私は居反りかと思ったが、伝え反りと場内発表。20年ぶりに出たといっていたが、私は初めて見たような気がする。居反りでも伝え反りでも、どちらにしても宇良以外の力士には絶対できない技ではある。
もう小兵とはいえないほど大きくなった宇良だが、体の柔らかさや足腰の良さは一つも変わっていない。実に得難い力士だ。再度、大きなけがをしないよう正攻法の相撲を取ってもらいたいが、それではファンは納得してくれないのかもしれない。
豊昇龍は立ち合いに変わって十分の左四つになり、しぶとい霧馬山を速攻で下した。あの立ち合いの変化は賛否があると思うが、私は許容範囲とみている。地力と自信がつけば変化はしなくなるだろう。着実に力強い相撲になってきている。2桁の星は期待できると私はみている。
若隆景はやっと初日を出した。自分より小さい翠富士に手を焼いたが落ち着いてさばいた。しかし、まだ右の使い方が甘い。
それでは問題の大関陣の相撲を振り返ってみます。御嶽海は翔猿の動きを警戒するあまり攻めることができない。棒立ちのまま翔猿の動きを目で追うばかりで攻めようとしない。機を見て翔猿がスパッともろ差しになりがぶり寄り。170キロを超える御嶽海の体が浮き上がり、何の抵抗もないまま土俵を割った。
3日目の明生戦を見るような負け方だったが、今後が気になる。私はこのまま崩れそうだと昨日は予言したと思うが、まさにその通りになってしまった。多分に気分屋の面があるので勝っている時は良いのだが、一度気持ちが緩むと立て直しがきかなくなる。
正代にも全く同じことがいえよう。正代の場合は御嶽海より状態が悪い。先場所のような奇跡の復活は、恐らく期待はできまい。柳の下に同じどじょうはいないと思った方が良い。幸い今場所はかど番ではないので、本人は安心しているのではないかと思ってしまう。もしそうだとしたら情けないことだ、それでは大関昇進パーティーが台無しになってしまうぞ。
そんな大関陣の中にあって、ただ一人必死の相撲を見せているのが貴景勝。相手の顔を張り倒す闘志あふれる相撲は大関らしくないとの意見もあるが、私は貴景勝のいちずさを買う。御嶽海と正代は貴景勝の爪のあかでも煎じて飲んだ方が良い。
照ノ富士は明生をがっちり抱き込んで動きを封じ、難関を一つ越えた。
今日は休み。外に一歩も出ず、テレビばかり見ている。今は大谷選手の活躍と村上選手の豪快なホームランが楽しみである。
わが相撲界は熱海富士や平戸海ら楽しみな力士はいることはいるのだが、上位が弱いと話にならない。私はあと何年、今の仕事ができるかさせてもらえるか分からないが、日本人横綱をもう一度見たいと切に思っている。
少し真面目な話になり過ぎました。俺らしくない。それから結局、昨夜はすし屋に行くのはやめました。最近は夜に外へ出るのが怖いのです。今夜はちょうど海鮮丼とギョーザの差し入れがありました。これをおいしくいただきます。それでは失礼します。(元横綱)
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(転載)【秋場所】アナウンサー泣かせ?20年ぶり珍手「伝え反り」をNHK小林陽広アナはどう伝えたか
<大相撲秋場所>◇4日目◇14日◇東京・両国国技館
西前頭3枚目の宇良(30=木瀬)が、宝富士に伝え反りで勝った。幕内で「伝え反り」が決まり手となったのは、2002年秋場所の朝青龍以来20年ぶり。伝え反りは、相手の脇の下をくぐり抜けながら自分の体を後ろに反らせて、その圧力で倒す技。宇良が珍手を繰り出した時、アナウンサーはどう伝えたか。
【イラスト】決まり手 伝え反り連続写真
NHK大相撲中継では、小林陽広アナウンサー(41)が幕内実況を担当していた。宇良が技を繰り出した時、「居反りにいった! 脇の下をくぐって、反り落としました」と伝えた。しかしすぐに「脇の下をくぐったので、伝え反りを取るでしょうか。勝ったのは宇良です」と補足。アナウンサー泣かせと思いきや、間を空けずに伝え反りとなる可能性を示すなど、さすがのアナウンス技術を披露した。
大相撲実況の先輩となる藤井康生アナウンサー(65)は、今年1月いっぱいでNHKを退局し、フリーになったばかり。この小林アナの実況ぶりを伝え聞くと「なかなかいいですね。たのもしいですよ」と元同僚を褒めた。
もし、藤井アナが実況していたら「伝え反り」と瞬時に言えただろうか? 「伝え反りと言ったでしょうね。宇良の相撲を見ていると、あの形になることはありましたから。小林もあの形が頭に残っているでしょうから、早い時点で言えたのだと思います」と指摘した。【佐々木一郎】
○…藤井アナはこの日、初めてプライベートで大相撲を観戦した。向正面のマス席でかねてからの夢をかなえ「国技館に入る時から、いつもと景色が違いました。夢のような時間でした」とかみしめていた。
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西前頭3枚目の宇良(30=木瀬)が、宝富士に伝え反りで勝った。幕内で「伝え反り」が決まり手となったのは、2002年秋場所の朝青龍以来20年ぶり。伝え反りは、相手の脇の下をくぐり抜けながら自分の体を後ろに反らせて、その圧力で倒す技。宇良が珍手を繰り出した時、アナウンサーはどう伝えたか。
【イラスト】決まり手 伝え反り連続写真
NHK大相撲中継では、小林陽広アナウンサー(41)が幕内実況を担当していた。宇良が技を繰り出した時、「居反りにいった! 脇の下をくぐって、反り落としました」と伝えた。しかしすぐに「脇の下をくぐったので、伝え反りを取るでしょうか。勝ったのは宇良です」と補足。アナウンサー泣かせと思いきや、間を空けずに伝え反りとなる可能性を示すなど、さすがのアナウンス技術を披露した。
大相撲実況の先輩となる藤井康生アナウンサー(65)は、今年1月いっぱいでNHKを退局し、フリーになったばかり。この小林アナの実況ぶりを伝え聞くと「なかなかいいですね。たのもしいですよ」と元同僚を褒めた。
もし、藤井アナが実況していたら「伝え反り」と瞬時に言えただろうか? 「伝え反りと言ったでしょうね。宇良の相撲を見ていると、あの形になることはありましたから。小林もあの形が頭に残っているでしょうから、早い時点で言えたのだと思います」と指摘した。【佐々木一郎】
○…藤井アナはこの日、初めてプライベートで大相撲を観戦した。向正面のマス席でかねてからの夢をかなえ「国技館に入る時から、いつもと景色が違いました。夢のような時間でした」とかみしめていた。
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