正代は玉鷲に一方的に押し出され、3連敗。ここ数場所同様、苦しい序盤戦となっている。
* * *
“昔の正代”に逆戻りして、小林旭の「昔の名前で出ています」という名曲を思い出した。足はつま先立ち。腰は鉛筆のように伸びあごは天井に向いていた。これでは玉鷲の当たりを止められない。何もできずに土俵の外。玉鷲は162キロの正代が軽く感じたことだろう。NHKのインタビュールームでは汗すらかいていなかった。
先場所の6日目。大栄翔戦で見せた腰を丸めて右肩から当たる立ち合いを思い出せ。押し相撲の大栄翔を圧倒して、残り10番を9勝1敗で乗り切り9場所ぶりの2ケタ勝利を挙げた。いい加減に立ち合いを変えないと大関の名前が泣いてしまう。稽古から、右肩から当たる立ち合いを繰り返し体に覚えさせることが必要だ。
大関として責任は10日目まで全勝か1敗を守り、優勝争いに絡むこと。自分自身の“変革”が大関の責任を果たすスタートラインだ。(尾車親方=元大関・琴風、スポーツ報知評論家)
■コンセントも使える巨大モバイルバッテリー【ポータブル電源 PowerArQ】(SmartTapダイレクト)
■スーパーでは手に入らないユニークなお肉がたくさん!BBQにも!【ミートガイ】
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image