2018年08月29日
フライヤーは、1台2槽式? 別々で2台? それとも天ぷら鍋?
こんにちは居酒屋八角こと当ブログ管理人の八角です。
四国(愛媛県)松山市で居酒屋経営始めて 25年になります。修業時代の飲食店勤務や調理師専門学校、学生時代を含めると飲食業界歴30余年です。
本日は、最近の飲食店の厨房に欠かせなくなっている、フライヤー(揚げ物機)の設置についての考察です。
私が、居酒屋オーナーとして独立する前に勤務していた、お店のすべてでフライヤー(揚げ物機)を設置しておりました。
このフライヤーという機器は、それだけ使い勝手が良いのだという証拠でもあります。
たしかに便利です。
お店の規模に寄もりますが、最低でも1台は設置したいですよね。
皆様、ご存知のように、鶏唐揚げ、竜田揚げなど、粉や醤油の付いた食材を揚げると一気に油が濁ってしまいますよね。
その油では、当然、天ぷらを揚げることはできません。(物理的には、可能ですが、お店で出す天ぷらとしては、不適格です。)
なので、天ぷら用とその他揚げ物用に分けたいですよね。
そこで、考えなくてはいけないのが、設置スペース、揚げ物の調理頻度、この2点だと思います。
設置スペースの方は、改装段階で建築業者さんとの打ち合わせも必要になってきます。
設置スペースが確保できたとして、話を進めたいと思います。
設置スペースあるから
「よし!2台設置するぞ」
ここで、ちょっと、待ってください。
1台は、よいとしても2台目のフライヤー(揚げ物機)の設置は、考慮が必要です。
というのも、唐揚げやフライドポテト、竜田揚げなどのその他の揚げ物しか調理しないようなお店だと1台でも十分調理できます。
天ぷらは、たまにしか注文が来ないようなお店だと、天ぷら鍋で天ぷらを、その他揚げ物は、フライヤーというようなお店もあります。(フライヤーの場合、最低でも15キロほどの油を油槽に入れておく必要があるので、「たまに」、では油がもったいないです。)
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そして、いよいよ、フライヤー設置となった場合、1台の2槽式よりも、別々2台の方をおすすめします。
別々2台の利点としては、故障時のバックアップ、お店が暇なときは、1台のみの稼働で済むなどの利点があります。
当店でも1台は、AIHO社製フライヤー、もう1台は、MARUZEN社製フライヤーを使用しておりますがどちらも15年以上経過(オーバーホール作業は各機種共に2回、実施、1回4〜5万円程度で新品同様によみがえります。)しておりますが快調に稼働しております。
MARUZEN製は、特に価格がリーズナブルで長持ちします。
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いかがだったでしょうか?
こちらの記事が皆様の商売繁盛に少しでも貢献できれば幸いです。
それでは、本日のこの辺りで、、、
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