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2016年05月15日
職人さんはちゃんと説明しないけど、アイトラッキング技術ならどこに注目してどういう風に作業をするのか、作業のコツがわかるかも?
アイトラッキング技術というのは、その名の通り、眼球の動きを追跡、記録することです。
アイトラッカーという装置なのですが、その人の眼の動きを追跡して、物やパソコンの画面のどの部分をどれくらいの長さ見たのかというデータを記録します。
このデータを分析すると、例えばWebページなら、人々がそのページのどの部分の一番よく注視したかというのがわかります。その結果に合わせて、コンテンツの内容を変えていけば、より効果の高いWebページとなります。
で、先日東京ビッグサイトで開催された展示会「第5回 IoT/M2M展」で、トビーテクノロジーという会社が、この技術を利用した「Tobiiグラス」というメガネを紹介していた。
トビーテクノロジーは、アイトラッキング分野では大手だそう。
「Tobiiグラス」にはカメラとマイクが搭載されていて、「Tobiiグラス」を使った人がどの部分に注目して作業をしたかを記録した映像を無線LAN経由で送信し、モニターなどでそれを見ることができるということです。
ということは、昔気質の職人さんは説明しないで、「見て習え」という方にこの「Tobiiグラス」を着けてもらえば、説明なしでもある程度はコツがつかめるかもしれません。
※イメージはこんな感じですかね
ちなみに、職人さんのすべてが頑固に教えてくれないのではなく、単に寡黙だったり、コツを説明するのが難しいというのも「見て習え」には含まれているんじゃないでしょうか。
一時、大手企業さんが世代交代でいろいろと頭を悩ませていましたが(今は解消しているのでしょうか?)、町工場でも同じような問題がありますので、世代交代問題にも一役買ってくれるかもしれません。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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アイトラッカーという装置なのですが、その人の眼の動きを追跡して、物やパソコンの画面のどの部分をどれくらいの長さ見たのかというデータを記録します。
このデータを分析すると、例えばWebページなら、人々がそのページのどの部分の一番よく注視したかというのがわかります。その結果に合わせて、コンテンツの内容を変えていけば、より効果の高いWebページとなります。
で、先日東京ビッグサイトで開催された展示会「第5回 IoT/M2M展」で、トビーテクノロジーという会社が、この技術を利用した「Tobiiグラス」というメガネを紹介していた。
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「Tobiiグラス」にはカメラとマイクが搭載されていて、「Tobiiグラス」を使った人がどの部分に注目して作業をしたかを記録した映像を無線LAN経由で送信し、モニターなどでそれを見ることができるということです。
ということは、昔気質の職人さんは説明しないで、「見て習え」という方にこの「Tobiiグラス」を着けてもらえば、説明なしでもある程度はコツがつかめるかもしれません。
※イメージはこんな感じですかね
ちなみに、職人さんのすべてが頑固に教えてくれないのではなく、単に寡黙だったり、コツを説明するのが難しいというのも「見て習え」には含まれているんじゃないでしょうか。
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2016年05月14日
22歳以下の学生さん(就業していない人)限定 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)主催 無料のセキュリティ・キャンプ全国大会2016が開催されます
このブログを見てくださっている方の中に、学生さんがおられたらぜひ見てほしい。(22歳以下)
2016年8月9日〜13日の5日間の日程で、セキュリティ・キャンプが開催されます。
主催は、あの応用情報処理技術者とかの国家試験を実施しているIPA(独立行政法人情報処理推進機構)です。
このキャンプの目的は、以下の通りとなっています。
サイバーセキュリティおよびプログラミングに関する高度な教育を実施することで、技術面のみならずモラル面、セキュリティ意識、職業意識、自立的な学習意識等の向上を図り、日本における将来の高度IT人材となり得る優れた人材の発掘と育成を目的としております。※出典:IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のホームページ。
学生さんならほとんどの人が持っていると思いますが、スマートフォンや、パソコン、ほかにも今は家電など。
最近の流れでは、これらの日常生活で使用するもので、インターネットを利用して、便利に使えるようにするという、IoT(Internet of thingsもののインターネット(化))が進んでいます。
そんなIoT家電を使っているにもかかわらず、インターネットのセキュリティについて、十分理解して使っている人ってほんと少ないです。
技術の進化はすごい速さで進んでいるのに、それに関する教育がついてきていないように思います。
そんな意味でもセキュリティ関連の仕事の需要は、これからどんどん増えてくると思います。
ぜひこのキャンプでセキュリティについて学び、社会に貢献できる職人となってください!!
応募条件がありますが、22歳までの学生さんで、情報処理やプログラミングを学んでいてこの業界に興味のある学生さんなら、応募可能かと思います。
18歳未満の方の参加を歓迎していますので、若い方でもやる気があれば応募してみることをお勧めします。
2016年の締め切りは、5月30日17:00です。
検討されている方は、早めに応募してみてください。
ちょっとでも興味があるのなら、ぜひキャンプに参加して、未来の優れた技術者になろう!
応募しないと、受からないんだから、応募して損なことはないですよ。
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2016年05月13日
子供向けのプログラミング練習用ソフト Scratch(スクラッチ)に 低年齢向けタブレット版も
過去のブログに書かせていただきました、「Why?ジャパニーズピーポーの厚切りジェイソン、NHKの番組「Why?プログラミング」でプログラミングを教える <動画のリンクあり>」では、Scratch(スクラッチ)のパソコン版を紹介しましたが、タブレット版もあるそうです。
パソコン版は、対象年齢が 8歳以上 なのに対して、タブレット版は、 5歳以上 。
Scratchよりは文字が少なく、更にパズル感覚に近づいた、ちょい簡単仕様です。
名前も、Scratch Jr(スクラッチジュニア)と、Scratchの弟分です。
背景も背景アイコンをタップするだけで簡単に変更できます。
既にScratchが子供向けなのにもかかわらず、それよりも低年齢用のScratchJrがなんで作られたか、ということですが、Scratch JrのAbout Scratch Jrのページによれば以下の通りです。
Coding (or computer programming) is a new type of literacy. Just as writing helps you organize your thinking and express your ideas, the same is true for coding. In the past, coding was seen as too difficult for most people. But we think coding should be for everyone, just like writing.
As young children code with ScratchJr, they learn how to create and express themselves with the computer, not just to interact with it. In the process, children learn to solve problems and design projects, and they develop sequencing skills that are foundational for later academic success. They also use math and language in a meaningful and motivating context, supporting the development of early-childhood numeracy and literacy. With ScratchJr, children aren't just learning to code, they are coding to learn.
内容を簡単に要約すると、
- 書くこととコーディングは、考えを構築したり表現したりするという点でよく似ていて、開発者は、コーディングは書くのと同じように誰でもできると考えている。
- ScratchJrを使って、コーディングをする過程で、コーディングの方法だけではなく、問題解決の方法やプロジェクトのデザインなどを学ぶことができる。
- プログラミングには数学や言語の知識を養うことにも役立つので、数学の基礎や読み書きの能力の早期教育につながる。
英語とかの言語教育と同じで、早い方がいいってことですね。
私も仕事でプログラム組むときは、動作の流れを図式化して、こういった場合はどうなるとか、別の場合はどうなるとか、分岐をきちんと把握し、理路整然とした流れをきっちり決めてから、コーディングを開始します。
システムの構築依頼者に話を聞いて、図式化していくのですが、図式化されていくにつれて、その担当者が考えていることが明確になっていきます。
私はここがとても面白いと感じています。
そして、結果として互いに納得しながらシステムの構築を進めることができます。
聞き取りは面倒ですが、その事象が明確になることは、作る方にとっても担当者にとっても、ハッピーなわけです。
やり直しも減りますし。
論理的な思考は、エンジニアを目指す人にはもちろん、エンジニアでなくても仕事をするにあたっては大事な考え方です。
私は、プログラムは組みますが、そればかりが担当ではないので、実力としてはまだまだですが、もっと論理的に物事をわかりやすくとらえ、問題改善に取り組んでいきたいなと思っています。
Scratch、ScratchJrはそんな考え方を身に着けるためのアプリです。
いつも出かけるときなんかに、ゲームアプリで幼児を黙らせている親御さん、ぜひ、一度子供さんと一緒にやってみてください。
ゲームなんかよりよっぽど楽しいアプリですよ。
ScratchJrのGooglePlayページはこちらです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.scratchjr.android&hl=ja
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