2015年03月30日
ドラえもんの映画であれ?と思った事
あくまで素人の独断と偏見での見解なので・・・あまり気にしないでくださいね。
「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」についてです。
・ドラえもんの道具萌えのシーンがなくて残念だった。
タケコプターの変遷なんていうコーナーがあったりして、ドラえもんの持っているものが旧式なのをからかわれたけど「このタイプが僕は一番気に入ってるんだ!何でも新型がいいってもんじゃないんだ道具は!」なーんて言うような「道具愛」を感じるシーンが欲しかったです。
・既存のモチーフを使いすぎなんじゃ・・・と思った
・博物館の外観がラピュタっぽく、ラストの釜の底が抜けるシーンもそっくり。
・ジンジャーの暮らし方が借りぐらしのアリエッティっぽい
・ドラえもんの8頭身バトルがケロロ軍曹そのもの
パクリとは言いませんが、引っかかった所でした。
・入れたいシーンありきで伏線が張られていて不自然
・レアメタルの資源枯渇を訴えていたのでエコ思考かと思いきや、博物館は飛んでいました。動力を使って飛ばす意味あるの?と不思議に思っていたら、前述しましたがラストに釜の底が抜けるシーンがあり、ああ、それで飛ばしていたんだと腑に落ちました。そのシーンをやりたいから飛ばしていたのか・・・。と。資源の枯渇と不釣り合いな博物館で違和感がありました。
・もう細部まで覚えていませんが、のび太に最後「靴の中で鈴が見つかったんだよ」と言わせたいがためのシーンがなんだかもやもやしました。この辺はもう覚えていません。すみません。
・昔の警備ロボットの暴走は、「バトシーン」好きでしょ?という製作者側からのメッセージが濃かった。無くても問題ないし、やってみたかったのかな・・・と思ってしまうシーンだった。
・倫理観大丈夫?と思うシーンが多かった
・ジンジャーは、博物館の館長や職員からティーパックやサラダを盗んで食べています。小人であるアリエッティがやる分には「借りぐらし」で済むかもしれませんが、人間がやったら窃盗です。盗みをかわいく当たり前のようにやっていて、作中とがめられもせず反省もせず、「罪」「悪い事」という描写が一切無かったのが怖かったです。
・クルトはペプラー博士と惚れたジンジャーの為に怪盗DXに扮して博物館のひみつ道具を盗みます。これに対しても裁かれません。ごめんなさいぐらいで済まされていて怖い。予告状を出して捜査網を張らせ、人件費等膨大に消費し、博物館職員や見学者等の多くの人間に多大な迷惑をかけたのに逮捕されなくておかしい。
・「盗んだ道具は大切に扱って後で返すつもりだったんだ」という意味の事をクルトが言っていましたが、それで罪がなくなると思っている思考が怖い。ちなみにジャイアン達が使ったドアの前に転がっていたビックライトは盗品だったと思います。大切に扱っていたとは思えなかった。
・キャラクターの使い方が雑
・クルトは天才博士の孫だけど落ちこぼれでした。作中覚醒したり、天才の片鱗を見せるかと期待しましたが、最後まで見せることは無く、落ちこぼれの犯人のまま終わり、消化不良でした。
・ポポンは、最後暴走した人口太陽を飲み込んで危機を回避する切り札だったんですが、無理がある感じ・・・。あれだけ負荷がかかったなら消滅という結末のほうがしっくりくるけどなんともなかった感じでラストの危機感がチープになってしまう印象で残念。
・ドラえもんの「鈴が無いと猫化する」という設定が全く生かされていなかった。4次元ポケットにすっぽんロボを入れなくても、猫化でポケットを使えなくしたほうが良かったんじゃ・・・と思ってしまった。鈴がないと困る、という描写をもっとすればラストにもっと感動できたのに残念。
ペプラー博士の事など、書けばいくつかあるのですがこの辺で終わります。
全体的に作る側の「やりたいこと」「盛り込みたいシーン」が先に来ていて、ドラえもん達キャラクターの良さは置いて行かれてしまっていた印象でした。
一番気になったのは、窃盗と罪と償いについての描き方がおかしかった事です。
この価値観に子供がなってしまったら困るなと思いました。
・・・気にしすぎでしょうか?
この作品について、誰かと話てみたいのですが、なかなか相手が見つからないまま時が経ってしまいました。
もう一度観たら、違う感想になるのでしょうか?
テレビ放映の時を楽しみに待ちたいと思います。
この作品が好きな方、気分を害されたらすみません。
ちなみに、子供たちは「面白かった」と言っていました。
「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」についてです。
・ドラえもんの道具萌えのシーンがなくて残念だった。
タケコプターの変遷なんていうコーナーがあったりして、ドラえもんの持っているものが旧式なのをからかわれたけど「このタイプが僕は一番気に入ってるんだ!何でも新型がいいってもんじゃないんだ道具は!」なーんて言うような「道具愛」を感じるシーンが欲しかったです。
・既存のモチーフを使いすぎなんじゃ・・・と思った
・博物館の外観がラピュタっぽく、ラストの釜の底が抜けるシーンもそっくり。
・ジンジャーの暮らし方が借りぐらしのアリエッティっぽい
・ドラえもんの8頭身バトルがケロロ軍曹そのもの
パクリとは言いませんが、引っかかった所でした。
・入れたいシーンありきで伏線が張られていて不自然
・レアメタルの資源枯渇を訴えていたのでエコ思考かと思いきや、博物館は飛んでいました。動力を使って飛ばす意味あるの?と不思議に思っていたら、前述しましたがラストに釜の底が抜けるシーンがあり、ああ、それで飛ばしていたんだと腑に落ちました。そのシーンをやりたいから飛ばしていたのか・・・。と。資源の枯渇と不釣り合いな博物館で違和感がありました。
・もう細部まで覚えていませんが、のび太に最後「靴の中で鈴が見つかったんだよ」と言わせたいがためのシーンがなんだかもやもやしました。この辺はもう覚えていません。すみません。
・昔の警備ロボットの暴走は、「バトシーン」好きでしょ?という製作者側からのメッセージが濃かった。無くても問題ないし、やってみたかったのかな・・・と思ってしまうシーンだった。
・倫理観大丈夫?と思うシーンが多かった
・ジンジャーは、博物館の館長や職員からティーパックやサラダを盗んで食べています。小人であるアリエッティがやる分には「借りぐらし」で済むかもしれませんが、人間がやったら窃盗です。盗みをかわいく当たり前のようにやっていて、作中とがめられもせず反省もせず、「罪」「悪い事」という描写が一切無かったのが怖かったです。
・クルトはペプラー博士と惚れたジンジャーの為に怪盗DXに扮して博物館のひみつ道具を盗みます。これに対しても裁かれません。ごめんなさいぐらいで済まされていて怖い。予告状を出して捜査網を張らせ、人件費等膨大に消費し、博物館職員や見学者等の多くの人間に多大な迷惑をかけたのに逮捕されなくておかしい。
・「盗んだ道具は大切に扱って後で返すつもりだったんだ」という意味の事をクルトが言っていましたが、それで罪がなくなると思っている思考が怖い。ちなみにジャイアン達が使ったドアの前に転がっていたビックライトは盗品だったと思います。大切に扱っていたとは思えなかった。
・キャラクターの使い方が雑
・クルトは天才博士の孫だけど落ちこぼれでした。作中覚醒したり、天才の片鱗を見せるかと期待しましたが、最後まで見せることは無く、落ちこぼれの犯人のまま終わり、消化不良でした。
・ポポンは、最後暴走した人口太陽を飲み込んで危機を回避する切り札だったんですが、無理がある感じ・・・。あれだけ負荷がかかったなら消滅という結末のほうがしっくりくるけどなんともなかった感じでラストの危機感がチープになってしまう印象で残念。
・ドラえもんの「鈴が無いと猫化する」という設定が全く生かされていなかった。4次元ポケットにすっぽんロボを入れなくても、猫化でポケットを使えなくしたほうが良かったんじゃ・・・と思ってしまった。鈴がないと困る、という描写をもっとすればラストにもっと感動できたのに残念。
ペプラー博士の事など、書けばいくつかあるのですがこの辺で終わります。
全体的に作る側の「やりたいこと」「盛り込みたいシーン」が先に来ていて、ドラえもん達キャラクターの良さは置いて行かれてしまっていた印象でした。
一番気になったのは、窃盗と罪と償いについての描き方がおかしかった事です。
この価値観に子供がなってしまったら困るなと思いました。
・・・気にしすぎでしょうか?
この作品について、誰かと話てみたいのですが、なかなか相手が見つからないまま時が経ってしまいました。
もう一度観たら、違う感想になるのでしょうか?
テレビ放映の時を楽しみに待ちたいと思います。
この作品が好きな方、気分を害されたらすみません。
ちなみに、子供たちは「面白かった」と言っていました。
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