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2018年04月16日
Trust Lendingに投資しました
以前ソーシャルレンディング業者を利用する事業者は危険か?でもお話したファクタリングを根拠とした担保措置が講じられている案件がTrust Lendingの「債権担保付ローンファンド137号」で募集されていましたので、私ふまんだらけは投資をしました。
◇投資判断の着眼点
投資資金の使途は高速道路のインフラ整備に付随した以下の事業資金・運転資金を予定。
【資金使途】
@本借入人の材料費・労務費・外注費等
A協力企業へ支払う材料費・労務費・外注費等
B本ファンドからの借入金にかかる経過利息
C上記各号に付随する費用
土木会社の最大リスクは業界特有の商習慣にあると私ふまんだらけは考えています。他の業界では考えられない商習慣が土木・建設業界には横たわっていることを私達投資家は認識しておく必要があります。それは「何か」というと、発注者と請負者による各種取引において「契約書が取り交わされない」という事実です。以前、土木関係の事業主とお話する機会がありました。年間売上数億円の事業所でしたが、仕事を請負う場合、発注元から「電話一本」で依頼があるそうです。例えば、茨城県から山梨県にこの荷物を運んで欲しい、という取引が電話だけで成立するというにわかには信じられない方法です。
ただしすべてが上記のようにはなりません。土木・建設業界はピラミッド型の業界です。元受けが存在し、その下に1次、2時、3次、4次、5次・・・と請負業者に業務が割り振られます。傾向的に比較的上位の場合は契約書が取り交わされますが、下位に進むにつれて逓減していきます。
次にファクタリングをする場合には、ファクタリング業者は通常、人件費だけなど資金使途を明確に取り決めます。また本当に資金が適正に使用されているか報告を義務付ける(証拠書類の提出)こともあります。今回の場合は、事業を営む上での資金の拠出であり、単純な借金の返済には回っていないので適正と思われます。
なお、融資先の企業規模がどの程度か見分ける方法はなかなか困難です。ただしひとつの指標として大手が発注しているという事実が重要と思われます。大手ゼネコンが下位に発注する際には、税金滞納はもとより社会保険に加入を義務付けています。なければ取引はされない場合がほとんどです。逆説的ですが、税金の滞納がなければ黒字経営、また社会保険に加入し滞納もなければ一定の内部統制がとれている業者と推定できます。また今後、業者の経営が厳しくなるリスク要因としては2019年秋の消費税増税と思われます。今回の運用期間は18か月でギリギリで重なる時期ですが、税金の納税にはタイムラグがまだあるので、今回のケースで消費税の支払いは重荷にならないと判断しています。
【ご利用上の注意点】
当BLOGに掲載されているすべての情報は、あくまで投資判断の参考としての情報提供を目的としたものです。また、掲載されている情報は私ふまんだらけの個人的な見解を記載しているものでるため正確性を保証するものではありません。投資の際の詳細については、各社サイトで投資条件をよくお読みください。投資に際しては自己責任でお願いします。
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◇投資判断の着眼点
投資資金の使途は高速道路のインフラ整備に付随した以下の事業資金・運転資金を予定。
【資金使途】
@本借入人の材料費・労務費・外注費等
A協力企業へ支払う材料費・労務費・外注費等
B本ファンドからの借入金にかかる経過利息
C上記各号に付随する費用
土木会社の最大リスクは業界特有の商習慣にあると私ふまんだらけは考えています。他の業界では考えられない商習慣が土木・建設業界には横たわっていることを私達投資家は認識しておく必要があります。それは「何か」というと、発注者と請負者による各種取引において「契約書が取り交わされない」という事実です。以前、土木関係の事業主とお話する機会がありました。年間売上数億円の事業所でしたが、仕事を請負う場合、発注元から「電話一本」で依頼があるそうです。例えば、茨城県から山梨県にこの荷物を運んで欲しい、という取引が電話だけで成立するというにわかには信じられない方法です。
ただしすべてが上記のようにはなりません。土木・建設業界はピラミッド型の業界です。元受けが存在し、その下に1次、2時、3次、4次、5次・・・と請負業者に業務が割り振られます。傾向的に比較的上位の場合は契約書が取り交わされますが、下位に進むにつれて逓減していきます。
次にファクタリングをする場合には、ファクタリング業者は通常、人件費だけなど資金使途を明確に取り決めます。また本当に資金が適正に使用されているか報告を義務付ける(証拠書類の提出)こともあります。今回の場合は、事業を営む上での資金の拠出であり、単純な借金の返済には回っていないので適正と思われます。
なお、融資先の企業規模がどの程度か見分ける方法はなかなか困難です。ただしひとつの指標として大手が発注しているという事実が重要と思われます。大手ゼネコンが下位に発注する際には、税金滞納はもとより社会保険に加入を義務付けています。なければ取引はされない場合がほとんどです。逆説的ですが、税金の滞納がなければ黒字経営、また社会保険に加入し滞納もなければ一定の内部統制がとれている業者と推定できます。また今後、業者の経営が厳しくなるリスク要因としては2019年秋の消費税増税と思われます。今回の運用期間は18か月でギリギリで重なる時期ですが、税金の納税にはタイムラグがまだあるので、今回のケースで消費税の支払いは重荷にならないと判断しています。
【ご利用上の注意点】
当BLOGに掲載されているすべての情報は、あくまで投資判断の参考としての情報提供を目的としたものです。また、掲載されている情報は私ふまんだらけの個人的な見解を記載しているものでるため正確性を保証するものではありません。投資の際の詳細については、各社サイトで投資条件をよくお読みください。投資に際しては自己責任でお願いします。
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