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2018年06月12日

読書のすゝめ

私ふまんだらけが小説・専門書・コラムなどすべての読み物を読む際に心掛けていることがある。それはただ文章を読むのではない。文章を本当の意味で自分自身のものにするには積極的に思考を重ね、自らを問う行為が必要である。つまり文章を理解することと同時に「行間を読む」だけでなく「行間に書く」ことを通じて、余白にある著者の言葉にならない思いを形にすることが大切である。


◇理論的なことと実践的なこと
技術の知識つまり規則を知って暗記することと、実務により研鑽を重ね習慣を身に付けていることは同列には語れない。熟練した人というのは、何かをしたり作ったりする知識を覚えている者ではなく、それをしたり作ったりする習慣が身に付いている者のことである。

熟練した人は意識の有無に関わらず、規則を実務レベルに落とし込むために、知識を行為の規則に変換する作業を行っている。つまり実態を知ることから、どうしたら目的が達成できるのかを考えている。そのため自然と理論を知ることと、方法を知ることを区分けできている。理論の文章は「事実」を教え、実践の文章は「方法」を教える。良い文章というのは、構成に関するものと、著者の概念に関するものにしっかりと区分けされている。


◇一瞥で読むに値する文章かを見極める
一瞥で読むに値するかを判断できる方法がある。時間の節約にもなり是非とも身に付けたいところである。いくつか方法があるがそのひとつが題名の「本当の意味」を理解しているかが大切である。また見出しや目次から判断する方法、序文や分類から判断する方法などがあるが、その詳細はまた時間があるときにーーー。

ところで最近話題のグリーンインフラレンディングを虐めているメディア?が話題。リファイナンスを自転車操業やポンジスキームと直訳する「アウトサイダーズレポート」を例にとると、知識があまりにも脆弱である。リスケジュール、リファイナンス、ポンジスキームの区分けすらできていない。そのため、なぜ手形や小切手が業者間でいまだに利用されているかの本質も説明できないだろう。また主題がグリーンインフラレンディングからJCへ簡単に置き換わるなど、文章の構成すらできていない。この理論と実践の棲み分け区分の理解を疎かにしていると、ひとつの命題に対して複数の対比から導びかれる事象を手掛かりとして、ハッキリと述べられていない主題を自ら見つけ分析できるシントピカルのレベルには到達できないだろう。メディアとしては致命的ではないかと私ふまんだらけは心配しています(-。-)y-゜゜゜


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ふまんだらけ
中野の「まんだらけ」によく出没。ソーシャルレンディングで2300万円分運用。その他に株式投資、NISA、iDeCoをメインに運用中。 趣味は、草むしり、食べ歩き、アニメ(fateシリーズ、物語シリーズ)、読書です( `・ω・´)ノ
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