2017年03月01日
不具合や改善の要望は大抵スムーズに解消されない
地方の小さな病院システムエンジニア兼病棟事務として働いています、にゃんとです。
今回は、「電子カルテやオーダリングあるある@ 不具合や改善の要望がスムーズに解消されない」についてちょっと書こうと思います。
あくまでうちの病院では…としてお読みください。
システム開発会社って普通の会社とちょっと違いますよね。
一般的に強い(契約を結んだあとは)!
電子カルテやオーダリングシステムのような医療情報システムは特に、導入を決めるまでは「指摘のあった所は極力直しますから」と言い、契約を結んで後戻りできなくなると「うちはこんな仕様ですから」とつっぱねる。
普通、納品されても使えないものは検収の時点で返品されるのですが、システムでの検収はあってないようなもの。
基本パターン(外来を受診した、入院した、退院した)の検収は行うのですが、全てのパターンはテストできないので、特殊な状況で不具合などが発生するのです。
また、業者が強気に出るもう一つの原因は、使っているシステムを入れ替えようとした場合、多大な費用と労力が掛かるためだと思います。
確かにもう一度同じこと(システムの導入)はしたくない…
システムを導入する時は当然契約書を結ぶので、「不具合や改善要望にどのように対応するか」は契約書次第です。
うちの場合は「改善要望は基本的に費用が発生、不具合は無償で修正」。
ただどうやら定義がはっきりしていない様子。
「不具合って何?」、「改善要望って何?」。
こっちで不具合だって思っても、業者から見れば「仕様」なんてこともしばしば。
この間、クリック1回でチェックボックスにチェックが付かないことを指摘したら、「仕様です」との回答。
すばらしい仕様ですなっ!使い勝手最高!!
以上今回は愚痴でした。
ではまた次回。
==エクセル関数の困ったを解消できるホームページをやっています==
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