病院SEにゃんとの「システムエンジニアの仕事ってこんなもん」

今回は、「最近呼び出されたトラブルは？ケース３『プロジェクター写らない事件』」についてちょっと書こうと思います。

▲月□日　プロジェクター写らない事件

　いつも通り仕事をしていると鳴り始めるPHS。

話を聞くと「プロジェクターが写らない」と。

当院の場合、パソコンとプロジェクターは切替器？（DVD→パソコンなど写るものを切り替える）を介して繋いでいるので、その切替スイッチを変えていないだけかな？と思いながら現場へ向かいました。

しかしいざ見てみると、スイッチはしっかり「HDMI」になっています。

そうなると可能性は「HDMIの線が悪い」、「パソコンの口が物理的に悪い」、「もしかしたら切替器の不具合？」などが考えられる。

一つ一つ試してみることに…。

まずは線を交換してみますが、変わらず写らない。

んではパソコンの口か？と思い、ちょこっとだけ差込口をクニュクニュ（本当はお勧めしません）。

それでも写る気配なし。




うーん、もしかして切替器か？

んでも切替器ってよく分からないし…。

と思っていると、一つ確認が抜けていることに気が付きました。

「一応ネットワークアダプタのドライバの動作もを確認してみようかな」。

コントロールパネルからデバイスマネージャーを立ち上げて見てみると、「正常に動作しています」との表示。

「ありゃー、やっぱり切替器か？」と思いながらも、一応ドライバを一旦「無効」にして、再度「有効」にするとなぜか写った。

結局原因は「ドライバ」だったのです。

Windowsアップデートで不具合を起こす可能性もあるので、それかもしれません。

院内の他のパソコンでも、近い時期にネットワークのドライバで不具合がありましたから…。

今回は様子見として、再発したらドライバの入れ直しをしたいと思います。


ということで、今回はこんな感じです。

次はまた別のトラブルを紹介する予定です。

ではまた次回。

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