病院SEにゃんとの「システムエンジニアの仕事ってこんなもん」

今回は、「ケース２１『Zipファイル解凍しないで編集・保存したらどっか行っちゃった事件』」について書こうと思います。

△×月◇■日　Zipファイル解凍しないで編集・保存したらどっか行っちゃった事件

　Zipファイルってご存じですか？

普通の状態よりも圧縮して容量を小さくしたファイルのことを言います。

ちなみにエクセルやワードなどは、ファイル上で右クリック → 送る → 圧縮（Zip形式）フォルダー、とすれば簡単にZipファイルに圧縮することができ、Zipファイルの回答も、ファイル上で右クリック → すべて展開、とすれば簡単に解答できます。

しかし自分はこれまで「Zipファイルに圧縮したら容量小さくなってよかった〜」って思ったことはありません。

ほとんどさっぱり減らないっすよ？やり方悪いんですかね？


そんなZipフォルダですが、ある程度機密性のあるデータを外部とやり取りする時には役立ち、Zipファイルにパスワードをかけて送ったり送られたりします。

そしてZipファイルは解凍しなくても中身を見れたり編集できたりします。

ただ編集後に上書き保存してもエラーにはなりませんが、上書き保存にはなりません。

保存はされたのにどっかに行く、つまり軽い行方不明になってしまうのです。。。



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この間、やはり解凍を忘れてZipフォルダ内のデータを編集してしまいました。

そして気づかずに「上書き保存」。

上書き保存なのに「どこに保存する？」とは聞かれましたが、その後画面上は違和感なく完了します。

しかしその後Zipフォルダ内のデータを見ても更新されていないのです。

画面上はエラーなんかも出なかったのに…。


そこで一つ思いつき、名前を付けて保存を選んでみました。

すると次のようなパスが出てきたのです。

「C:\Users\（※ユーザー名）\AppData\Local\Temp」
※ユーザー名はパソコンによって異なります

そして実際にここを見てみると、あった！

Tempとは一時ファイルのことなので、「一時的に保存しますよー」ってことなんでしょうね。

しかしこれは分かりづらい…。

ちなみにWindows10ではこのような現象は起こらなくなっているようです。


ということで今回はここまでです。

ではまた次回も読んでください。


なお、下に運営しているサイトのリンクを載せておきますので、よかったら見てみてください。

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