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2016年12月14日

USCPA 科目合格(Credit)のExpire期限について良く考える

USCPAの試験制度で一番受験生を困らせるのがExpireである。

良く合格体験記に「あきらめなければ合格できる」みたいなことが書いているのだが、時間さえあれば確かにそうかもしれないが、受験生の多くは社会人であり、膨大な残業と土日出勤に追われて、勉強できない人も多いと思う。

試験ではそういった個々の事情はまったくもって考慮されないため(当たり前だが)、結果がすべてだ。

ともかく、それなりに真面目にやっていたとしてもExpire直前までずれ込むケースがあるので、試験のスケジュールは綿密に考えておこう。
私もまたExpireに現在怯えている。

さて、私は以前の記事で2017年の1Qが最後のチャンスと記載したが、厳密には違う。
2017年の2Qが最後のチャンスなのだ。

私の最初の科目FARのExpire dateは2017年の4月19日だ。これは、Attendance dateからちょうど18か月後である。

例えば私があと残り1科目を2017年4月1日から4月19日の間に受験、合格発表日は5月であった場合、合格時は4科目合格となるか否かという疑問である。
この場合は4科目合格を認められるのである。

この件は、NASBAのHPにも記載されている。

> My conditional credit expires soon. What is the last day I can sit
> without losing credit?
>
> You have until the end of testing on the day your credit expires.
> Remember, when scheduling your examination, some testing centers are
> not open on weekends or holidays. For some jurisdictions, the
> expiration date for conditional credit may fall in a non-testing
> month.


ご丁寧にテストセンターでテストがやっているかもチェックしろと記載されている。また厳密に私の例でいえば、4月19日まで認められるか、4月18日がDueなのかも知っておきたい。

プロアクティブに質問したところ、丁寧な回答が返ってきたので、ここに記す。

ALEX様

こんにちは。プロアクティブ/グアム大学日本事務局です。
ご連絡いただきまして誠にありがとうございます。

USCPA試験の科目合格の有効期限につきましてご案内致します。

ALEX様は2017年の4月19日にFARがExpireしてしまうとのことです。
Expireの期限は受験ベースとなっております。

ご認識通り、FARがExpireする2017年4月19日までにまだ受験されていない科目
(REGとBEC)を受験していただく必要がございます。
※18日までと記載されておりましたが、正確には19日いっぱいまで大丈夫です。

試験結果については4月19日までに出ている必要はございません。
4月19日までに残りの科目を受験されれば、試験結果発表日が4月20日以降となっても問題はございません。

従いまして、ALEX様のExpire前に合格できるチャンスは2017/2Qの4月19日までとなり、
それまでにまず受験していただき、結果が全て合格であれば全科目合格となります。

以上ご案内申し上げます。
何かご不明な点等ございましたらご連絡くださいませ。


ということだ。

私の場合はBECは2017年1Qと2Qで2回チャンスがあるわけだ。
もちろん1Qで決めるつもりですがね。2017年4月には制度変更されてしまうため、3月合格発表後、4月上旬の新試験を臨むのはあまりにも大変な気がするので。

結論:初回受験の受験日はあとあと重要になってくる可能性もあり。
 私みたいにならず、その前にとっとと受かってしまいましょう。

ALEX

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タグ:USCPA Expire
posted by Alex at 18:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | USCPA全般

2016年10月26日

USCPA 受験会場(大阪中津)プロメトリックセンターについて知るところ紹介

まだ私も受験中であるが、数回通いプロメトリックセンタ―にも通い慣れてきたので、知るところをここに記す。

私は日本の大阪の中津会場しか利用したことがないので、主に西日本の方向けである。
私は海外在住のため、東京選択でも良いのであるが、日程を見ると中津の方が空いていることが多いのである。東京の方がやはり受験者が多いのであろうか。

中津試験会場は、こちらから確認できる。

2番出口徒歩1分とあるが、徒歩1分は言い過ぎであろう。まあ2分くらいか。。あまり変わらないが。

ここからは有用な情報であるが、会場自体は7Fであるが、ビルが開くのは、どうもAM8時のようだ。
先日、8時ちょうどくらいに着いたのであるが、その時間にシャッターが上がりだしたのだ。
この情報は日曜日限定である。(追記:平日も8時に開くようです)

8時過ぎに7Fに行くと、会場にはすでに入れるため椅子に腰をかけて休める。
係員はまだいなかったが、間もなくして受付をしてくれた。

おそらく試験要綱(NTS)には9時より試験開始でその30分前には到着するよう注意書きが書いてあると思う。

私は以前8時30分に行ったが、受験者数が多く、かなり待たされ、結局9時半開始くらいになったことがある。

そのため出来るだけ早く行って手続きを済ませた方が良いと思われる。

また、当日は以下のものを忘れてはならない。
@NTS
Aパスポート
Bプロメトリックセンターの予約控え

Bは必ずいるかは不明なのであるが、予約番号を確認するため提示を求められる。

次はお手洗いの話であるが
中津会場の男子トイレの個室は2つだけである、試験前に駆け込みたい人や、試験中に行きたい人は、個室の数が少ないため留意していただきたい。他の階が使えるか否かは現状不明。

試験前の手続きは、写真撮影と指紋確認、金属探知機でチェック、ポケットは裏地も見せる、足元の靴下まわりもチェックされるなど、まあまあ細かい。腕時計や携帯電話はもちろんロッカーに置いておく。

試験中へお手洗いに行く場合は、出るときと戻るとき指紋認証が必要であるため、最速で戻ってきても3〜4分はかかると考えていた方がよい。
(追記:2017年4月以降の新制度では、トイレ休憩があるはずです。ご確認くださいませ)

その際にロッカーを開けて水分補給が可能である。私は水分を取りつつ、チョコレートも食べた。
休憩中に使うものはロッカーの前の方に置いておこう。
もちろん休憩中に携帯電話の使用は禁止であるため、おかしなことが起きないようにカバンの中にしまっておくのがベターだ。

なお私は小さなスーツケースも持っていたが、ロッカーを二つ貸してくれた。
以前受験したときは、担当試験官が預かってくれたのだが、細かいルールはないのだろうか。

また、試験時は、まわりの音をシャットアウトするヘッドフォンを使用することができる。

計算用紙については、2枚のプラスチックのような紙とペンが渡される(ホワイトボードようなもの)。
ペンは太いので使いにくいことが多い。
たまに新しいものにあたると、少々先が細目(まだ使用が少ないため)で若干使いやすかった。

当該2枚の紙はすべて使用した後、担当官にいえば、新しいものと交換してくれる。

また受験の際は、NTSの番号を入力してから開始することになるのであるが、当該NTSは試験官に回収されるため、番号は上記のプラスチック製の紙に、最初メモをするように試験管に言われる。
これを指などで消してしまうと、お手洗い休憩から戻ったときなどに入力できなくなるので注意いただきたい。

テストレットが終了する度にTake a Breakの選択もでるので、休憩を取りたい場合はこちらをクリックすれば良い。

私はいつもテストレットが3つ終わった後、シュミレーションやWritten Comminucationの前にお手洗いに行くことにしていた。

最後に
プロメトリックセンタ―の空き状況だけ知りたい方は、こちらから確認すればよい。

当該ページで「Locate」をクリックし、次にJapanを選択。
さらに科目を選択、(Japan)と記載があるもの。

次のページでは例えばNakatsuなど入力すれば中津会場の空き状況が分かる。

是非参考にされたし。

(追記)
試験会場では上着の着脱が出来ません。空調は問題ないと思いますが、寒すぎず、暑すぎない服装をお勧めします。Good Luck!!!


ALEX

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posted by Alex at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | USCPA全般

2016年09月19日

USCPA 専門学校 アビタスはやっぱり優良な教材

小生は海外に在住し、孤独にUSCPAの勉強をしているのであるが
先日たまたまUSCPAの勉強をしている友人と知り合うことが出来た。

聞くところによると彼はアビタスを受講している模様。
早速情報交換のために一席設けた。

ちなみにお互いTACは単位取得について海外在住では苦戦するとのことで選択していなかった。


アビタスと言えば自社教材である。
アメリカ大手のCPA専門学校と手を結ばずにどれほどの教材が作れているのか。

たまたま二人ともBECを勉強していたところであり
私はプロアクティブ、彼はアビタスの教材をお互い見せあうこととした。


私は腰を抜かした(大げさ、笑)
日本語が圧倒的に多いのである。

私はプロアクティブの98%英語教材に慣れてしまっていたので、他校もきっと日本語は若干載せてある程度であろうと思っていたのである。

それどころか英語と日本語は50:50であり、かつ日本語だけの問題集もあるではないか。

これはきっと日本人にも非常に理解し易いであろう。

私はプロアクティブの受講スタイル、つまり、インプットはざっくり説明したのみで、後は受講生のアウトプットに任せるスタイルも嫌いでない。

しかし、試験が英語だから、インプットも英語で慣れておくという方針だけは、どうしても好きになれない。理解に相当程度時間を要してしまうためだ。

よほど英語が堪能な人はさておき、BESTは日本語+英語で理解をし、ひたすら英語の問題を解くことが近道であろう。

ということで散々我らがプロアクティブの文句を書いているが、価格に比例している点納得ができる。

プロアクティブは20万程度の受講料、アビタスは50万超とのこと。

それはアビタスは教材作りにそれだけ時間がかかると思う。

Anyway、本当の受験者の専門学校別合格率が分かれば良いがそんな訳にもいかない。

現在BECを2回Failしている状態であるため、ついつい他校にも手を出したくなるが、ここは我慢である。

複数に手を出すのは危険極まりない。

従前記載したが、BECを2回目Failした後に購入したWileyの教材はまだ手付かずである。
BISKを完璧にするだけで相当程度時間がかかる。


結論
隣の芝生は青い。
情報交換も善しあしである。

ALEX

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posted by Alex at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | USCPA全般

2016年09月06日

USCPA 大原簿記専門学校(Roger)ハリブリット授業と単位取得費用無料が売り

私がUSCPAの勉強を始める前に調べたところは、資格の学校TACアビタスプロアクティブといったところがUSCPAの専門学校としてはメジャーであることが分かった。

しかし、今から勉強を始める方は大原簿記専門学校はどうなのだろうか、という疑問もあるだろう。

何故かはわからないが、TAC、アビタス、プロアクティブの3校の情報ばかりがインターネット上には溢れており、大原簿記専門学校については情報が少ないのである。

しかし、大原簿記専門学校もUSCPA講座を開設しており、こちらのホームページからアクセスできる。
どうやら、大原は他校に比べるとUSCPA講座の歴史はまだ浅いようである。


当該ホームページからパンフレットはTAC同様にWebでも確認可能である点丁寧である。

情報量が少ないことイコールUSCPA講座の知名度がないとは必ずしもいえない。

パンフレット等を調べる限り、大原簿記専門学校の場合、授業の7割が英語だという。
確かに外国人講師が黒板の前に立っている写真などが掲載されている。
なんでもハイブリットスタイル(Hybrid style lecture)というらしい。格好いいですね。

今なら、こっちの授業を受けてみたいと思う。
さらに字幕付きの講義だったら嬉しいのだが、そういうわけにはいかないか。

ちなみにこのハイブリット方式の授業には今年から切り替わったようだ。
私がたまたま帰国した際に大原の前を通りかかったためにゲットしたパンフレット(2016年2月)では、ハイブリットな感じはなかった。

USCPA大原.JPG
写真は古いパンフレットです。


ちなみに日本の受講生にはBecker、Wiley、BISKなどが有名であるが、実はRogerもまた米国内では相当程度有名で人気が高いようである。

こちらの海外サイト(信頼性は不明だが)においては評価が、Becker等を抑えてRogerはナンバーワンではないか。

また、単位取得は相当程度数、講座代金の範囲内で受けれる模様である。
そもそも大原簿記専門学校は学校法人として認可されているため、授業を受けただけで単位取得が可能となるそうだ。結果として、単位が大幅に不足している人や将来ライセンスを取るためさらに単位取得が追加で必要となる人は反って割安となるケースがあるようだ。

メリットを要約すればこうだ。

USCPA取得だけでなく英語の勉強もしたい人(英語の授業に抵抗がない)には向いている。
単位取得がたくさん必要な人は割安になる可能性がある。
大原が提携しているRogerはアメリカでは大手で他社と比較して問題がなさそう。
全国展開しているので各地の自習室が使えること。


USCPAの勉強をしているリーディング能力ばかりが身について、せっかく海外にいるのに勿体ないなと思うことがある。大原は少なくともヒアリング能力については高めてくれそうである。

大原簿記専門学校 USCPA講座はこちらから

ALEX

TACのレビュー記事はこちら
アビタスのレビュー記事はこちら

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posted by Alex at 14:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | USCPA全般

2016年08月29日

USCPA:専門学校の選択。TAC(Becker)は日本在住で時間とお金に余裕がある方向け。

以前、USCPAの専門学校アビタスについての特徴を当方の知る範囲で記載した。
過去記事はこちらから。)

今回は資格の学校TACについて知るところを記したいと思うので参考にされたし。

まずはTACの専門学校の質であるが、私は同じくUSCPAを売りにしているプロアクティブ、アビタス、大原に比して断然高いと思っている。

私はプロアクティブを選択したので、あまり偉そうなことはいえないのだが、遥か昔にTACの日本公認会計士講座を受講しているので、その質の高さは知っている。会計分野の専門学校では一番と思っている。

もともと私もTACを受講するつもりでいた。
しかしながら、受験生にとって最初にクリアすべき課題である単位取得が海外からオンラインで受けることができなかったのである。

単位取得についても本番の試験と同様にプロメティックセンターで受験することになるそうである。
これを考えると、関西及び関東近郊でない方は、若干ネックとなるかもしれない。

ただし、アラスカ州は、もともと15単位で良いため、ある程度まとめて準備すれば問題ないであろう。
TACのことは詳細には分からないが、プロアクティブの場合は3単位取るのに、範囲は限られており、問題も本番と違って2分で1問ペース、6割合格で単位取得可能である。

しかしTACは、その授業料が半端じゃないらしい。
他のブログの情報によると、概ね授業ボリュームは下記をイメージしておけばよい。

プロアクティブ(120時間程度か):アビタス:TAC=1:1.5:2

しかしながら、プロアクティブのテキストは日本語が一切なく、講師がかなり割愛しながら授業を進めていくので、結局自分でインターネットなどで日本語を検索して調べなおすことも多々ある。

そう考えるとTACは網羅的に教えてもらえる可能性もあるが、逆に言えば、専門学校が本試験の問題をすべて抑えていたと売り込めるように、マイナー論点も無駄に教えられる可能性もあるのである。

このように、結局、いずれの専門学校を選ぶかは各自のスタンス次第である。

学生や主婦のかた、ゆっくり時間をかけて勉強する余裕がある方は断然TACをお勧めする。
一方で、お金に余裕がない方、授業は受けたいが、ざっくり学んでアウトプット注力の方、海外在住の方はTACはお勧めしない。

Beckerについては、実際にアメリカでの受講者に聞いたことがあるが、内容は良かったと言っていた。紙ベースではないようであるが、PCで本番形式で解きまくったそうだ。

また、単位取得の話に戻るがプロアクティブは36,000円/3単位(最近30,000円に改定されたようですが、為替で動くことがあるようですね)、TACは20,000円?程度であるため、交通費等を考えても、地方在住でも場所によっては遜色ないかもしれない。

またTACは全国展開しているため、主要都市において自習室が使いたい放題となるところもメリットであろう。

アビタス(大阪、東京)とプロアクティブ(東京)は東京大阪に限定される。

TACも無料セミナーは東京、大阪、名古屋に限定されてしまうようであるが、参加すると入学金免除券等がもらえるようである。

また、割引制度も充実している。
会計士・税理士割引
TOEIC900以上、英検1級以上等
BATIC,USCMA保有者等
他校受験経験者等

それぞれ10〜30%程度割引になるようである。プロアクティブはもともと200,000円程度と安かったため、海外在住割引はあったが、それ以外はなかったように記憶している。

ちなみに社会人の皆さんは必ず教育訓練給付制度を利用してください。
私も受講代金200,000円のうち2割の40,000円が戻ってきました。
TACに関してはこちらから確認できます⇒教育訓練給付制度(TAC)
米国公認会計士講座も対象となっている模様。

TAC米国公認会計士講座はこちらから
当該ページから資料請求ページやデジタルパンフレットにもアクセスできる。デジタルパンフレットにおいては合格体験記や実際の講座の料金の目安も分かるため是非参考にされたし!

ALEX

アビタスのレビュー記事はこちらから
大原簿記専門学校のレビュー記事はこちらから。


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posted by Alex at 19:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | USCPA全般
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TOEICで860点(L440、R420 )をゲットし夢の駐在員生活をゲット。喜びも束の間で、ビジネス英語の出来なさを痛感する日々。これではいかんと自己研鑽でUSCPA取得を目指す、無事合格。しかしビジネス英語は相変わらずカタコト。そんな日々を記したブログ。コメントお待ちしています。
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