ホビーショップ経営の手引き

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です。こんばんは。

いよいよ今週末はワンフェスです。わたしは行きませんが、終わったあとのホビーメーカー合同展示会でゆっくり新作を見学してきます。

今回は本家記事の補足・裏話です。フィギュア販売にもインバウンドの波がやってきた【訪日外国人観光客を狙え】

上記のような記事を書くと

「中国では日本の3倍の値段で売られているのか。じゃあ安ければ買ってもらえるな」
「別になんでも置けばいいな」

と考えてしまう人がいるかもしれません。そして、ただ安いだけで何のこだわりもなくフィギュアを仕入れるでしょう。

それ、甘い。

オタクをバカにするなと思います。

オタクって万国共通なんですよ。安いから買うんじゃあないんです。欲しいから、好きだから買うんです。

じっさい、わたしの店に来ても買わなかったインバウンド（訪日外国人観光客）さんはいます。日本の3倍の値段でフィギュアが売られているから、安いから、で彼らは紙おむつや家電製品、化粧品のように買いません。

そして彼らのほとんどがスマートフォンを持っています。そのスマホに自分の愛するキャラクターの画像をこれでもか！って入れて

「クラナド！アリマスカ！」
「フタバ、ホシイ！」
「ソラ！」

と一生懸命、わたしに見せて、伝えてキャラクターを探すのです。愛するキャラクターでなければ買いません。

まとめます。

オタクのインバウンドだって欲しくなければ買わない。

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