ホビーショップ経営の手引き

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

わたしは自分が売りこみをされるのが大嫌い。それに誰かに売りつけるのも売り込むのもしたくありません。だから、わたしの店では基本、お客さんは放置します。放置プレイです。

もちろん挨拶はちゃんとしますし、なにか質問された時はお答えします。

きょう新規のお客さんが来店されました。何分か店内をみたあと、おもむろに

『と○ぶるの美○はありますか？』

と聞かれました。発売直後から大人気で品薄。プレミア価格でネットでは取引されているキャラクター名でした。

「申し訳ありません。仕入れたのですがすぐに売り切れてしまいました」

すると、そのお客さん。同じ作品に登場する別のキャラクターのフィギュアを購入してくださいました。実はそのとき、他のメーカーから発売されたフィギュアも店の奥にはあったのです。

そこで、わたしはお客さんに教えてあげました。

『モ○なら、こちらのほうがデキがいいですよ』

と。だって本当のことですから。

すると、そのお客さん。そのフィギュアも購入してくださったのです。これ、わたしがお客さんに存在を教えてあげたから売れたんです。

あ、売りつけたとか、売り込んだとかじゃありませんよ。本当に。

わたしはただ「こんな商品もある」って純粋に知ってほしかっただけ。

まとめます。

お店の商品に気づいていないお客様には存在を教えてあげよう。

そのお客様が探していた美少女フィギュアはこちら