カードローンを利用している人の中には一度に高額の借入をし、後は定期的に返済するだけの人がいれば、毎月のように継続的に借入・返済を繰り返す人もいます。
そして、継続的な利用をする場合に一番問題になるのがATMの手数料です。カードローン業者の専用ATMを利用すれば当然手数料は掛かりませんが、他業者(コンビニや他金融機関など)のATMを利用すると提携ATM手数料を取られるものが少なくありません。
コンビニATMの手数料は1万円以下で110円、1万円超だと220円が掛かるため、借入と返済をコンビニATMから1回ずつ行った場合は手数料が440円になります。
過去の記事でも書きましたが、仮にその440円を金利18%のカードローンの1ケ月分の利息として換算すると、約3万円の借入金に該当します。
つまり、コンビニATMを利用してカードローンから3万円を借り入れると2倍の利息を取られるということです。そのため、コンビニATMが有料であるカードローン(消費者金融やクレジット会社、一部の銀行)は利用方法が制約されることは否めません。
ATM手数料は借入の際は蓄積され、返済(入金)の時に一括で差し引きされます。手数料は利息よりも充当順位が優先になっているので、コンビニ等のATM手数料が有料の場合、返済したと同時に真っ先に差し引かれるのです。
仮に5,000円返済しても、明細を見たときATM手数料に880円引かれていたら、きっとATM手数料が高いと感じるでしょう。利息が1,500円で、ATM手数料が880円だった場合、5,000円返済したとしても。元金充当額は2,620円になります。
もし提携ATM手数料が無料なカードローンなら、880円は元金充当されることになり、3,500円残高が減ることになるのです。毎月このようにATM手数料を支払っている人は、年間通してみた場合、かなり多くの手数料を払っていることになります。
今回はカードローンでATM手数料が無料なのはどこなのか?一覧で分かる表とともに解説していきます。
(最終更新日:平成31年3月14日)