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2024年10月13日

ゴライアスゴリアテス Goliathus goliatus

昨年産卵させたクワドリマキュラトゥスの子供達が羽化してきました。
種親はこちらのペアになります。

100%ピュアなホワイト個体は海外マニアの間でフルホワイト Full Whiteと言われていますが、種親は薄い縦線が入っており、次世代でフルホワイトが出るかどうかは微妙なところでした。
結果は、オスの約半数がフルホワイトで、メスにはフルホワイトが出ませんでした。

最高に美しかったオスがこちらです。

goliathus202410-71.jpg



goliathus202410.jpg


学名:Goliathus goliatus quadrimaculatus
和名:ゴライアスオオツノハナムグリ
産地:カメルーン

2024年10月05日

ゴライアスカシクス Goliathus cacicus

ebayやヤフオクで頻繁にゴライアスやテナガコガネを買い漁っておりますが、先日購入した標本がこちらのカシクスです。90oとカシクスでは比較的大型のオス標本ですので、少しお高めでした。
90mmにもなると大角の先端が扇状に開いてとても格好良くなります。ブリードではなかなか出せないサイズですね。古い標本でフセツを真っすぐに伸ばすことが出来ませんでしたので、無理せずナチュラルな形で展足しました。

goliathuscacicus-90.jpg

学名:Goliathus cacicus
和名:ゴライアスカシクス
産地:コートジボアール

カシクス関連1
カシクス関連2
カシクス関連3

2024年09月20日

ミクラミヤマ Lucanus gamunus

4月頃に産卵セットをしたミクラミヤマの幼虫を取り出しました。
側面から多くの幼虫が見えていたので期待してはいましたが取り出してびっくり! 67頭もの3令幼虫が出てきました。インブリで累代がかなり進んでいるはずですが、累代障害みたいなものは全く関係無さそうですね。種親は本種ギネスホルダーの友人からもらったギネス血統で採集禁止種ということもあって全て育てたいところですが、数は多いしヤフオクでも売れないしでどうしたもんだか。
ここ数年の産卵マットは、ドルクス佐賀さんのカブトマットAにカインズの黒土を20〜30%混ぜたものですが、ミヤマ、カブト、カナブン全般に使用できてそれなりの成果は出ています。ロンドミヤマ2メス、テトラオドンミヤマ2メスで、それぞれ100頭(1メスで約50頭)以上の幼虫が得られています。
またカブトマットAだけで、ニジイロ、アンテ等の産卵にも使える万能マットです。

mikura-01.jpg

学名:Lucanus gamunus
和名:ミクラミヤマクワガタ
産地:神津島

2024年09月07日

ヒペリオンssp. Dorcus hyperion ssp.

ウェストカメン産 WF1ヒペリオンオスの羽化が始まりました。ワイルド最大65mmということで、期待していましたがオスの羽化1号は51mmでした。
ギネスホルダーの友人からヒペリオンに最適の菌糸種を聞きましたので、次世代はこの菌糸で挑みたいと思います。

hiperion-51.jpg

学名:Dorcus hyperion ssp.
和名:ヒペリオンssp.
産地:West Kameng Arunachal Pradesh India

以前の記事

2024年09月06日

イカリツノハナムグリ Fornasinius fornasinii

タンザニアのイカリツノです。
ヤフオクで5頭購入した幼虫のうち、1オス2メスが羽化しました。
これまで何度かチャレンジしてましたが、まともにペアで羽化させたのは初めてです。
幼虫管理はゴライアスと同等で、サプリを食べさせて真砂土に繭玉を作らせることで無事羽化まで行きました。

ikari-1.jpg
ikari-2.jpg

学名:Fornasinius fornasinii
和名:イカリツノハナムグリ
産地:タンザニア

2024年09月02日

AIが作り出した昆虫達

image FXっていう人工知能ソフトを使っていろんな虫を作ってみました。割と格好良いけどありえないカブクワばっかりです、どうぞご覧ください。ゴライアスで作りたかったんだけど上手く行きませんでした。

image_fx_ (24).jpg
image_fx_ (3).jpg
image_fx_ (20).jpg
image_fx_ (18).jpg
image_fx_ (15).jpg
image_fx_ (1).jpg
image_fx_ (17).jpg

姫路城をバックにかわいい女の子を出せと言ったら、こんな子が出てきました。
なかなかリアルですね。このAIは他のAIソフトと異なり、日本人をかなりの精度で表現できるそうです。

image_fx_ (15).jpg

タグ:AI stag beetle

2024年08月27日

ポリフェムスオオツノカナブン Mecynorhina polyphemus

ポリフェムスオオツノカナブンの原名亜種標本を2体入手できたので、confluensと比較してみました。
原名亜種は、ガーナ産、トーゴ産の2産地で、もう少し大きめの個体を入手したかったのですが販売しているのを滅多に見かけることが無いので小型でご勘弁を。
左からザイール(現コンゴ)、ウガンダ、ルワンダの3体は亜種のconfluensで、右側2個体が左からガーナ、トーゴになります。

分布域はこちら
polypems.jpg

一般的にはconfluensの方が緑の色が濃いと言われており、他には原名亜種は上翅にある白点模様が大きめではっきりとしているようです。
このサンプルだけでは中央の小盾板中央と両脇に縦筋が入っていますが、これは原名亜種でも入らない個体があるし、confluensにも入っている個体がありました。

polyfemus-all-1.jpg

そういえば一番流通しているカメルーン産がいないのだが、現在ワイルドのメスをブリード中で次世代が羽化したら改めて追加しよう。

学名:Mecynorhina polyphemus polyphemus
   Mecynorhina polyphemus confluens
和名:ポリフェムスオオツノカナブン




デンティクルスゲンシミヤマ Noseolucanus denticulus

中国産のデンティクルスゲンシミヤマを購入しました。これまで流通していたミャンマーカチン産とほとんど違いはないように見えますが、中国産は初めてですし、ワイルドをブリードするのも初めてですので、ワクワクしてます。

実はカチン産は何年も累代飼育した経験があるので、同様に18−20度くらいのワインセラーの中に産卵セットを設置しました。

届いた日に早速産卵セットに放り込んだけど産んでくれるかなぁ。

denticulus-1.jpg

学名:Noseolucanus denticulus
和名:デンティクルスゲンシミヤマ
産地:中国 雲南省 貢山

2024年08月15日

マリンドッケオオヒラタ Dorcus titanus imperialis

友人からワイルドのマリンドッケヒラタペアを頂きました。オオヒラタは凶暴なのが苦手でやってこなかったので、これまでほとんどこのブログには登場していませんでしたが、こうやってワイルドの個体を見てみるとクワガタ界最強の王者といった貫禄ですね。

marin-001.jpg

学名:Dorcus titanus imperialis
和名:マリンドッケオオヒラタ
産地:Boag.Marinduque Philippines

2024年08月04日

ボーリンフタマタクワガタ Hexarthrius bowringi bowringi

原名亜種のボーリンが羽化しました。オス第一号の羽化ですので、少し小さ目かも知れません。
フタマタ最高峰と言われるだけあって格好良い大アゴしてますよね。ほれぼれします。

borlingi68-1.jpg
borlingi68-2.jpg
borlingi68-3.jpg
borlingi39-1.jpg
borlingi39-2.jpg

学名:Hexarthrius bowringi bowringi
種名:ボーリンフタマタクワガタ
産地::インドダージリン
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