ゴライアスはもう何年も飼育してますが、どうしても越えられないのがオス90mmの壁です。
マットの配合やサプリの銘柄などいろいろと試してきましたが、現時点での最高はオス86mmで80mm台は複数羽化してくるものの、90mmの壁を越えることが出来ていません。
幼虫体重から考察すると、最終計測時に71gが85mm、84gあっても86mmと体重に対する還元率はまちまちです。これは羽化ビンに投入してからすぐに繭を作り始めた場合と、1か月近く繭を作らずに体重を落としてしまったものの違いがあるのではと考えています。マットやサプリが同じ条件であっても繭を作る期間に差が出てきますが、温度が低いと少し遅れる傾向があるように感じたので、これは今後の課題にしたいと思います。
知り合いのところでは幼虫体重100gで98mmという大きな個体も出てきており、海外でも100mmに近い個体を見かけるので、ブリードで100mmを越えることは可能だと思います。
90mmアップとなると標本価値も高く、野外品のクワドリでは500ドル(ebay調べ)程度の価格で販売されています。
野外でもなかなか得られない100mmアップともなるともっと高価になりますが、そもそも販売されているのをほとんど見つけることが出来ません。
オス86mm(最終体重84g)
オス85mm(最終体重71g)
メス70mm(最終体重56g)
2024年11月29日
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