2019年02月06日
栗原心愛(くりはらみあ)ちゃん 〜悪質な父親に翻弄〜
父親の悪質さが明らかになってきた。
連日、報道されているこの事件。
内容を知れば知るほど、辛さが募る。
結局この父親の巧妙なやり方に、周囲が対応しきれなかったわけだ。
何度も言うが「子供は、親を選べない。」
こんな家庭に生まれてしまったことを、不運と言うしかないのだろうか?
どんなに虐待されようが、子供にとっては唯一の親である。
親に気に入られようと、子供なりに行動しただろうが、
親に愛情が無ければ、子供は救われない。
母欧も逮捕されたようだが、納得できない。
確かに、身を挺して子供を守らなかったのは、育児放棄なのだろう。
しかし、自身もDVを受けていたことを考えれば、恐怖心から
見て見ぬふり、のような状態になるのは、責められないような気がする。
美談としては、「母親が自分を犠牲にして子供を守る」というストーリーに
なるのだろうが、現実的には、暴力を避けたいという心理になるのは
仕方がないだろう。
DVは、繰り返されると、自然に体や心が逃げる方向に向かう。
この母親は、悪いと分かっていても、どうにもならなかったのだ。
責められない。
悔やまれるのは、学校の先生に「先生、どうにかなりませんか。」と
訴えた時に、もっと、この子に寄り添えなかったのか。ということです。
ただ、手続きに乗っ取って処理しようとしてはいなかったのか?
教育委員会、児童相談所につないだ後は、学校は何もしなかったのだろうか?
担任は、家庭訪問をしたのだろうか?
もっと真剣に、この子に寄り添うべきではなかったか。
転校で逃げようとした時には、転校を阻止しようとはしなかったのか?
「厄介払い」という気持ちがなかったのか?
納得できない事ばかりだ。
各組織の未熟さが取りざたされているが、それは、大人としての
責任逃れにしか聞こえない。
大人たちの手が回らないから、子供が死んでもいいのか?
日本という国は、外国人が驚くほどに教育に熱心な国だった。
江戸時代でさえ、識字率は非常に高く、海外の訪問者は驚いた。
それほど子供を大切にした国だった。
教育が国力に直結することを、時の大人たちは知っていたからだ。
明治維新以来、日本は、瞬く間に世界のTOPクラスの国に仲間入りした。
世界は、日清・日露戦争の勝利を見て、日本の力を認めた。
一等国として、世界は日本に対応してくれた。
そういう、国を支える人材が、沢山育っていた。
しかし、今はどうだ?
先進国の中で、教育などの「子供にかける費用」は、最低なのである。
大人たちの事情が最優先されて、子供たちに目が行っていない。
この親を教育するには遅いが、こんな父親・母親にならないように
子供たちを教育することは出来る。
もっと、子供への政策に重心を移してほしい。
そうでなければ「少子化問題」は解決しない。
こんなに子供を育てづらい国では、無理であろう。
そして今の大人たちは、もっと、子供に真剣に向き合おう。
子供たちに対して、もっと、責任を自覚しよう。
子供は、国の宝である。
日本が先進国だと言うなら、
金・金・金ではなく、人・人・人であるべきだ。
今の日本は、三流国でしかないことを自覚しよう。
BY いいとこどり
連日、報道されているこの事件。
内容を知れば知るほど、辛さが募る。
小4死亡 夫が「外に出すな」2/6(水) 8:04 掲載
千葉地検松戸支部に送検される栗原なぎさ容疑者=千葉県松戸市の松戸署で5日午前10時4分、橋口正撮影(毎日新聞)
「『外に出すな』と言われた」=発覚恐れ、1カ月自宅に−千葉女児死亡で母供述
千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が自宅で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、母親のなぎさ容疑者(31)が「夫に『外に出すな』と言われ、娘を1カ月ぐらい外出させていなかった」などと供述していることが6日、捜査関係者への取材で分かった。(時事通信)
結局この父親の巧妙なやり方に、周囲が対応しきれなかったわけだ。
何度も言うが「子供は、親を選べない。」
こんな家庭に生まれてしまったことを、不運と言うしかないのだろうか?
どんなに虐待されようが、子供にとっては唯一の親である。
親に気に入られようと、子供なりに行動しただろうが、
親に愛情が無ければ、子供は救われない。
母欧も逮捕されたようだが、納得できない。
確かに、身を挺して子供を守らなかったのは、育児放棄なのだろう。
しかし、自身もDVを受けていたことを考えれば、恐怖心から
見て見ぬふり、のような状態になるのは、責められないような気がする。
美談としては、「母親が自分を犠牲にして子供を守る」というストーリーに
なるのだろうが、現実的には、暴力を避けたいという心理になるのは
仕方がないだろう。
DVは、繰り返されると、自然に体や心が逃げる方向に向かう。
この母親は、悪いと分かっていても、どうにもならなかったのだ。
責められない。
悔やまれるのは、学校の先生に「先生、どうにかなりませんか。」と
訴えた時に、もっと、この子に寄り添えなかったのか。ということです。
ただ、手続きに乗っ取って処理しようとしてはいなかったのか?
教育委員会、児童相談所につないだ後は、学校は何もしなかったのだろうか?
担任は、家庭訪問をしたのだろうか?
もっと真剣に、この子に寄り添うべきではなかったか。
転校で逃げようとした時には、転校を阻止しようとはしなかったのか?
「厄介払い」という気持ちがなかったのか?
納得できない事ばかりだ。
各組織の未熟さが取りざたされているが、それは、大人としての
責任逃れにしか聞こえない。
大人たちの手が回らないから、子供が死んでもいいのか?
日本という国は、外国人が驚くほどに教育に熱心な国だった。
江戸時代でさえ、識字率は非常に高く、海外の訪問者は驚いた。
それほど子供を大切にした国だった。
教育が国力に直結することを、時の大人たちは知っていたからだ。
明治維新以来、日本は、瞬く間に世界のTOPクラスの国に仲間入りした。
世界は、日清・日露戦争の勝利を見て、日本の力を認めた。
一等国として、世界は日本に対応してくれた。
そういう、国を支える人材が、沢山育っていた。
しかし、今はどうだ?
先進国の中で、教育などの「子供にかける費用」は、最低なのである。
大人たちの事情が最優先されて、子供たちに目が行っていない。
この親を教育するには遅いが、こんな父親・母親にならないように
子供たちを教育することは出来る。
もっと、子供への政策に重心を移してほしい。
そうでなければ「少子化問題」は解決しない。
こんなに子供を育てづらい国では、無理であろう。
そして今の大人たちは、もっと、子供に真剣に向き合おう。
子供たちに対して、もっと、責任を自覚しよう。
子供は、国の宝である。
日本が先進国だと言うなら、
金・金・金ではなく、人・人・人であるべきだ。
今の日本は、三流国でしかないことを自覚しよう。
BY いいとこどり
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