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日々起きる問題を、検証することで、
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2019年04月10日

世界へ飛び出すための“見えない教養    〜若者よ!世界へ飛び出せ〜

ただ英語が出来るだけでは、世界に通用しない。
世界と付き合いたいなら「教養を磨け」ということですね。

新指導要領で2020年度から「英語」が始まりますが
ただ英語が話せるだけではダメで、世界の常識を
身につけなければならないようです。

教養と言うと漠然としていて、具体的なことがわかりません。
そこを解説している記事です。

子どもの頃から身につけさせたい!世界へ飛び出すための“見えない教養”
4/7(日) 11:30配信 FNN.jpプライムオンライン

海外で仕事をしたり、学んだりすることで、自分もグローバル社会へと飛び出していきたいと思っている人も多いだろう。

だが、どんなに英語ができたとしても、グローバル社会には日本の常識が通じない時がある。それを知らないで飛び出していくのと、しっかりと身に着けて飛び出していくのとでは大違い。

(中略)

「グローバル化が進む日本においてもこれからますます日常生活や仕事でグローバル社会の常識を知っていることがアドバンテージとなっていくことと思います。その常識の第一はグローバル社会は招かれて入るものではなく、自分から『入れて!』と参加するもの」だというボークさん。

そのために特に大切なのは「考える力」だと語った。

(中略)

「娘が2歳の時に、“プレイグループ”という近所のお母さんたちと、先生を雇い交代でお世話をするというグループがあり、そこに行きました。お母さんたちも国籍は違い、いろいろな国の人がいました。でも、私だけ浮いていたんです。それは、娘にも影響していました。私が他のお母さんたちの輪に入れずにいたから、プレイグループの後、遊びに誘ってもらえず、娘も一人ぼっちだったんです。

他のお母さんたちと私の英語力に差はないのに、何が違うのだろう…と観察したんです。観察して、考えた末に、このお母さんたち、そして夫の関係で出会うグローバル社会で活躍する人たちの“6つの共通点”を見つけました。そして、それが私にないということも知りました。それを身につけないと、娘も私にようになってしまうと思い、行動を起こしたんです」

この6つの共通点をボークさんは物事の考え方や会話術などの“目に見えない教養”と礼儀作法やマナーなど“目に見える教養”とに分け、それぞれ経験談と共に紹介している。

【6つの共通点】
1. リベラルアーツを学び自分の意見を持つ
2.Causeという自分らしい社会との関わり方を持つ
3.教養あふれる会話と会話術を身につける
4.グローバル教養に欠かせない「外からみた印象」
5.グローバル教養あふれる食事の仕方
6. グローバル社会でネットワークを築くための社交ルール


誰かに誘われるのを待っていては、いつまでも馴染めません。
自分から積極的に入り込まないと、海外の社会では孤立する。

その為に必要な常識が「教養」だと言っています。

大切なのは「自分の意見」

まず、物事の考え方や会話術など目に見えない教養について、「リベラルアーツ的思考力」をボークさんは挙げた。リベラルアーツとは、“自分を知り、自分の意見を構築する教育”だといい、その過程で「自分ならどうしたいのか」や「自分はどう生きていきたいのか」と自問することで、自分らしい自分にとっての最適な生き方も見つけることができるという。

特に驚いたのは、意見の交換をしていても、否定や批判されることを怖がっていないことです。間違っていたら大変、こんなことも知らないと思われたら…と思うじゃないですか。でも、グローバル社会では意見を言わない人=存在しない人になってしまうので、意見を言わない人はみんなの輪の中に入れないんです。私がそうでした。

リベラルアーツは、日本では一般教養と訳され、プラトンなどの書籍を読むことが大切だと思われるかもしれませんが、読んで知識を集積するというよりも読んだことを『自分にとっての正義、コミュニティーとは?』や『幸せとは?』『働くとは?』といったことを考えることに生かすことが重要です
自分に対して問いを立てて、答えを発見し、自分というものを探していく、これがリベラルアーツです」


「自分は何がしたいのか?」を明確に持つ。
「自分はこう思うけど、みんなはどう思う?」と言う姿勢です。

子どもにとって家庭は一番影響を受けやすい場所です。『学校で何したの?』と問いかけるだけで、子どもは何をしたか振り返り、考え始めます。
私も含め質問や議論という教育を受けてきていない親世代は質問するのが苦手かと思いますが、リベラルアーツ的思考力を鍛えるためには質問し意見を引き出すことが重要です」

意見を構築するためには、人に質問をしてもらうことが必要で、ボークさんは娘と対話をしながら、徐々に自分も意見を持つということを始めた。大人になってからこれまでの習慣を変えることは難しいが、意識をすることで徐々に自分を変えていったという。


日本人に決定的に足りない経験です。
学校でもこういう教育の機会は、世界に比べて圧倒的に
足りていません。

私の経験で「青少年国際交流登山」というのがありました。
世界の高校生を集めて「登山」を通して、交流させるイベントですが
隔年で、日本と海外で開催しました。

この最後の段階で、高校生同士が発表をして質疑応答をするのですが
日本の高校生の発言が全くありませんでした。

海外からの高校生たちの意見に太刀打ちできなかったのです。

この時の経験から、子供との会話が変わりました。
子供に質問して、その答えに又質問する。
そうして、子供に自分の意見を構築させるようにしました。

要は、議論に慣れさせる。と言うことをしたのです。

それからは、片言の英語でも、自分の意見を言えるように
徐々になって行ったのでした。

社会に無関心でいてはいけない

続いて、グローバル社会を生きる上で、大切なものとして「Cause(コーズ)」を挙げている。これは「自分はどう社会とかかわっていきたいか」と自問をし、「自分一人ではなく、社会の役立つ一員となる大きなビジョンを持つ」という生き方で、今やビジネスでも取り入れられているものだという。そして、アメリカでは「エリート大学への入学でもCauseは求められている」とボークさんは言う。

「いわゆる“エリート大学”は、自分の大学で教育することで、どんな社会に役立つ人材に育ってくれるのかということを考えます。もう、テストの点数が良いという判断だけで決めていません。
例えば、『歯科医になりたい』という夢を持っていたとして、Causeがあると『口腔崩壊した子どもたちのために月に1回無料で治療できるクリニックを開きたい』といった世の中がもっと良くなることを考えたビジョンを抱くようになるかもしれません。そんな共感力あるビッグビジョンを持っている人がこれからの世の中には必要なのです


私個人の考えでは「英語教育」の前に、日本語の教育をしっかりと
やるべきなのではないか?
と言う考えがあります。

言葉の使い方を知らないままに「英語」を覚えても
自分の考えを相手に伝えることが出来ない。と思っています。

日本語でのコミュニケーション力が無いのに、英語が話せるだけでは
外国人とのコミュニケーションだってとれません。

ここで質問!あなたが海外で生活してるとして、近所の友人から「19時からのホームパーティー」の招待を受けたら、あなたは何時に友人宅へ行きますか?

その答えをボークさんは「スタート時間より前に着くのはダメです!」と厳しく指摘した。

「時間ちょうどもダメです。5分から15分程度、遅れていくことが礼儀です。これは特に、家に招待されている場合ですが、主催者は19時まで準備しているんです。
準備中に着くことになるのは大変失礼です。もちろん、ビジネスミーティングやレストランの場合は時間通りに行くことが大切ですが、これも早めに到着することはありません」


日本では「約束の時間の10分前に行く」のが常識でしょうが
海外では、それはダメということらしいですね。

「郷に入れば郷に従え」と言うことわざが日本にはありますから
それで行けば、「遅れて行け」ということになります。

日本での常識で海外を見ると、海外では「非常識」と言うことは
多々あると思われます。

これが「教養」というものなんですね。

結局、小手先の会話力ではなく、「人間力」を高めることが必要だ。
そうでなければ、世界には通用しない。ということです。

英語教育も、そういう観点で親は考えなければなりませんね。



  BY いいとこどり





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