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日々起きる問題を、検証することで、
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2019年03月12日

あの夏をもう一度       〜三重県 白山高校 野球部〜

可能性を無限に持つ若者たちは、ちょっとしたことで
強く逞しく生きることを覚える。

そのちょっとしたきっかけを作ってあげるのは大人の役目であろう。
ここにそのいい例があった。

高校野球「夏の甲子園」に出場した三重県立白山高校。
三重大会では2007年から10年連続で初戦敗退だった弱小チームが起こした快進撃は、全国的に話題になった。白山高校がある津市白山町は、人口約1万1000人の過疎地でもある。
ひと夏の「甲子園フィーバー」に沸いた廃れゆく町と、「自分に自信のない生徒の集まり」と評された白山高校の生徒たちの変化を追った。(
ライター・菊地高弘/写真・菊地健志/Yahoo!ニュース 特集編集部)



特別なことは何もしていない。
一人のコーチが身をもって背中を見せただけである。

子供たちは、その大人の背中を見て育つし、考える。
子供たちの手本は、大人しかいないのである。

経験のない子供たちは、何に対しても自信など持てない。
当然である。
だから、色々な経験を大人がさせてやる必要があるのだ。

「若い時は、買ってでも苦労しろ。」と言うことわざがある。
これは言葉だけではなく、今までの経験則から出てきた
大人たちのことわざなのだ。

若い時の苦労は、必ず、自分の力になるのだ。
そして、その苦労から、生き方を学ぶ。

達成感を一度味わった若者は、すぐに自信を持つようになる。
それの積み重ねで大人になる。

一度や二度の失敗は当たり前だ。
経験が無いのだから・・・。
でも、若い内なら、何度でもやり直しがきくのだ。

だから「苦労は買ってでもしろ。」なのである。


そして「かわいい子には、旅をさせろ」と言うことわざもある。

色んな世界を見て、体験して初めて知る感覚が沢山ある。
聞くと見るでは大違い。
実際に自分の目で見て、経験してみて初めて分かることがある。

今、この「白山高校」の生徒たちは、それを体験している。
「自分にもできる」
この自信は大きい。

「現実は甘くない」と言われるのも、確かにそうだ。
しかし、だからこそ苦労して手に入れた時の達成感は、
とてつもなく大きく、自信に繋がるのである。

そしてもう一つ、
諦めないで、続けている内は、失敗にはならない」ということ。
諦めた時点で「失敗」と言う結果が出るのだ。
諦めないで努力しているうちは、失敗と言う結果にはならない。

このことを、若者たちに伝えたい。

この「白山高校」の生徒たちは、何も特別な子ども達ではない。
ごく普通の、どこにでもいる子供たちである。


だから、君にも出来る。


そして、ここにも努力を続けている子供たちが居る。

|高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」



         BY いいとこどり


高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」

「カタリ場」とは、主に高校生の将来への可能性を引き出し、将来への行動へと動機付けることを目的とした、キャリア学習プログラムです。
授業を行うのは、大学生を中心としたボランティア・スタッフです。
利害関係のある“親”でも“先生”でもない、毎日付き合う“友達”でもない、少し年上の「先輩」だから、高校生たちも本音を話しやすいのです。
このような「ナナメの関係」によって生まれる“憧れ”や“刺激”、
そして対話のなかで引き出される“自己理解”や“意欲”を最大限活用するため、
カタリ場の授業は、「座談会」「先輩の話」「約束」の主に3つのパートで構成されています。
「座談会」では、生徒にスタッフが質問していくことで、生徒が好きなこと、嫌いなことを言語化するとともに、未来の夢や漠然とした不安などを引き出していきます。生徒の自己理解を促します。
「先輩の話」では、スタッフ数名が、「部活」「進路」「友人関係」などのテーマで、紙芝居形式のプレゼンテーションを行うので、高校生は興味のある話を聞きにいきます。内容は、今打ち込んでいることや夢、進路選びの失敗談や、高校生のときの失敗談や自分への後悔などさまざま。
「約束」では、これまで見つけた憧れや、見えてきた自分の興味関心などを行動につなげるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込みます。
スタッフと「約束」をすることで、授業の興奮を日常生活につなげます。



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