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2019年03月07日

「高齢者貧困」の実態   〜若者だけではない〜

老後の生活状況は、自己責任?
そういう声が巷には結構多い。 一理あるとは思う。

私自身、高齢者の端くれであるし、生活だって貧困に入るかもしれない。
年金生活者だし・・・。

ただ、私の場合は、原因がハッキリしていて、
登山に多額の支出があり、後先考えもしないで登山に
没頭した過去があるから・・・。    WWW
だから、私の場合は、典型的な「自己責任」の範疇です。

退職金も貯蓄もあてにならない「高齢者貧困」の実態
3/4(月) 7:04配信 読売新聞オンライン

 「ネットカフェ難民」や「ワーキングプア」など、若者の貧困が注目される一方で、深刻さを増すのが高齢者の貧困問題だ。「人生100年」と言われる時代。老後の家計は最重要課題の一つであり、これから高齢期を迎える中高年以下の人にとっても決して人ごとではない。貧困問題に詳しい経済アナリストの森永康平氏が現状を分析し、「自分だけは大丈夫、という甘い幻想は捨てた方がいい」と警鐘を鳴らす。

高齢者2.jpg

高齢者の貧困が急増!
 貧困にあえぐ高齢者は、右肩上がりで増え続けている。

 生活保護受給世帯の数は2000年から増加傾向にある。中でも「高齢者世帯」の数は突出している。2000年時点で33万世帯だったのが、16年時点で84万世帯と2.5倍以上に膨らんだのだ。

 最近のお年寄りは健康で元気な人が多い。なぜ、貧困に陥ってしまうのか。

退職金も貯蓄もあてにならない「高齢者貧困」の実態
2015年までは『国勢調査』、20年以降は国立社会保障・人口問題研究所『日本の世帯数の将来推計(全国推計)』を基に株式会社マネネが作成(注)「一人暮らし」は、「単独世帯」「一般世帯(1人)」を指す
◆単身化というリスク
 その原因の一つとして、高齢者世帯の「単身化」が挙げられる。


確かに私の周りにも「独居高齢者」が複数人いるのだが、
言われるほど「貧困」には見えないのだが・・・。

そもそも「貧困」の定義は、どういうものなのだろうか?

そもそも日本の貧困率はバブル崩壊以来、継続して悪化を続けており、たとえば貧困率算定のベースとなっている「可処分所得」の推移をみてみると、日本ではこの20年間ひたすら下がり続けている。

 日本の1人当たり可処分所得は年間245万円(中央値=平均値、2015年現在)だが、この平均値の半分しか所得のない世帯を貧困層と呼んでいる。日本では、この貧困率の算定基準となる可処分所得の金額が、1997年からの20年間で52万円も下落した。失われた20年と呼ばれるが、日本の貧困率の状況が厳しさを増している証拠ともいえる。東洋経済オンラインより引用


可処分所得:自分で自由に使えるお金(所得)  

これでいくと、「食費をやりくりしなければ、赤字になる人。」は
たぶん「貧困」ということかなあ・・・。

まあ、年取るとあんまり「食欲」はないから、食費としては
かかんないんだけどね・・・。   WWW


少子化や親子関係の断絶で「一人暮らし」になる高齢者は多いと思う。
子供を都会の大学にやったはいいが、帰ってこない。って話、
聞いたことありませんか?   WWW

私の地域などは、その典型みたいな街です。
優秀な人材は、大学行って都会で仕事して、帰ってこない。
後継ぎ問題が発生する。  と言う具合。

地場の企業も「人出不足」で、「有効求人倍率」が1.00個超えた、と言って
喜んでいるけど、内情は、求職する人間の数が少ないだけで、要は、
企業は「人材不足」「人出不足」で、火の車なんです。


話を戻して、「貧困問題」と言っても、「若者の貧困」と「高齢者の貧困」は
問題の質が全然違うと思っています。

若者の貧困は、多くが「家庭問題」から発生しています。
しかし、高齢者の場合は、「自分で歩んできた人生の問題」が
大半を占めていると思うのです。

だから、「救わないでいい」なんて思ってはいませんよ。
救いの手は差し出さなければ、日本じゃあないですから。

でも「高齢者」の場合は、「食べていけるだけの援助」で十分だと思っています。
一方、「若者の貧困」は、そう単純には行かない。

将来の日本を背負って行ってもらわなければなりませんから、
教育はもちろん、生活環境・就職環境の整備は必須です。
ここに政府は「金」をかけなければいけないと思っています。

奨学金だって、優秀な若者には「無償」で支給すればいいのです。
普通の若者だって、「返済免除」や「返済猶予」「減額返済」など
ありとあらゆる手法を駆使してでも、救済しなければなりません。


それが、日本を救う唯一の方法だと、私は思っていますが、
皆さんの考えはどうでしょかね?



   BY いいとこどり

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