2021年12月04日
ドストエフスキー『悪霊』読了(再読)
気がついたら週末
昨日は朝河原に散歩しているときに地震を感じた
最初、めまいかなと思っていたけどそうではなかった
地震の瞬間、地上にいた鳥たちが一斉に飛び立っていった
最近やたら鳥の群れの大群が北に向かうのが気になる
本日は ドストエフスキー『悪霊』読了(再読)
この2か月ぐらい朝はドストエフスキーさんの『悪霊』を読んでいて
ついこの間読了した
初めて読んだのはいまから10年前ぐらいだろうか
すっかり内容は忘れてしまっていた
ちなみにずっと『悪霊』を「あくれい」と読んでいたが「あくりょう」であることをはじめて知った
有名な冒頭のエビグラフ
ルカ福音書にあるゲラサの豚の一節
人に憑依していた悪霊どもが豚に乗り移り湖に自ら飛び込み溺死する
とても好きなエピグラフである
読み終わっていまだ不思議なのはスタブローギンと白痴に近いマリヤとの結婚だ
スタブローギンは放蕩し何もかもぶち壊したい気持ちにかられてというか
たんに賭けに負けて結婚したんだっけかな
そんだけの理由で
ドストエフスキーによく出てくる言葉「卑劣漢」まさにこれにあたる
スタブローギンの性欲は抑えきれない
今回再読してて殺されるシャートフの奥さんまでも妊娠させてたのかと
あとから追加されたスタブローギンの告白の章では幼女を犯しその彼女を自殺までさせてしまう
これを書いてて思ったのはスタブローギンに関わる女性はすべて死んでいる
正妻のマリヤ
幼女
リザヴェータ
スタブローギンの母親のワルワーラ夫人は小説の中では死なないがおそらく息子スタブローギンの縊死を見て
その後自殺したか気がふれたかになることが想像される
登場人物すべてがまさに悪霊に取りつかれてそしてエピグラフの豚のように死んでいく
悪霊に取りつかれたのは誰だったのだろうか
この本を読んだすべての人が「悪霊」に取りつかれたのではないだろうか
まとめ
・キリーロフのことを書こうとしてスタブローギンの話になってしまった
昨日は朝河原に散歩しているときに地震を感じた
最初、めまいかなと思っていたけどそうではなかった
地震の瞬間、地上にいた鳥たちが一斉に飛び立っていった
最近やたら鳥の群れの大群が北に向かうのが気になる
本日は ドストエフスキー『悪霊』読了(再読)
この2か月ぐらい朝はドストエフスキーさんの『悪霊』を読んでいて
ついこの間読了した
初めて読んだのはいまから10年前ぐらいだろうか
すっかり内容は忘れてしまっていた
ちなみにずっと『悪霊』を「あくれい」と読んでいたが「あくりょう」であることをはじめて知った
有名な冒頭のエビグラフ
ルカ福音書にあるゲラサの豚の一節
人に憑依していた悪霊どもが豚に乗り移り湖に自ら飛び込み溺死する
とても好きなエピグラフである
読み終わっていまだ不思議なのはスタブローギンと白痴に近いマリヤとの結婚だ
スタブローギンは放蕩し何もかもぶち壊したい気持ちにかられてというか
たんに賭けに負けて結婚したんだっけかな
そんだけの理由で
ドストエフスキーによく出てくる言葉「卑劣漢」まさにこれにあたる
スタブローギンの性欲は抑えきれない
今回再読してて殺されるシャートフの奥さんまでも妊娠させてたのかと
あとから追加されたスタブローギンの告白の章では幼女を犯しその彼女を自殺までさせてしまう
これを書いてて思ったのはスタブローギンに関わる女性はすべて死んでいる
正妻のマリヤ
幼女
リザヴェータ
スタブローギンの母親のワルワーラ夫人は小説の中では死なないがおそらく息子スタブローギンの縊死を見て
その後自殺したか気がふれたかになることが想像される
登場人物すべてがまさに悪霊に取りつかれてそしてエピグラフの豚のように死んでいく
悪霊に取りつかれたのは誰だったのだろうか
この本を読んだすべての人が「悪霊」に取りつかれたのではないだろうか
まとめ
・キリーロフのことを書こうとしてスタブローギンの話になってしまった
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