2012年12月03日
栗の意外な栄養価

いつもの通りに渋皮煮にしました
甘味が増すのでチルドで寝かせてから 炊きます
渋皮煮にするのは 渋皮を剥くのが面倒だ
というのではなくて 甘く炊いた栗に渋の風味が
残るのがたまらなく好きなのと
渋皮を残した方が 栄養価が高いからです
なので 鬼皮だけを剥きます
栗をボールに入れて熱湯を注ぎます
こうすると一晩水に浸けなくても 剥き易くなります

剥き方は人それぞれですが
私は平べったい側のゴツゴツした所と
茶色い所の境目に包丁に角を入れて
鬼皮をとんがった方に向かって 剥きます
お湯でふやけているので 運が良ければ
ひと剥きしたら 後は手でするりと
剥けるのも有ります
大きな渋皮をざっと取り除いて ヒタヒタの水を入れ
重曹を入れて火にかけ アクを抜きます
初めは真っ黒なアクが沢山出るので
アクを取り煮こぼします
栗によりますが 3回ぐらい同じことを繰り返しているうちに渋皮のアクが抜けます
いい加減に抜けたところで 水に晒しながら渋皮の毛羽を取り除いておきます
栗が柔らかくなり アクも良い加減に抜けたところで
1:1(砂糖:水)の蜜につけて炊きます
一晩鍋ごと そのまま放置して 又あくる日に火入れします
完全に冷めたら瓶詰して冷蔵保存します
コツは
鬼皮を剥く時 渋皮を傷つけないこと
全行程において 栗を空気に触れささないこと(常に水か密に入ってる状態)
渋皮の毛羽を丁寧に取り除く事
びん詰めする時 びんをあらかじめシロップで地洗いしておくこと
くらいですかね 剥くのが面倒ですが 美味しく仕上がると
苦労も吹っ飛びますね(^_^)v
栗の栄養価
☆100g167㎉ (甘煮238㎉)
☆ビタミンB1・・・・・・・・・・・・・・・糖質の代謝を促進
☆ビタミンC・・(みかんと同等量)・・コラーゲンの生成 抗酸化作用 シミそばかす防止
☆ビタミンD・・・・・・・・・・・・・・・・・成長促進
☆カルシウム・・・・・・・・・・・・・・・骨粗しょう症の予防
☆カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・余分な塩分の排出
☆タンニン・・・・・・・・・・・・・・・・・・抗酸化作用
☆食物繊維・・(渋皮付きでサツマイモの2倍)・・便秘防止
☆アズパラギンサン・・・・・・・・・・疲労回復
太ると思われがちですが 木の実にしてはクルミなどと比べて
脂質が少なく 低カロリーで高栄養です
嬉しいことに栗のビタミンCは ジャガイモやサツマイモのビタミンCのように
熱に強いので 調理しても損なわれにくいのです。
しっかり炊いても大丈夫なのはポイントが高いですね(^_^)v
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本日もご訪問有難うございます\(^o^)/感謝感激
栗はな、なんと石器時代から食べられているそうです


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