2014年11月13日
書評5. 人工知能教科書
キーワード
:人工知能 AI 教科書
学習 初心者
人工知能やプログラミングについて、
学ぼうとした際に、
インターネット上では、
人工知能やそのプログラミングについて
様々な情報があることがわかります。
自分の場合は、
一般的なインターネットでの検索や、
「 iTunens U 」を
利用させていただいて、
人工知能に関連する情報を
参考にさせていただいています。
「 iTunes U 」を
利用させていただいて驚くのが、
各国の大学での、
コンピュータサイエンスや、
iPhone(iOS)アプリケーション
プログラミング講座、
人工知能、機械学習などの講義を、
自宅にいながら、パソコン等を介して、
動画で学ぶことが出来てしまうので
すごいと思います。
また、
講義資料もPDFでダウンロードできるため、
復習などをする際は、
ありがたいと思います。
ただ残念なのが、
プログラミングに関連する講座などは、
英語で講義されているため、
ある程度の事前知識がないと、
初心者にとっては、
講義の内容が
よくわかりにくいといったことでした。
iPhone( iOS )アプリプログラミングに関しては、
スタンフォード大学等での講義では、
実際に、統合開発環境である「 Xcode 」を
画面に提示していただきながら
講義を視聴できるため、理解はしやすいのですが、
人工知能(Artifical Intelligence)
機械学習(Machine learning)
などに関連する
講義は、
よくわからない「 記号 」や「 略語 」などが、
たくさんでてくるため、
学ぶ上で困っていました。
講義ででてくる記号などは、
自分の数学の知識のなさが
原因なのかと思い、
高校時代の数学VC程度までの、
教科書を読み返しながら、
人工知能などの講義ででてくる、
記号はないかと、学び直していました。
しかし、
数学VC程度までの、
数式や各種記号、略語までの知識では、
よくわからないままでした。
そこで、
人工知能研究関連で、
でてくるような、
「 記号 」や「 略語 」などの
情報の説明も、
掲載されている書籍はないか
探すことにしました。
その時にみつけたのが、
「 I/O BOOKS 主要分野をコンパクトに解説
: 人工知能 教科書 」
の書籍でした。
この書籍では、
「 人工知能研究の歴史 」から、
「 問題解決 」
「 論理による定理証明 」
「 知識表現 」
「 常識推論 」
「 自然言語処理 」
「 ニューラル・ネットワーク 」
「 進化的計算 」
などについて説明がされています。
この書籍を読み進める中で、
人工知能研究は、
多くの方々の成果を結集しながら、
発展しているものなのだと改めて感じ、
コンピュータの性能が
現在よりも進歩していない状況で、
先人の方々は、研究をすすめるのが
きっと大変だっただろうなと思いました。
この書籍を読んで分かったこととしては、
講義の説明などででてくる「 記号 」は、
「 論理記号 」の
一種などであることが分かりました。
例.「 否定 」「連言 」「 選言 」「 含意 」「 同値 」
「 全称記号 」「 存在記号 」
また、
その記号は、
場合によっては、
様々な表現方法があるということや、
それぞれの学問分野により、
独特の略語があることも分かってきました。
「 どうりで、何も論理記号や、
人工知能関連の
諸学問の知識がないと、
一般的な高校までの知識では、
講義ででてくる記号などの意味が
分からないわけだ...」
と感じながら、
この書籍にでてくる、
各種「 記号 」や「 略語 」などを、
自分なりに
本の空きスペースに、
確認しやすいようにまとめ、
何度も、「 記号 」や「 略語 」の意味を
復習するようにしました。
ただ読読みすすめながら、
「 頭で理解しようとしても
難しい学問なのだなあ・・・」
と感じながら、
このように「 数学的な証明 」のように、
論理的にプログラミングの構成を考え、
コンピュータ・パソコンなどで
考えたことを表現していく、
人工知能研究関連のプログラマーの方は
すごいなあと思いました。
この書籍は、
実際にパソコンなどを利用して、
プログラミングを入力し、
何かをつくるといった内容の
もではありませんが、
@ 人工知能研究関連に関しての概略や、
人工知能関連の主要人物に関して知る
(人物の写真つきです)
A 各種「 記号 」や「 略語 」
などについて知る、
B 各領域の関連分野での
プログラミング的な考え方を、
論理的に記述(数式化など)
する方法の例を知る
などといった目的では、
参考になる書籍ではないかと思います。
今まで、書店などで、
人工知能やプログラミング関連の
書籍を見てきて
思うことは、
興味深いタイトルの内容の本でも、
実際に内容をみてみると、
現状で役に立つ情報が
のっていない場合もあるので、
実際に、中身を自分の目で確認して、
現状の知識で理解できる内容なのか、
役に立ちそうなのか
確認していただいた方が
無難ではあると思います。
個人的には、
末巻に人工知能に関連する参考文献
(著者の本や、日本での本。主に英文献が主体)
も掲載されており、
少しずつ学習をしていく中で、
人工知能関連の研究の歴史の
要点を押さえる上では参考になり、
ありがたいと思います。
︎ アマゾンで詳しくみてみる:
︎ 楽天で詳しくみてみる:
感想(0件)
様々なプログラミング言語に触れる中で、
比較的、自分の感覚として、
実施しやすいプログラミングの統合開発環境は、
「 Processing:プロセッシング 」
* インターネットで検索し、無料でダウンロードできます。
2014年11月13日確認時点では、「 Processing2 」でした。
です。
Processingを起動し、
ツールバーの「 Sketch 」
→「 Import Library... 」
→「 Add Library... 」
「 AI for 2D Games by Peter Lager 」
を、
ネット接続環境下でインストールすると、
ツールバーの「 File 」
→「 Examples... 」内に、
「 AI for 2D Games 」の例を
みられる(プログラミングコード、Processing上で実行)
ようになります。
そういった
人工知能プログラム
のサンプルなどを、
動かしてみたり、
コードの構造を確認を繰り返すことで
AI(人工知能)をパソコンで
学習する上で、
何かしらの
参考になるのではないかと思います。
Processingには、
初学者向けの、本も出版されています。
プログラミング初心者の方にとっては、
日本語でプログラミングの基礎的な内容を学ぶ上では、
参考になる書籍ではないかと思います。
また、
この書籍を読むことで、Processing 開発者の思いなども
汲み取りやすいのではないかと思います。
︎ アマゾンで詳しくみてみる:
︎ 楽天で詳しくみてみる:
[ スポンサードリンク ]
by はじめてのコンピュータ・パソコン
このバナーをクリックすると
「 Xcode(Mac)で覚えるC言語入門講座 」
の一覧ページにリンクします。
ー 独学プログラマーのためのAI(人工知能・無能)プログラム入門講座
︎ サイトマップ
︎ プロフィール | サイトポリシー・免責事項など
︎ CONTENTS(コンテンツ)一覧
︎ コンピュータ・プログラミング書籍関連 | まとめ・書評など(一覧)
︎ 書評2. はじめてのAIプログラミング C言語で作る人工知能と人工無能
︎ 書評5. 人工知能教科書
︎ ロボットアプリ開発をはじめよう | #7 デジタルライフコラム
︎ Mac(マック)関連パソコン iMac・MacBookPro・MacBookAir
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
posted by HajimeteCPC at 23:27
| コンピュータ関連書籍の書評