2015年05月28日
水を操る魔法使いになるには
どうも、夫の方です。
最近暑いですね。
しっかり水分補給していますか?
私たちにとって水は絶対に必要なものです。
もちろん野菜にとっても同じです。
しかし、あればあっただけ良いというものではありません。
水が多すぎると病気になりやすいです。
梅雨のジメジメでカビがどこそこに生えるように
野菜にもカビなどが寄生するのです。
また、根があまり発達しなくなるので少しの風でなぎ倒されてしまうような
ひ弱な野菜になってしまいます。
かといって少な過ぎても成長が止まってしまいます。
なんでもバランスが大切ですね。
ハウス栽培は水を人工的に与えるのが殆どです。
そして今は植物工場もあり、そこは水に栄養を溶かして栽培しているので
土を使いません。
植物工場は無菌で作るので水だけ良いのです。
上の二つの栽培方法では水をコントロールするのは容易です。
足らなければ足せばいいだけですので。
しかし、畑となると話は別です。
雨が気ままに降ります。
一時間に200ミリの猛烈な雨を観測し...
とかニュースで言いながら溢れたマンホールやら
鞄を頭に当てて走ってくOL映しますよね。
あれが畑にも来ます。OLは来ませんが。
かと思えば、記録的な猛暑を観測し首都圏では水不足が警戒されています
とか言って、汗だくのYシャツのおっさん映してさらに暑苦しさを演出しますが、
畑では野菜が茹で野菜の様にフニャンフニャンになっています。
では、こういった気分屋な自然とどうやって付き合うのかと言うと、
ある程度我慢するのがまず一つです。
でも我慢にも限界がありますよね。
それでは対策を打ちましょう。
まず大雨に対しては、作物を植える時に土を盛りまくります、つまり畝を高くしましょう。
孫子の言葉にあるように水は低い所を行きます。
20cmかそれ以上の高さがあればある程度は安心です。
では乾燥に対してはですが、これはもう、水をやるしかないでしょう。
でもいつやるかがポイントです。
日中は避けましょう。
地表付近の温度は40℃を超えている可能性があります。
そこへ水をやってしまうと、それこそ茹で野菜になってしまいます。
なので、水やりをする場合は早朝と夕方にしましょう。
これで何とか水の問題は解決ですね。
あれ...?
じゃあ畝高くしたら雨には強いけど雨が降らない時は不利なんじゃない!?
と思いませんか?
そこは以前「土」で話した食物繊維が活躍してくれるのです。
野菜の種を買うと説明に、保水力のある水捌けのよい土と書いてある時があります。
は?ってなりませんか?
私はなりましたよ。
でもこういう事なんです。
食物繊維は土を柔らかくし、保水力を高めてくれるのです。
そして、食物繊維と砂、粘土がくっ付きあって
空気を多く含んだ小さな粒を形成します。
この粒の性質で水が捌けやすくなるのです。
という事で、この相反する性質の土、
保水力のある水捌けのよい土で畝を高くすることによって
大雨にも、乾燥にもある程度対応できるのです。
牛糞大活躍です!
では今回はこの辺で。
次回は早くも夏バテ対策の野菜、いちゃいます。
暑いんで。
最近暑いですね。
しっかり水分補給していますか?
私たちにとって水は絶対に必要なものです。
もちろん野菜にとっても同じです。
しかし、あればあっただけ良いというものではありません。
水が多すぎると病気になりやすいです。
梅雨のジメジメでカビがどこそこに生えるように
野菜にもカビなどが寄生するのです。
また、根があまり発達しなくなるので少しの風でなぎ倒されてしまうような
ひ弱な野菜になってしまいます。
かといって少な過ぎても成長が止まってしまいます。
なんでもバランスが大切ですね。
ハウス栽培は水を人工的に与えるのが殆どです。
そして今は植物工場もあり、そこは水に栄養を溶かして栽培しているので
土を使いません。
植物工場は無菌で作るので水だけ良いのです。
上の二つの栽培方法では水をコントロールするのは容易です。
足らなければ足せばいいだけですので。
しかし、畑となると話は別です。
雨が気ままに降ります。
一時間に200ミリの猛烈な雨を観測し...
とかニュースで言いながら溢れたマンホールやら
鞄を頭に当てて走ってくOL映しますよね。
あれが畑にも来ます。OLは来ませんが。
かと思えば、記録的な猛暑を観測し首都圏では水不足が警戒されています
とか言って、汗だくのYシャツのおっさん映してさらに暑苦しさを演出しますが、
畑では野菜が茹で野菜の様にフニャンフニャンになっています。
では、こういった気分屋な自然とどうやって付き合うのかと言うと、
ある程度我慢するのがまず一つです。
でも我慢にも限界がありますよね。
それでは対策を打ちましょう。
まず大雨に対しては、作物を植える時に土を盛りまくります、つまり畝を高くしましょう。
孫子の言葉にあるように水は低い所を行きます。
20cmかそれ以上の高さがあればある程度は安心です。
では乾燥に対してはですが、これはもう、水をやるしかないでしょう。
でもいつやるかがポイントです。
日中は避けましょう。
地表付近の温度は40℃を超えている可能性があります。
そこへ水をやってしまうと、それこそ茹で野菜になってしまいます。
なので、水やりをする場合は早朝と夕方にしましょう。
これで何とか水の問題は解決ですね。
あれ...?
じゃあ畝高くしたら雨には強いけど雨が降らない時は不利なんじゃない!?
と思いませんか?
そこは以前「土」で話した食物繊維が活躍してくれるのです。
野菜の種を買うと説明に、保水力のある水捌けのよい土と書いてある時があります。
は?ってなりませんか?
私はなりましたよ。
でもこういう事なんです。
食物繊維は土を柔らかくし、保水力を高めてくれるのです。
そして、食物繊維と砂、粘土がくっ付きあって
空気を多く含んだ小さな粒を形成します。
この粒の性質で水が捌けやすくなるのです。
という事で、この相反する性質の土、
保水力のある水捌けのよい土で畝を高くすることによって
大雨にも、乾燥にもある程度対応できるのです。
牛糞大活躍です!
では今回はこの辺で。
次回は早くも夏バテ対策の野菜、いちゃいます。
暑いんで。
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