2019年05月15日
なぜログハウスに惹かれるのか?アップルパイを食べて考える。
「鵜の岬」から帰る時に大子町(茨城県)に寄りました。
袋田の滝は観光地としては有名で、何度も訪れたことがあるのですが、今回もちょっと覗いてきました。
ただ観光地にありがちな光景としては、そこにある観光名所による集客に依存する売店ばかりで、まるで回転率の高い飲食店のような印象を持つケースが多いのです。
つまりは、とにかく観光客は「お金」を落としていってほしい!という事だけを考えているのだろうなぁ、という現地の人々の考えが透けて見えるような運営が多いと思うのです。
そんな観光名所からは離れて、ちょっと居心地の良い場所はないのだろうか?と思っていると...
なぜログハウスに惹かれてしまうんだろう。
あの袋田の滝で有名な大子町にログハウスのカフェがありました。
主要幹線道路からとても離れた場所にあって、最初は本当にそんなお店があるのだろうか?という思いを持ちつつも、ちょっと一服してゆっくりしたいという思いに勝てず、とにかく小さな立て看やらノボリを見かけてその存在を知ったお店を探して、森林の中をさまよう数分間後にそのお店が姿を顕しました。
バイク専用の駐車場がある!? 専用と言っても、駐車場は余裕の広さ。 表記の必要も無いのに、と思ったらやはりオーナーがバイク好きでした。 |
どうしてなんだろう?なぜかログハウスの中に入るのはワクワクする!
中には薪ストーブも置いてありました。
なんと自作のログハウス!
店主が話すには、全て自身で手がけたログハウスだとのこと。
なんと、自己所有の山林から丸太を切り出して、クレーンまで購入して足掛け10年費やして完成させたのだとか。
しかも、実は自宅ですでに一棟製作済みで、実験がわりに自宅を作ったのだとか。
もうかれこれカフェを10年経営しているそうです。
「10年はすごいですね。飲食店は10年続けるのは難しいって聞いたことがあります。何かノウハウがあるんですか?」
と私が聞くと、
「集客なんて大してしてませんよ。今は訪れた人がネットなどで紹介しあったりして情報を集めたりしてるでしょ。おかげさまで何とかなってます。」
という具合の返事が返ってきました。
カフェ「遊森歩(ユーモア)」の店主です。 一人でログハウスを作ってしまった人には見えませんが、バイク好きの研究熱心な方だなという印象でした。 |
テラスで一服しました。 なかなか気分上々です。 |
コーヒーは勿論ハンドドリップです。 このアップルパイも地元産りんごです。 |
これを全部一人で手掛けたとはスゴイ!
今日はラッキーですよ!とご主人に言われました。 数多い来客の時は、勿論テラスでコーヒーは飲めないとのこと。 多い時は50人くらい来店します、と仰ってました。 脱帽! |
大子町は「こんにゃく」と「りんご」で有名です。
是非大子町を訪れたときは、「こんにゃく」と「りんご」は試しに召し上がって下さいね。
特にこんにゃくは群馬県に負けず劣らず美味しいです。
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