【シノアリス】ジョブストーリーまとめ

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見たことのない景色。見たことのない生き物たち。見たことのない神秘。普通の人間ならば、知りたいと思うのは当然でしょう？それとも、怯えて隠れて震えていたい？

好奇心は猫ヲも殺す？そんなノ上等です。私は何も知らずに死ぬのは嫌。ドウセ死ぬなラ、最期ノその瞬間まで知識を脳に刻みたイ。人間ハその為に生まれてきたと思うのデス。

知識ガ、考える力ガなけレバ、生キテいるナンテ言えナイ。ソレはただノ動く肉。無駄ニ酸素ヲ消費して蠢く肉ノ化け物。
――ソウ、人間ノ本体は脳ナノだ。

手も足も胴体で、代ワリニナルモノガアレバイイ。脳サエアレバソレハ人間。ダカラホラ、無駄ナモノハ捨テ去ロウ？私ガ選リ分ケテアゲル。大丈夫、痛ミハスグニ感ジナクナルカラ。

かかし【案山子】
�@ドロシーの仲間。又は犠牲者。�A知を欲する者。
�B誰よりも頭が回るのに、それに気が付かない愚か者のこと。

ぶりき-の-きこり【ブリキの木こり】
�@ドロシーの仲間。または犠牲者。�A心を欲する者。
�B温かい心が欲しいと願いつつ、殺しを厭わぬ冷血漢のこと。

らいおん【ライオン】
�@ドロシーの仲間。または犠牲者。�A勇気を欲する者。
�B自らを臆病と称しながら、他者に牙をむく卑怯者のこと。

どろしー【ドロシー】　
�@勇気ある冒険者。�A飽くなき探究心を持つ者。
�B悪意なき行動で他者に死をもたらす者。�C殺人犯。

そこにつづられたのは、とある少女の冒険譚である。幼い少女が竜巻にさらわれ、見知らぬ不思議な国へと足を踏み入れる物語である。そこで出会う仲間たちと絆を結ぶお話である。

考える脳が欲しいと願う案山子。あたたかい心が欲しいと嘆くブリキの木こり。勇敢な心が欲しいと願う臆病ライオン。そして元の世界に戻りたいと願う少女。それは彼女達の旅の記録。

旅を通して少女は学ぶ。力とは何か。仲間とは何か。そして願いとは何か。これは一人の少女の成長記であり、悩める仲間達がそれぞれに目指すべきものを見つける寓話である。

謎と冒険と希望に満ちた偉大なる文学。しかし、それを形作るのは、実のところ少女の勇気と溢れんばかりの好奇心である。その好奇心がもたらす悪夢を、仲間たちはまだ知らない……

　　　　　　　　あたまはからっぽ。だけど賢い。
　　　　　　　　　生きてないのに生きている。
　　　　　　　　案山子はわたしの大事な仲間。

　　　　体がブリキに変わっても、優しい心が宿ってる。
　　　　　　　　死んでるようで、死んでない。
　　　　　　　　木こりはわたしの大事な仲間。

　　　　　臆病ものの獣の王、その奥底には勇気が潜む。
　　　　　　　　生きたくないのに、生きたがる。
　　　　　　　　　獅子はわたしの大事な仲間。

　　　　　　　　　大事な彼らといる為に。
　　　　　　　　離れてもずっと傍にいる為に。
　彼らの体を小さくバラして、瓶詰ジャムで持ち運ぼう――

『案山子による、カラスの王殺害事件の調書』より
案山子：悪い事をしたなんて思っちゃいません。あいつの首をひねって殺したのは、ドロシーを守る為なんですから。

『ブリキの木こりによる、狼殺りく事件の調書』より
木こり：四十回斧を振り下ろして、四十匹の狼を殺しました。殺しは泣くほど嫌だけど、ドロシーの為だから……仕方ない。

『ライオンによる、大グモ殺害事件の調書』より
ライオン：ドロシーの行く手を邪魔する大グモが悪いんだ。
あいつの首を切り落としたら、ドロシーはすごく喜んでたよ！

案山子・木こり・ライオンからの聴取によると、全ての案件に『東の魔女圧殺事件・西の魔女の殺害及び死体損壊』の重要参考人とされる、ドロシーなる少女の存在が確認される。

無知は罪って誰かが言ってました。
わたし、罪人になんかなりたくない。
それならとことん知らなくちゃ！

そんな知りたがりさんに問題です。
１）服＋藁＋人形＋畑＝？
２）人間−足−腕−頭−胴＋ブリキ＝？
３）獅子−勇気＝？
４）東の魔女殺し＋西の魔女殺し＝？

１）のヒント・無知を知らなければ穏やかに暮らせました。
２）のヒント・愛を知らなければ肉体は失いませんでした。
３）のヒント・勇気を知らなければ無駄に戦いませんでした。

４）のヒント・おまえ。

旅路の末に、案山子は針で作った脳を、木こりはおがくずの心臓を、ライオンは勇気が湧く飲み物をオズからもらった。自分の変化に喜ぶ仲間を見て、ドロシーの探究心が頭をもたげる。

「頭の中身を見せて？」とねだるドロシーに、案山子は戸惑いながらも答えた。「いいよ。ちゃんと元通りに藁を詰め直してくれるなら」ドロシーは元気よく「任せて」と胸を叩いた。

次に、ドロシーはブリキの木こりに中身を見せてと頼んだ。木こりは困ったような仕草のあと「油を差して、動けるように戻してくれよ」と言った。「もちろん」と彼女は微笑んだ。

ライオンは怯えていた。オズから勇気をもらったはずなのに。「ねえ、中身を見せて」バラバラになった案山子と木こりの傍らに立つドロシーは、輝く瞳でライオンに語りかけた。

竜巻に巻き込まれ、突然見知らぬ国に放り出されたドロシー。故郷に帰る方法は「どんな願いでも叶える」という魔法使いオズに会うことだった。こうして愛犬トトと彼女の旅が始まる。

旅路で仲間になったのは、考える脳を求める案山子、心を欲するブリキの木こり、勇気を望む臆病なライオンだった。彼らはそれぞれの願いを叶えるために、困難な道を協力して進んだ。

旅の途中、案山子は賢く立ち回り、ブリキは仲間を思いやり、ライオンは果敢に敵に立ち向かった。ドロシーは考える。もしかして、彼らはすでに求める物を持っているのでは――と。

ドロシーに芽生えた疑問は深まるばかり。もっと知りたい。調べたい。この国を。人々を。仲間を。その中身を。ほとばしる「探究」心に逆らう事すら考えず、彼女は手にした武器で――

少女は恋をした。
水の中で生きる少女と、陸の上で生きる人間の物語。
それは種別の壁を越えた少女の純粋な恋物語。

少女は種族を捨てた。
宝石のような声を犠牲に、剣山のような脚を得た。
そうまでしてでも王子に会いたいと願った。

少女は気付いた。
王子には意中の人がいること。自分とは結ばれないこと。
自分が邪魔なこと。死ぬことが王子の幸せになること。

少女は愚かだった。
恋敵の女がいるなら殺す、それが叶わぬなら王子を殺す。
それこそが本当に純粋な恋物語。

かなしいきょくだったからないたの。そうしたらどんどんかなしくなって、いっぱいないたの。アネサンは「なにがかなしいんだ」っていうけどわからないの。かなしいの。

ないたらおなかがへったから、ないたの。アネサンがごはんをくれたけど、たべたくなくなったから、ないたの。
そうしたら、ぎゅうにゅうがこぼれちゃったから、ないたの。

こわいゆめをみたから、ないたの。
アネサンが「どうした」っていって、だっこしてくれたの。
アネサンがあたたかくて、ないたの。

アネサンとありすとどろしーとあらじんとあそんでいると、かなしいことはなにもなくて、とてもたのしいの。
なのに、なみだがでるの。どうしてなの？

ここにとある物語がある。愛する男の為に、自らの命を犠牲にした美しい人魚の物語だ。
その悲劇的結末に、彼女は満足したかもしれないが、周囲の者たちもそうだとは限らない。

娘の命を奪われた人魚の王は、人間に化けられる薬を魔女から奪い、海上へ向かった。魔女が薬について何か伝えようとしていたのに気付かぬほどに、彼は憤慨していた。

地上に出て憎き仇の姿を見つけると、人魚の王は薬を飲む。人間の足になって歩き出すと、両足に激痛が走った。不審に思った人間の衛兵たちが彼を取り押さえた。

人魚の王は慌てて助けを求めるが、なぜか声が出ない。全ては薬の代償だった。人魚の王の復讐は失敗に終わり、彼の物語は誰にも知られる事なく、静かに幕を閉じたのだった。

Ｑ：今回のコスプレはお気にメシましタか？
Ａ：とても重くて、正直……
Ｑ：アッ！コラボだとイウ事を念頭にオイてコメントしテ！

Ａ：……とても、素敵です……
Ｑ：表情で悲しみを訴えるノモNGでス。

Ｑ：今回ノ見所を教えてクダサイ。
Ａ：【このコメントは忖度サレましタ】

Ｑ：今回のコラボの感想ヲ“無難な感じ”でお願いシマス。
Ａ：ポケラボの技術力のなさをアピールできたと思います。
Ｑ：……マア、ポケラボを悪くいう分には大丈夫デショウ。
実際、嘘ではアリマセンし。ハハッ。

Ｑ：では質問です……人狼コスプレの魅力とハ何デスカ？
Ａ：色々な悲劇の登場人物になれるのが素敵だわ。ああでも、人魚姫に比べたらどんな悲劇でも物足りない……

Ｑ：今回のテーマ、人狼ゲームにツイてドウ思いマスカ？
Ａ：村人さん達がお互いを疑って、殺しあう。こんな残酷で悲惨な遊び、耐えられない。……海の底にも、広めたい。

Ｑ：憂イ顔の写真バカリなので、モット笑顔ヲお願いシマス！
Ａ：そんな……笑顔を強要されるなんて……。その上、撮られるのはローアングルばかり。ああ、なんて哀れな私……！

Ｑ：貴女ノようなコスプレを始めタイ人に、アドバイスは？
Ａ：大事なのは、作品への感情移入。その人物になりきって振舞うの。悲劇の作品なら、悲劇を身をもって体験して……

【告知】フォロー＆ＲＴで５名様にアサリ１年分プレゼント！
シノアリス株式会社の新たな人魚姫「スクールガール」が
ついに発売。期間限定販売につき、この機会をお見逃しなく！

人魚＋水着という、海を極めた濃厚なテイスト。
鼻腔を刺激する磯のフレーバーが、使用者を神秘の海底へと
誘います。この春、悲劇の主人公になるのはあなたです！

名称：人魚姫（スクールガール）
原材料名：人魚姫、スクール水着、アサリと泡と涙１００ｇ
内容量：人魚１尾分　価格：時価（涙の量によって変動）

備考：鮮度を保つため、必ず１日３回悲劇を与えてください。
悲劇の量が適切でない場合、泡になってしまうか、あるいは
自発的に悲劇を引き起こす危険性があります。

目の前の女がちっとも悲しくなさそうに泣いている。曰く「ただの舞台装置で可哀想」ということらしい。のような精霊は首を傾げる。それのどこが悪いのだろう？

傍観し続けることは素晴らしい。蠍だった頃に観察していた後宮の女は最高だった。彼女は蠍の毒である媚薬と、女官長の立場を利用し数多の人間を淫蕩と愛欲に突き落としてくれた。

この泣いている女だってそうだ。可哀相だと口にしながら、早速精霊の力を利用して悲劇を生み出し続けてくれている。精霊はそれを最高の特等席で眺めていられるのだ。

精霊は傍観者である。ただの舞台装置で構わない。なぜなら力を手にし、欲を孕めば、勝手に堕ちてゆくのが「人間」なのだ。これほど便利な物語自動製造機はあるまい。