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クンダリニー・ヨーガの第一歩は、修行者の体内にあるパドマ・マッガに光
を発せしめるところからはじまるのである。
パドマ・マッガが一度目ざめて発光すると、瞑想に入るやすぐにパドマ・マ ツガは光を放ちはじめる。それは、思念を強めると、光も強く放たれる。
修行者は必要に応じて、パドマ・マッガを各チャクラに移動させ、光を強 め、ホルモンの分泌をうながすのである。それは、クンダリニーの覚醒にも欠
くことのできない力を持つ。
・ヨーガの修行をしてある程度の力を持った者が、この定に入っている修行者 の体を見ると、発光体が修行者の体内を移動するさまを外部からはっきり見る ことができる。それは決して修行者の観想による主観だけのものではないので ある。神智学協会には、インドの熟達した導師による実験写真が数枚ある。 パドマ・マッガの発光は、熱心な修行者で、およそ一、二年かかるとされる。
パドマ・ マツガ
ヨーガ秘伝,明珠の発光、
パドマ・マツが
つぎに、ヨーガ秘伝として伝わる明 珠 の発光"を伝授しよう。
まず、火の呼吸法を適宜。 火の呼吸法が終わったら、基本姿勢をとって、心と呼吸を調える。 つぎに、眼を閉じ、眉間の、アージュニャー・チャクラの部分に心を集中す る。心をしだいに内部に移す。
聖語「オーム・オン」を心にくり返し、集中をつづける。 やがて、頭蓋の内部のアージュニャー・チャクラの部分に、半透明のピンポ ン玉よりやや小さい球体があらわれるようになる。
それは最初、その部分に固定しているが、やがて、そこから離れて、(頭蓋の 中で) 浮揚するようになる。浮揚するようになったら、それを徐々に眼窩の奥に
がんか
移動させていく。眼窩の奥に移動させ終わったら、眼球をぐるりと後方に旋回 させて、(心)眼を体の内部に向ける。 以後、この眼は、浮揚している球体といっしょに移動するのである。
浮揚する球体が眼窩の奥に達したら、ごく静かに吸収しつつ、これを頭蓋骨 の底に移す。頭蓋骨の底に達したら、背柱の中にあるスシュムナー管にそっ て、静かに垂直に下降させていく。そして、最後に臍と一線上にある体の中心 に到達させる。
臍の裏側に到達したら、聖語を約百唱する間そこに置き、それから、二横指 上のところに移す。ここに球を置いたら、そこに心を集中し、聖語をくり返し 心に唱える。
そうしていると、ついに、半透明であった球体が、しだいに光を発するよう になる。
これが「パドマ・マッガの発光」である。 (パドマ・マッガとは、じつは「○○○」である。極秘伝のため、
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