Bluetoothイヤホン(ワイヤレスイヤホン)とは
Bluetoothイヤホンとは、iPhone等のスマホ(デジタル機器)と近距離無線通信規格の一つであるBluetooth(ブルートゥース)を使ってワイヤレス接続ができるイヤホンのことです。
一般的には「Bluetoothイヤホン(ブルートゥースイヤホン)」、「ワイヤレスイヤホン」、「無線イヤホン」といった呼び方をされることが多いです。
音楽データを圧縮してデバイスからイヤホンへ伝送する技術コーデックには、SBC・AAC・aptx・aptx LLなどがあり、音質を左右する重要な要素の一つです。iPhoneやipadなどiOSデバイス向けコーデックはAAC、ハイスペックアンドロイドスマホ向けコーデックはaptxとなります。
他にも形状や接続方法によって、Bluetoothイヤホンの種類は様々あり、完全ワイヤレス型、ネックバンド型、左右一体型、片耳型などが代表的です。次項では、それぞれの種類別に紹介します。
ブルートゥースイヤホンのBluetooth規格(バージョン)
Bluetooth規格にはバージョンがあり、古いものからver1.1、ver1.2、ver2.0、ver2.1、ver3.0、ver4.0、ver4.1、ver4.2、ver5.0、ver5.1。そして2020年に発表された最新規格のver5.2。
現在のブルートゥースイヤホンに搭載されているバージョンはver5.0が主流となっていますが、直近で発売されているイヤホンには最新のBluetooth規格ver5.2を搭載するモデルも増えています。
Bluetooth4.2から5.0にバージョンアップすると、通信速度は約2倍。通信距離は4倍に伸び、通信容量はなんと8倍に進化。Bluetooth界の革命とも言えます。
また、現在の最新規格ver5.2は最先端のオーディオ技術である「LE(Low Energy) Audio」を搭載。ハイレゾ音源にも対応したコーデック「LC3」の恩恵により、バッテリー消費を抑えつつ高品質な音声データの通信が可能になっています。
Bluetoothのバージョンがあまりにも古すぎるイヤホンを選ぶと自分のスマホに繋がらないことがありますので、より最新Bluetooth規格に対応したブルートゥースイヤホンを選んであげましょう。
Bluetooth 5.0以上ともなると非常にデータ転送速度が速い為、音途切れが抑制され安定した通信を行うことが可能です。
ブルートゥースイヤホンのメリットとデメリット
メリットとしては、イヤホンジャックが付いていないアイフォンやアンドロイドスマートフォンで無線接続によって音楽視聴できることがブルートゥースイヤホンを使う上での最大のメリットです。
さらに、スマホとイヤホンの間で物理的にケーブル接続されていないので、例えば満員電車でひっかかりにくいことだったり、動きの自由度が上がるのでランニング・ジョギング・筋トレ・ジムでのワークアウト・ウォーキングといったスポーツや運動で使いやすいことが挙げられます。
他にも、マスクを付けることがスタンダードになった昨今では、一切のケーブルが存在しない一部の左右独立型Bluetoothイヤホンにおいて、マスクをしていてもストレスなく活用できることも大きなメリットになっています。
また、ケーブルが衣服にこすれて聞こえるタッチノイズが無いので音楽視聴を邪魔されずにストレスフリーな点もブルートゥースイヤホンのメリットと言えるでしょう。
一方、再生時間が短いことや充電が必要であること、また人が密集することで電波が多く飛び交う駅構内やホーム・車内などの場所で音途切れする場合があるといったことがブルートゥースイヤホンのデメリットとしてあげられます。
Bluetoothイヤホンの種類
完全ワイヤレス型(左右分離型)Bluetoothイヤホン
近年、アップルのAirPods(エアーポッズ)で一躍トレンドとなった左右のイヤホン間すらコードで繋がっていないタイプの完全ワイヤレスBluetoothイヤホンです。完全ワイヤレスイヤホンという呼び名の他、左右独立タイプやフルワイヤレスとも呼ばれ、ここ数年のブルートゥースイヤホン市場ではトレンド形状になっています。
本体が軽量な物が多く、コードをまったく気にすることないメリットが魅力。イヤホン本体の充電には専用ケースに入れるため、持ち歩きやすく便利です。ファッショナブルかつスマートなので、年代性別を問わず一気に人気タイプへ躍り出ました。
その一方で小型の筐体であるが故に内蔵バッテリーが小さく、駆動時間が短いデメリットが挙げられます。最先端技術を小さな筐体に詰め込んでいるせいか、他形状のBluetoothイヤホンに比較すると価格が高めな傾向にあります。
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ネックバンド型Bluetoothイヤホン
左右のイヤホン間をケーブル(コード)だけでなく、バッテリー等を搭載したバンド状になっているネックバンド型ブルートゥースイヤホンです。首掛けタイプの左右一体型Bluetoothイヤホンだと思えば分かりやすいでしょう。
一見無骨にも見える形状ですが、首にしっかり固定できる安定感があり落とす心配がないメリットが人気です。また、バンド部分に内蔵されて大容量バッテリーにより、電池持ちの良さから長距離移動など長時間音楽視聴したいニーズに向いています。使用しないとき首からぶら下げておけるので、いちいちバックなどにしまったり、中でケーブルが絡まるという心配もありません。
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左右一体型Bluetoothイヤホン
最も一般的な形状とも言える、左右のイヤホンがコードで繋がった左右一体型のブルートゥースイヤホンです。右耳イヤホンと左耳イヤホンの間をコードで接続している関係上、レイテンシー(遅延)を抑えて安定感があります。
コードにはリモコンやマイクが付いている物が多く、使い勝手の良さが人気。低価格モデルから高品質かつ高音質なハイエンドモデルまで、イヤホンの中でも種類が豊富で価格がピンきり。各オーディオメーカーやガジェットブランドから多数の機能、デザインが販売されています。
また、高い防水性能やイヤーウィングを搭載しているモデルが多く、ジムやスポーツ時の使用に最も適しています。
初めてBluetoothイヤホンの購入を検討している人をはじめ、サブ機用途でBluetoothイヤホンを探している人やアクティブに使用したい人におすすめですね。
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片耳型(ヘッドセット型)Bluetoothイヤホン
片耳に早着して主に通話目的で利用されるヘッドセットタイプの片耳型ブルートゥースイヤホンです。スマートフォンとBluetooth接続しておけば、電話がかかってきた時に迅速に対応することができます。集音性の高いヘッドセットが多数あり、ドライバーや営業担当などが仕事中に使用する目的で使われることが多い種類です。
近年登場している完全ワイヤレス型の中には片耳再生できるモデルがあり、ヘッドセット代わりに使っている人も多い傾向があります。一般的に完全ワイヤレスBluetoothイヤホンを片耳だけで再生するとステレオ再生になっているので、音楽視聴には不向きです。しかし、中には片耳でのモノラル再生対応の完全ワイヤレスBluetoothイヤホンもありますが値が張ります。
価格を考えると、ヘッドセット型Bluetoothイヤホンが圧倒的に安く、通話用途だけ考えると片耳型(ヘッドセット型)を選ぶ方がコスパ的にはおすすめです。
骨伝導型Bluetoothイヤホン
空気の振動を鼓膜に伝えて耳で音を聴くのではなく、外耳や中耳を経由せず人の骨から聴覚神経を揺れ動かすことによって音を聴く骨伝導技術を採用したイヤホンです。
骨伝導イヤホン・スピーカー・ヘッドセットなどと呼ばれ、耳を塞ぐこと無く周囲の環境音を聴きながら音楽を楽しめる為、ランニングでの使用や補聴器として活用されています。しかし、構造的に音漏れが少なからず発生するので電車やバスなど公共の乗り物で使う場合には迷惑にならないよう注意しましょう。
その一方で、運動中だったり、自転車や車の運転において外音を取り込めて安全であることはメリットとしてあげられるでしょう。
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東芝(家電) AUREX完全ワイヤレスイヤホン(ガンメタリック) RZE-ABT950(KM) AUREX完全ワイヤレスイヤホン(ガンメタリック) RZE-ABT950(KM) ※上記画像は、実際の商品と異なる場合がございます。 商品補足画像MAIN 商品補足画像4 商品補足画像5 商品コード :TO16220578 価格 3,973円
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