今回もひしひし感じる、Jabraの安定感。
Jabraは「Elite 7 Pro」「Elite 7 Active」「Elite 3」の3つのEliteオプションを新たに発表しました。
AirPods Proよりも良いと断言できるレベルのワイヤレスイヤホンを開発してくるJabraですが、今回の新製品はどんなものなのか、ざっくりチェックしていきましょう!
Elite 7 Pro
199ドル(約2万2000円)のElite 7 Proは、イヤホンのバッテリー持ちを最優先にしたい人にぴったり。Jabraによれば、ANCを有効にした状態で最長9時間、ケース充電と併用で最長35時間の利用が可能。AirPods Proはその半分しか持たないことを考えるとかなり魅力的ですね。また5分間充電すれば、1.2時間の延命ができるので、ワークアウトの前やオンライン会議の前など、充電をうっかり忘れてしまってもなんとかできそうなのも便利そう。
また複数のセンサーを組み合わせることで、通話品質も大きく改善。イヤホンそれぞれに2つのマイクと、ボイスピックアップセンサーを搭載していて、マイクが風などの環境音を拾うと、Jabraのアルゴリズムによってボイスピックアップセンサーが起動、さらに骨伝導センサーも搭載していて「顎の骨の振動から伝達される音声」を捉えるとのことです。さらに、Elite 7 Proには、Alexaも内蔵されていて、iPhoneはSiri、AndroidはGoogleアシスタントにも対応しています。率直に使ってみたい。
Elite 7 Active
179ドル(約1万9600円)のElite 7 Activeはフィットネス用イヤホンの最新モデルです。Elite 7 Proに搭載されているマルチセンサーボイス機能はありませんが、「Jabra シェークグリップ」という独自のコーティングが施されていて、これはあらゆる耳の形にフィットするイヤホン形状を開発し、さらにフィット感も向上させたというもの。Jabraのフィットネス用のイヤホンシリーズはいつも評判が良いので、この新製品も期待できそうです。
Elite 3
そして最安価モデル、79ドル(約8680円)のElite 3モデルも静かにヒットしそう。6mmのスピーカー、4つのマイク、そして最長7時間のバッテリー(ケース充電と併用で最長35時間)を搭載。ただしANC(アクティブノイズキャンセリング)は非搭載ですが、Jabraの標準的なアンビエント・モード(ヒアスルー)による遮音性能は備えているため、99ドルのANCイヤホンが市場に出始めている昨今、これはひとつの選択肢として有力になりそうですね。ライラックとネイビーのおしゃれなカラバリもあります。
「Elite 7 Pro」、「Elite 7 Active」、「Elite 3」は日本でも発売されます。実売価格は発表されていませんが、「Elite 7 Pro」「Elite 7 Active」は10月より順次発売、「Elite 3」は、9月2日から先行予約を開始、9月16日から販売開始します。