7色のカラフルなカラーリングも魅力だ
往年のiMacを連想させるカラーリング
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ttps://www.apple.com/jp/newsroom/2021/04/imac-features-all-new-design-in-vibrant-colors-m1-chip-and-45k-retina-display/
新型iMacで目を引くのは、なんといってもそのカラーリングだろう。グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、そしてシルバーというカラーリングは、かつて大ヒットとなったおにぎりのような形の「初代iMac」を連想とさせる。
ディスプレイは24インチかつ4.5K解像度で、500ニトの明るさと10億色以上の色を実現。さらに周囲の色にあわせて自動で色温度が変わるTrue Toneテクノロジーを搭載するなど、妥協のない品質を実現している。
プロセッサにはアップル独自開発の「M1チップ」を採用。CPUパフォーマンスが最大85%高速になり、4K解像度の動画や大きな画像編集も素早く処理することができる。また搭載されたmacOS Big Surの機能により、iPhoneやiPadのアプリもそのままiMacで実行することが可能だ。
引き締まった新ボディにマグネット式ケーブル
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本体は大幅に薄型されており、その薄さはわずか11.5ミリに抑えられている。そしてその薄い本体に1080p FaceTime HDカメラやスタジオ品質のマイク、6スピーカーサウンドシステムを搭載。リモートワークでのビデオ会議などでも高い通話品質を実現している。
興味深いことに、電源コネクタにはマグネットによる取付システムを採用。iMacとの接続や取り外しが簡単に行える。電源アダプタにはイーサネットポートが融合されており、デスク周りのケーブルによる混雑を抑えている。
外部接続ポートとしては2つのThunderboltポートを備え、最大6Kディスプレイへの接続にも対応。また、Wi-Fi 6による高速なワイヤレス通信が利用できる。上位モデルの8コアのiMacでは、追加で2つのUSB-Cポートと1Gbpsのイーサネットポートが用意されている。
周辺機器も新しく
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これまで、iPhoneやiPad、そしてMacBook Proに搭載されていた指紋認証機能の「Touch ID」。そして新型iMacでも、新たに投入されるキーボード「Magic Keyboard with Touch ID」にて、右上のボタンにふれることでTouch IDによるロック解除やApple Payでの買い物、プロフィールの変更が可能になった。またMagic MouseやMagic TrackPadも、カラフルな本体色にあわせたカラーリングが採用されている。
新型iMacは4月30日から注文が開始され、5月後半に発売される。製品価格は7コアGPUと2つのThunderboltポート、256GBのSSDを搭載し、Magic KeyboardとMagic Mouseが付属するモデルが15万4800円(税込)から。これに2つのUSB 3ポートやイーサネットポートを追加し、Touch ID付きMagic KeyboardとMagic Mouseが付属するモデルは17万7800円からとなる。
まさに完全刷新された、今回の新型iMac。そのスリムかつポップなカラーの本体も魅力的だが、やはりアップルアップルが独自開発するM1チップへの移行が最大のトピックとなることだろう。iPhoneやiPadアプリがiMacで動作することによる、さらなるユーザビリティの向上に期待したいものだ。
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