アップルが3月に新型11インチ/12.9インチiPad Pro、4月にAirPods Pro 2(仮)および第3世代iPhone SEを発表するとの噂が伝えられています。
これらウワサの発信源は、いずれもアップル未発表製品情報の迅速さと信ぴょう性に定評あるMacお宝鑑定団Blogの中国サプライチェーン報告です。まずiPad Pro 11インチ(第3世代)とiPad Pro 12.9インチ(第5世代)に関しては、前モデルと筐体デザインは変わらないとのこと。
しかし厚みに関しては、12.9インチモデルのみが現行モデルよりも約0.5mm増すと述べられています。この厚みの違いから、噂のミニLEDディスプレイが「12.9インチモデル用のオプションかもしれない」とする情報筋の話も伝えられています。
ミニLEDとは従来の液晶+バックライト構造はそのままに、バックライトを微小なLEDに分割してローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせることで「エリア毎に消灯」を可能とする技術です。優れたコントラストやダイナミックレンジが期待されていますが、新技術ゆえに(大画面テレビでは採用例が増えつつありますが、モバイル機器としては)まだ薄型化は難しいのかもしれません。
またスピーカー設計には一部変更があり、側面のスピーカー穴の数は3分2に減らされ、穴の位置も一新されている模様です。
次期iPad Proのうち12.9インチだけがミニLEDディスプレイ採用の噂は、台湾のサプライチェーン筋からも伝えられていました。11インチに関しては有機ELを採用、つまり画面サイズにより採用技術が異なるとのディスプレイ専門家の予想もあります。
そして4月に登場すると噂されるのが、1つには第2世代のAirPods Pro。前モデルからは充電ケースのデザインが変更され、厚みは21mmのままだが高さ46mm、幅54mmに変わるとのことです。ちなみに現行AirPods Proの充電ケースは高さ45.2mm、幅60.6mmということで、デザインは変わるには変わるが劇的に、とは言えないようです。
今回のレポートではそれ以上の詳細な情報はありませんが、以前Bloombergは新型AirPods Proではではステム(持ち手部分の軸)がなくなり、よりコンパクトになる見通しを述べていました。とはいえ、アクティブノイズキャンセル機能などを小さな筐体に収めるのはやはり難しく、あまり野心的なデザインにならないかも、と但し書きを付けています。
最後にiPhone SE(第3世代)も4月に発表される新製品の1つとされていますが、こちらも詳細には言及されていません。
次期iPhone SEシリーズといえば、5.5インチまたは6.1インチに画面が大型化したiPhone SE Plus(仮)は側面にTouch ID内蔵電源ボタンを備え、2021年後半に発売されるとの有名アナリスト予測もありました。
まだ新型コロナ感染拡大がしばらく続きそうななか、マスクしたままロック解除しやすいTouch ID付き新型iPhoneが登場すれば人気を集めそうですが、世界的には苦戦しているとの調査結果もあるiPhone 12 miniの立ち位置がいっそう厳しくなるかもしれません。
Source:Macお宝鑑定団Blog(1),(2)
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