キヤノンEOS-1D X Mark II のダイナミックレンジは旧型から大幅に改善
dpreview に、キヤノンEOS-1D X Mark II のダイナミックレンジと高感度ノイズのテストが掲載されています。
・Canon catching up? Canon EOS-1D X II tested in our studio
•ダイナミックレンジのテストは、段階的にアンダーにして撮影し、現像時にACRで露出を持ち上げた。シャドー部の描写を見ることで、RAWファイルのダイナミックレンジを評価することができる。
•EOS-1D X Mark II は、+3EVまではα7R II と暗部のノイズ量が非常に近いが、4EV以上持ち上げるとキヤノンが後れを取っている。これはニコンのD750/D810と比べても同じことが言える。しかし、1D X Mark II のダイナミックレンジは、5Ds R よりも目に見えて良くなっており、そして直接のライバルであるニコンD5よりも良好だ。
•1D X Mark II は旧型の1D X と比べて、低感度のダイナミックレンジは大幅に改善されているが、高感度ノイズは同程度だ。1D X Mark II の高感度性能は、超高感度域ではニコンD5に遅れを取っており、42MPのα7R II と比べてもわずかに負けている。
•色に関しては、彩度が1D X より控えめになっており、5D Mark III と比べるとそれが顕著で、青とグリーンと黄色が薄い。これはニコンD5と比べても同じだ。
•EOS-1D X Mark II の低感度のダイナミックレンジは、これまでのキヤノン機よりも大幅に改善しているが、高感度性能はD5に遅れを取っている。キヤノンがフォトダイオードを分割するデュアルピクセルAF(この機能は革新的な動画AFを可能にしている)を採用しているにもかかわらず、このレベルのセンサー性能を実現しているのは賞賛に値する。
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