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ポケモン強し！　動員で『マレフィセント』を上回る　ジブリは初登場3位

　多くの地域で夏休み最初の週末を迎え、新作が続々と公開された19・20日の全国映画動員ランキング（興行通信社調べ）は、人気アニメ『ポケットモンスター』の劇場版17作目『ポケモン・ザ・ムービー XY 「破壊の繭とディアンシー」』が初登場1位に輝いた。2位はアンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』（興行収入では1位）。3位はスタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』が初登場でランクインした。

　『ポケモン・ザ・ムービー XY』とタイトルを改めた新シリーズ第1章となる今作は、19日に全国357スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員36万190人、興収3億9325万9400円を記録。海の日21日（月・祝）を合わせた3日間で動員51万7017人、興収5億5990万8500円となった。過去16作の累計興収712億円の大ヒットシリーズの人気はまだまだ健在だ。

劇場での対面式アンケートによると、男女比は67：33。年齢別では、小学生51.2％、幼稚園・保育園12.8%、30代以上（親世代）22.3％となり、ファミリーや小学生、未就学児童を中心としたポケモンファンの子どもたちが駆けつけた。また、映画鑑賞でプレゼントされる幻のポケモン・ディアンシーを受け取るために、ニンテンドー3DSを手にした子供たちも数多く見受けられたという。

　2位の『マレフィセント』は公開3週目ながら、土日2日間に動員35万746人、興収4億7992万4000円で興収順では1位となり、公開15日間で動員200万人、16日間で興行収入30億円の大台を突破した。

　3位の『思い出のマーニー』は、全国461スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員28万5234人、興収3億7886万5500円。イギリス児童文学の古典的名作を原作に、心を閉ざした12歳の少女・杏奈と、謎の金髪の少女・マーニーが過ごすひと夏の思い出と心の成長を描く。

　4位には『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦！黄金の果実争奪杯！／烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』が初登場。全国309スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員13万8528人、興収1億6983万5850円だった。全国313スクリーンで公開された『プレーンズ2／ファイヤー＆レスキュー』は7位に初登場。土日2日間で動員6万5459人、興収7729万3200円をあげた。

◆全国映画動員ランキングトップ10（2014／7／19〜20）
※★＝公開初週、▽＝前週よりランクダウン

【1】★　ポケモン・ザ・ムービー XY 「破壊の繭とディアンシー」
【2】▽　マレフィセント
【3】★　思い出のマーニー
【4】★　劇場版 仮面ライダー鎧武／烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE
【5】▽　オール・ユー・ニード・イズ・キル
【6】▽　好きっていいなよ。
【7】★　プレーンズ2 ファイアー＆レスキュー
【8】▽　アナと雪の女王
【9】▽　超高速！参勤交代
【10】▽　呪怨 −終わりの始まり−
(抜粋)