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2022年12月31日

かがみの孤城

2022年の大晦日です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
管理人は、昨日(12/30)と明日(1/1)が仕事なので、まったく年末年始という気分にならず、せっかくの休日だから、という理由で朝から映画を観てきました。
本日鑑賞したのは「かがみの孤城」
原恵一監督の最新作です。
原監督は「クレヨンしんちゃん」の劇場版ですっごい傑作を作った方です。アニメ映画監督の中で「紫綬褒章」を貰っている稀有な方。実力は折り紙付き。
原作は辻村深月さん。作家です。それもベストセラー作家。アニメの脚本も書いています。「ドラえもん のび太の月面探査記」の人です。
原作・監督が鉄板なので、絶対外さない映画だと思っていたら、うわ、この大晦日に今年のベストが出てしまったかも、という驚きに震える作品でした。はい、傑作です。
kagaminokojyou01.jpg「かがみの孤城」
2022年12月公開 上映時間:116分
監督 原恵一 原作 辻村深月
制作 A-1 Pictures

この年末年始は「スラムダンク」や「アバター2」など、面白い作品や気になる映画がいっぱいですが、映画館で見る映画を決めていない人がいたら、ぜひ選んで欲しい。たぶん一生忘れない映画になるでしょう。
といいつつ、ちょっとご注意。
決して楽しいだけの映画ではありません。原作では「すべての生きづらさを抱えている人たちへ」と宣伝されているように、ちょっと内容は重い。
それから、アニメは、今風のCG全開とか、派手なアクションとか、すごいメカとか、ありません。
原監督の作品を何本か見ている方なら分かると思いますが、地に足がついています。奇を衒わず真っ向勝負の映画です。なんで実写じゃないの、という疑問を持つ人が出るぐらい地味に抑えています。でもアニメだから良いのです。なぜならアニメは100%制作者のイメージで成立するものだから。キャラクタのどんな小さな動きや芝居も、洋服や髪の揺れも、背景や小道具の細部に至るまで一切の偶然がなく、完全にコントロールできるからです。原監督はそれが出来る監督なのです。

この作品は、ファンタジーな設定にミステリーが乗っかったような構造になっていて、謎ときの部分では登場人物より先に仕掛けが分かってしまうかもしれません。
それでも大丈夫。ご安心ください。
優れた作品の多くがそうであるように、ストーリー(プロットといっても良いです)とドラマ(管理人は感情の流れ、エモーショナルな流れをこう呼んでいます)との両輪が上手く噛み合っているのが傑作なのです。
プロットが先読みできたからといって、そこで興味が途切れるものではありません。
人が人を想うドラマが最後まで皆さんを楽しませてくれると思います。

管理人がこの映画で唯一残念だったのは、「来場者記念特典」が貰えなかったことかな。
公開1週間でもう無くなってしまったのだろうか。それとも劇場入口のお姉さんが渡し忘れたのか?
この特典は、「かがみの孤城」の〈その後〉のシーンが描かれたポストカードです。
原作者・辻村深月の原案を原恵一監督とともにアイデアを膨らませ、キャラクターデザイン・佐々木啓悟氏(A-1 Pictures)がイラストで描き下ろしたものです。
映画を観た人は、もの凄く欲しくなるカードです。
見たい。欲しすぎる。
posted by ゆうすけ at 13:50 | TrackBack(0) | 映画・TV

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銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコンコピーライトマーク卵酒秋刀魚さん。
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