管理人は本日(2022.2.19)接種しました。
1回目と2回目がファイザーで、3回目がモデルナでした。なんか副反応がいちばん出やすい組み合わせらしい。
ということで、注射の後はおうちでおとなしく映画を鑑賞しておりました。
先日NETFLIXに加入したので(「地球外少年少女」を観るためだけに)、せっかくなのでそこのコンテンツから選択しました。
選んだのは「ミッドサマー」
「ミッドサマー(Midsommar)」 2019年製作/アメリカ 監督・脚本 アリ・アスター |
アリ・アスター監督は、前作が長編デビュー作で、「ヘレディタリー 継承」というホラー映画を撮っています。これが2作目です。
この「ミッドサマー」は、ジャンル的には「ホラー」にカテゴライズされていますが、どうなんだろう? なんかちがうんだけどな。ざっくり言うと、旅行先でトラブルに遭う話です。
あらすじはこんなかんじです。
「不慮の事故により家族を失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人たち5人でスウェーデンを訪れた。彼らの目的は奥地の村で開催される「90年に一度の祝祭」への参加だった。太陽が沈むことがないその村は、美しい花々が咲き誇り、やさしい住人たちが陽気に歌い踊る、楽園としか形容できない幸福な場のように思えた。しかし、そんな幸せな雰囲気に満ちた村に不穏な空気が漂い始め・・・」
あまりこの映画が好きですと他人には言わないほうが良いのですが、じつは好きです。かなり好き。
監督のセンスが好きなのかもしれない。
前作はいまいちピンとこなかったのですが、この映画で確定しました。ああ、オレはこの監督が好きなんだと。
なんといっても映像が美しいのです。白夜の国で、白いリネンのドレスを着たお姉さんたちが歌い踊っています。ヒロインのお花で飾られた衣装(写真参照)、どうですか。スゴイですよね。小林幸子もビックリだぜ。
後半になると映像のなかにCG処理が増えて来て、なんか花とか背景とか料理とか、もぞもぞ動くんです。
なんかワクチンの副反応で、自分の脳がバグっているのかと思いました。ドラッグ感がヤバいです。
わざわざ長いディレクターズカット版を観たのですが、世間的には「だるい」とか言われてるようですが、すっごく楽しめました。できればこちらを観た方が良いです。
この監督はけっこう性根が腐っているみたいで、前作もこの作品もそうですが、登場人物に全然感情移入できません。
出てくる奴はみんないけ好かない連中。好感度が高いやつが皆無。
そのせいで、どんな悲劇が待っていようと(冒頭の10分ぐらいでハッピーエンドな映画でないことは誰にでもわかるようになっています)わりと平気です。
基本的に映画の半分以上はスウェーデンの一部地域で行われる特殊な「お祭り」(創作です)を実況中継している内容なので、観光気分で眺めていると楽しいと思います。
この映画が好きだと言えるようになれば、なかなか見どころのある変態かと存じます。
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