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2020年05月25日

龍の歯医者

某日、日曜にもかかわらず当直仕事で職場にカンヅメになっていました。
定時の巡回とかはあるのですが、基本的にはヒマなので(ただし外出不可)、宿直室で録画しておいた映画などをぼんやり見ることが多いわけです。
そんなわけで、2本立て興行を開催しました。
1本目は西部劇。クリント・イーストウッド主演で、ドン・シーゲル監督が撮った「真昼の死闘」。
マカロニウェスタンのような邦題ですが、いちおうハリウッド映画。ちなみに最後の戦いは夜中です。
原題は「TWO MULES FOR SISTER SARA」。「シスターサラの2頭のラバ」という意味ですが、尼僧のサラが実は主役なのです。シスターサラはラバに乗るとき、ずっとお尻をペチペチ叩きます。妙に可愛いよ。

2本目は戦争もの。 2014年のロシア映画「スターリングラード」。 3時間の大作ですよ。
ロシア側からの視点でスターリングラード市街戦を描いています。
内容としては、ヴォルガ川近くのアパートの争奪戦です。全然大作じゃないね。
特に史実に基づいた話では無いのですが、日本でダイジェスト版をアニメ化するとぴったりくるような、絵に描いたような映画です。

ということで、2本続けて映画を観て、いいかげん疲れたところで、ディスクに録画されていたアニメが連続再生されてしましました。
始まったのが、「龍の歯医者」。
2017年にNHKで放送されたTVアニメです。前・後編の2部作。
製作は「エヴァンゲリオン」のスタジオカラー。
原作・脚本は「ID」の舞城王太郎。監督は鶴巻和哉。
すでにこの作品は一度見ていたのですが、始まってしまったら目が離せない。
舞城王太郎のイメージの豊かさは驚くばかりです。彼の作品に滾っている暴力性は、好悪の分かれるところですが、私は大好きなので仕方ない。
細かな設定やあらすじなどは紹介する気もないし、他人にお勧めする気もないけれど、自分にとってこんなに好きな作品も珍しい。
スタジオカラーは、この作品を作るために生まれた会社じゃなかったろうかと思うぐらい。
これを見ると、「ID」はスタジオカラーが作るべきだったなあと思う。

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posted by ゆうすけ at 20:07 | TrackBack(0) | 映画・TV

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銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコンコピーライトマーク卵酒秋刀魚さん。
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