ビジネス英会話 男の英語

【男の英文法_0068】不定詞_it・・・to~構文の注意点その1

ビジネス英語　男の英文法では、トレーニングをがんばっていますよ〜。
「不定詞」は、わたしが英文法でも一番苦手というか、きらいな文法です。
英会話では、「不定詞」を気にもせずに話していましたが、出来るだけスルッと自分の意思を伝えたいので、嫌でもじっくりと「不定詞」をやり直したと思います。英会話で不定詞は、ものすごく使います。重要です。

＜今日のお題＞不定詞_it・・・to~構文の注意点その１
男の英語では、「英語トレーニングでだれでも使える英語」をめざしていますので、わたし自身の言葉で、かなり噛み砕いてトレーニングしていきたいと思います。（自分に言い聞かせています。）

それでははじめます。

不定詞の形は「to + 動詞の原形」です。
何回もですが、「不定詞とはなにか？」おさらいしてみると、「to + 動詞の原型の形にすることで、動詞が名詞になったり、形容詞になったり、副詞になったりと不特定に品詞を変えて使えるので不定詞という。」でした。

不定詞の副詞的用法は、一般の副詞と同じで、前の動詞や形容詞を修飾する役割を持ちます。
不定詞の副詞的用法で覚えなくてはならないのは、4つの使い方です。
�@目的 「〜するために」
�A感情の原因 「〜して〜の感情になった」
�B判断の根拠 「〜するとは、…な性格だ」
�C結果 「〜その結果〜」

不定詞は動詞を名詞、形容詞や副詞に変化させる便利な詞です。
ここまでは、不定詞をおさらいして解ってきた。
しかし、まだまだ不定詞では、知らないといけないことがたくさんある！

今日のテーマは、「it・・・to~構文の注意点その１」です。
「it・・・to~構文というと、itは形式目的語とか形式主語とかいわれているもので、to不定詞がくることは当たり前と思ってはいけない。」ことを知っておかなければいけません。

この注意ポイントってどいうこと？と疑問に思うかもしれません。
とりあえず、下記の文を見てみましょう。

We thought it strange for him to have done such a thing.

これってit・・・for ・・・to~の構文じゃないかなと推測します。
そして、この文と同じ意味になるように下記のような文へ変換してみます。、

We thought that it was strange for him to have done such a thing.

なるほど、itがfor him以下を示す形式目的語であることが明確になります。
it・・・for ・・・to~の構文かなと思った推測は正しいことが確認できました。
ですので、日本語に訳すと、「彼がそんなことをしたなんて不思議だと思った。」となります。


次の文はどうでしょう？

It is hard for student to believe but ・・・

同じように「これってit・・・for ・・・to~の構文じゃないかな」と推測します。
日本語に訳してみると、「学生たちが・・・ではないと信じることはむずかしい。」となり、
なんとなくよさそうです。

しかし、butが気になります。
考えてみるとbutは、「しかし」という言うふつうのbutです。
そして、for・・・to~は、hard（形容詞）を修飾する副詞的用法の不定詞です。

あれれ？itがto不定詞の形式主語でないとすると、Itは、butの内容を漠然と指す代名詞だな。そして、itは、形式主語ではないな。と気がつきます。
ここが、今回のit・・・to~構文の注意点なんです。

この文を日本語に訳すなら、「こんなことを言うと学生たちには信じがたいかもしれないが、しかし・・・」が適切です。
It is hard for ・・・to~の形だけを見て、「あっ！形式主語のitだな」と考えると全然違う意味になってしますわけです。
つまり、なんでもかんでもitとto~とを結びつけるわけにはいかないということなんです。
itは、形式目的語とか形式主語とかいわれているもので、to不定詞がくることは当たり前と思っていると、間違えて理解することがあるわけです。

今回のテーマは、すこし難しいと感じたかもしれません。
しかし、今回のテーマも実際にビジネス英会話で使われる頻度が高いです。
こう言うポイントを抑えておかないと、ビジネス英会話やビジネス文書で「誤解」が生じやすいのです。ちょっと気にとめておくだけでも、誤解を予防することができます。


[PR]
☆たびらいツアー予約

☆We host your creativity. 『 HETEML 』

☆[Dell]決済後最短翌日出荷！＜即納モデル＞